2002年東亜ソウル国際マラソン 2002年3月17日

昨夏の世界陸上はケガで実力が発揮できないまま終わってしまった藤田選手が、久々のマラソンで復活を印象づけてくれました〜!
レースは最初、ラビットだったのか、はたまたただの目立ちたがりか、謎なロシア選手が飛び出しましたが、有力選手はだれも追わずうしろで大集団となったままレースは推移しました(たぶんラビットだったんでしょうけど、あれでは意味ナイ…)。結局レース中盤でロシア選手は棄権。集団がそのままトップグループとなって、戦いは終盤へー。
藤田選手はさかんに回りを気にしたり位置どりを変えたりと、まるで日本最高を出したときを思い出させるような雰囲気でした。これは行けるかも…。その思いを裏づけるかのように藤田選手は、35kmを過ぎてしばらく行ったあたりで最初のスパート。唯一スペインの選手にはつかれましたが、それも二度目のスパートで突き放し、あとはどんどん差を広げていってゴールに飛び込みました。
タイムは2時間11分台でしたが、「強さ」を印象づける堂々の勝ち方だったのではないでしょうか。今後はケガにだけは気をつけて、がんばってほしいです。

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