2003年
グランプリファイナル

 概要

開催日 2003年2月28日
2003年〜3月2日

Men

エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)
イリヤ・クリムキン(ロシア)
ブライアン・ジュベール(フランス)
アレクサンダー・アブト(ロシア)
李成江(中国)
張民(中国)


 


女子は下馬評どおり、コーエンがファイナルを制しました。
改めてビデオで彼女の演技をじっくり見て思ったのは、非常にポジションがきれいだということ(今さらですが)。なのに、そのわりには「うっとりさせられる」とか「魅了される」という要素も少ないこと、です。かといって「元気ハツラツ」なわけでもなく…。嫌いなタイプではないのですが、大好きにもなれない、かな(フィギュアじゃなくて体操選手なら好きになるかも)。
それにしてもなんで彼女は、あんなに簡単にジャンプを失敗してしまうのでしょう…? ジャンプで崩れやすいタイプの選手って、成功したときでも安定感に欠ける面があるのですが、彼女の場合はクリーンなときは「失敗しそうにない」感じがするんですけどね。不思議だ…。
地元ロシア勢2人は、どちらも良くなかったです。拍手と歓声だけはすごかったけど…。
特にスルツカヤは、名前だけで2位に入ったって感じがします。あの演技で荒川さんより上の点がつくとは。スルツカヤらしさのかけらも見えなかったですね。あれでは1か月後の世界選手権には、どっちにしても間に合わなかったでしょうね。
ボルチコワもあいかわらずジャンプが不安定で、あと上半身の動きが鈍い(重い)のが私好みではないです。
4位に入った荒川さんは、つくづくショートでの出遅れが痛かった! フリーは、テレビ中継のなかったAも悪くなかったみたいだし…。最後のBの演技もまずまずの出来だったと思います。ただ、五十嵐さんも言われてましたけど、さすがに疲れぎみだったのかなー。全体的に「気合い」が足りないような気もしました。それでも、グランプリ初出場(しかも繰り上がりで急遽)にしては、上々の出来だったんじゃないでしょうか。
村主さんはなんだか元気が感じられなかったですね。彼女の演技って流れるようなスピードだけじゃなくて、ダイナミックさも大きな持ち味だと思うんですが…。ジャンプに関しては、不安定なランディングばかりが目につきました。
とにかく、このシーズンの彼女は波が大きすぎました。やっぱ、なんだかんだいっても村主さんが日本のエースだと思うし、来季はもうちょっと安定してほしいなぁ…。
 

Ladies

サーシャ・コーエン(アメリカ)
イリーナ・スルツカヤ(ロシア)
ヴィクトリア・ボルチコワ(ロシア)
荒川静香(日本)
エレーナ・リアシェンコ(ウクライナ)
村主章枝(日本)

Pairs

タチアナ・トットミアニア/マキシム・マリニン(ロシア)
申雪/趙宏博(中国)
マリア・ペトロワ/アレクセイ・ティホノフ(ロシア)
ユリア・オベルタス/アレクセイ・ソコロフ(ロシア)
ドロタ・ザゴロスカ/マリウス・シュデク(ポーランド)
アナベル・ラングロワ/パトリス・アルチェット(カナダ)


ペアは意外にも(といっては失礼かもしれませんが)、トットミアニア/マリニン組の優勝となりました。あいかわらず、そんなに「魅せる」演技でもなかったと思いますが、失敗が少なかったのと、あと、地元の利は否定できないんじゃないでしょうか。
中国ペアは、ジャンプのミスが多かったのが残念。やっぱりこの2人の持ち味は、あの豪粋さですもんね。ただ、なぜかいつもズレるスピンが揃っていたのは、ちょっと意外。でも、スピンなんてバラバラでもいいからジャンプ決めて!って思っちゃいました(笑)。この2人に関しては。
ペトロワ/ティホノフ組は、無難な演技でしたね。スロージャンプでの、ペトロワのランディングのポジションが、キレイじゃないなあ…などと、あら探しをしつつ見てしまいました。
なんていうか、やっぱロシア(旧ソ連)って、ペアはもう「お家芸」だし、正直、もっとすごい組は今までにいっぱいいたよなぁなんて思っちゃうんですね。1位と3位のペアは、なんとなーく「役不足」という感じが否めなかったのでした。
 


 

Ice dancing

イリナ・ロバチェワ/イリヤ・アベルブフ(ロシア)
タチアナ・ナフカ/ローマン・コストマロフ(ロシア)
アルベナ・デンコワ/マキシム・スタビースキー(ブルガリア)
エレーナ・グルシナ/ルスラン・ゴンチャロフ(ウクライナ)
ガリト・チャイト/セルゲイ・サカノフスキー(イスラエル)
マリーフランス・デュブレイユ/パトリス・ロウゾン(カナダ)

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