2006年のトピックス   

1月1日
全日本実業団対抗駅伝は、今年もコニカミノルタの優勝で終わりました。あとから考えてみれば、2区の松宮隆行選手がトップに立ったところで、勝負はすでに決まってたんですよねー。続く3区、4区ではトヨタ自動車九州に後れをとりましたが、5区の松宮祐行選手が再び先頭に出ると、あとは危なげないレースを見せて、4時間44分54秒で2年連続五度目の優勝を果たしました。
対抗馬と見られていた中国電力は、1区の出遅れが響きました。日本トップクラスの選手が揃う、層の厚さはさすがでしたが、それでも2位まで追い上げるのがやっとでしたねー。最後、もっと競り合ってくれればおもしろかったのですが、結局一度もトップ争いにはからめないまま終わってしまいました。
私的に一番見応えがあったのは、富士通の6区・藤田敦史選手でしたね。故障で苦しんでいる期間が長く、先日の福岡国際マラソンで復活は果たしたものの、まだ全盛期の力には及ばないと思ったのですが…。見事に区間賞を獲得して、チームを3位まで押し上げました。なんというか、走ってるときの安定感は、ずば抜けたものがありましたねー。もちろんエース区間に回れば、また違ってくるかもしれませんが、現時点では充分な走りでした。とにかく、後ろから「迫ってくる〜!」っていう感じで迫力がありましたね。
以下、4位ヤクルト、5位ホンダ。6位のトヨタ自動車九州も、いったんはトップに立ってレースを盛り上げてくれました。特に、若手のホープという感じだった三津谷選手が堂々としてきて、こちらも今後にますます期待できそうです。

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