2004年のトピックス           10 11 12

9月28日
トリノ五輪の大会マスコットが、組織委員会から発表されました。世界中から集まった中、ポルトガルのアルブケルケさんの作品が選ばれたそうで、雪をイメージした丸顔の「ネーベ」と、氷の四角い顔をした「グリツ」のペアだとか。
考えてみたら、トリノまであと1年半なんですよね。アテネが終わると、いっそう近づいてきた感じで…きっと、あっという間に開幕を迎えることになるんだろうなー。

9月26日
白馬で、スキー・ジャンプのサマーグランプリ最終戦が行われ、葛西紀明選手が6位に入りました。夏のシーズンも、最後まで安定した成績を挙げてくれたなーという感じです。冬のW杯でも、日本勢を引っぱっていってほしいですね。葛西選手自身の持つ「W杯最年長優勝記録」の更新はなるでしょうか。
以下、東輝選手は10位、伊東大貴選手は13位、宮平秀治選手は18位、山田大起選手は19位、船木和喜選手は2回目に進めませんでした。優勝は、マルティン・ヘルバルト選手(オーストリア)でした。
なお、総合優勝はアダム・マリシュ選手(ポーランド)。なんでこの人、こんなに強いんでしょう?

9月24日
スキー・ジャンプの国際サマーグランプリ、長野で行われた第6戦で葛西紀明選手が3位に入りました。なんというか、この人は「衰える」って言葉を知らないのでしょうか。サマージャンプでも最初からほぼずっと、好成績を維持してますからねー。東輝選手も10位に入り、以下、宮平秀治選手11位、伊東大貴選手15位、山田大起選手21位、船木和喜選手26位という結果でした。優勝はノルウェーのフォルファング選手でした。

9月13日
オーストリアで12日に行われたスキー・ジャンプのサマーグランプリ第5戦で、宮平秀治選手が3位に入りました。このところ、あまり調子が良くないのかなーと思っていたのですが、ちゃんと順位を上げてくるあたり、さすがベテランという感じです。
反対に、葛西紀明選手は9位と、少し調子が下降ぎみ? といっても、しっかりトップ10はキープしてるんですけどね。あと、少し上向いてきたかなーと思った船木和喜選手が、19位とまた順位を下げてしまったのが残念。
また、伊東大貴選手は13位、東輝選手は17位で、上位に上がりきれないのがもどかしい感じがします。特に若手の伊東選手には、がんばってほしいんですけどねー。ベテラン健在はうれしいことですが、若手ももっと出てきてくれないと、今後がとっても不安になっちゃいますから。

9月12日
アメリカで行われたフィギュアのジュニアグランプリ、第3戦の女子シングルで、浅田真央選手がショート、フリーとも1位をとって優勝しました。彼女はまだ中学2年生で、今季からようやくジュニアの大会に出られるようになったばかりなのですが、フィギュアファンの間ではすでに超有名人。ジュニアデビューを、楽しみにされていました。
ただ、今回の大会には、昨年の世界ジュニアで2位に入っている、アメリカのメイスナー選手も出場するとあって、優勝は難しいかなーと思われてたんですよね。さすがに、ジュニア2位の選手に、いくら将来有望といえども、デビューしたばかりの浅田選手が勝つ可能性は、あまり高くないですからねー。しかも、メイスナー選手の国、アメリカでの開催だし。
…とまあ、これだけ不利な条件が揃っていながら、あっさりと勝ってしまったのはすごいです。まだ、未熟な点は多々あるんですけど、彼女の滑りは、ものすごく人を惹きつけるんですよね。そのへん、伊藤みどりさんを彷彿とさせるものがあります(タイプはかなり違うのですが)。このまま順調に伸びていって、ぜひぜひ「バンクーバーの星」となってほしいものです(トリノはまだ出られないので)。
なお、日本からもう1人出場した水津瑠美選手は5位、男子の織田信成選手は4位、斉藤直人選手は8位でした。

9月6日
11月4日から行われる、NHK杯国際フィギュアスケートの出場予定選手が発表になりました。といっても、このエントリー自体は何か月も前から出ているのですが…。マスコミに「発表」はしてないだけで。
ご存じの方も多いとは思いますが、この大会は世界6か国で行われる「グランプリシリーズ」の3戦目にあたるもので、けっこういい選手が出場してきます(その年によって「当たりはずれ」はありますが)。フィギュアファンにとっては、唯一、国内で世界トップクラスの選手にお目にかかれる大会なので、毎年のようにチケット争奪戦が繰り広げられてます。ちなみに、男子シングルのときなんか、会場内には黄色い声が飛び交ってたりして…。
で、今年のNHK杯の女子シングルに日本から出場するのが、世界チャンピオンの荒川静香選手、世界ジュニアチャンピオンの安藤美姫選手、それから恩田美栄選手。やっぱ、昨シーズンに世界女王となった荒川選手が、今年どういうプログラムでくるのかが楽しみです。すでに、お披露目はされているようですが、全国にテレビ中継されるのは、これが初めてですからねー。もちろん、若い安藤選手がどのくらい成長しているか、環境をがらりと変えて取り組んでいる恩田選手の変身ぶりはいかに?と、興味は尽きません。
ただ、外国勢があんまり豪華じゃないのは残念かも。ロシア勢(ソコロワ選手、ボルチコワ選手)が、今季復活してくれてたらおもしろくなるんですけどねー。
反対に、男子シングルのほうはかなり豪華な顔ぶれのようですが、私はとりあえず、故障の癒えた本田武史選手の滑りが見たいです。
今年は名古屋だし、無理してでも行くべきかどうか悩み中です。

9月5日
スキー・ジャンプの国際サマーグランプリ団体で、日本チームは3位となりました。メンバーは、船木和喜選手、東輝選手、伊東大貴選手、葛西紀明選手。今回、宮平秀治選手は入ってなかったんですねー。
ところで、優勝はノルウェーだったのですが、ここは一時期、日本より低迷していたチームなんですね。それが、「飛ぶウエア」を着始めてから成績が上向いてきて、このところはずっと上位を占めるようになりました。
ウエアは、風をより多く受けられるようにと、太ももの半分くらいのところに股がきてるヤツなんですけど(かなり短足に見える)、そろそろこのウエアも規制されるんでは…といわれつつ、まだそういう話は出てこないですねー。ほかにも、背中の部分が落下傘のようになってる…とか、聞いたことがありますけど、もしかしたらそれ以外にも、新機能てんこ盛りのウエアが開発されてるのかも。
なお、この前日(4日)には個人ラージヒルが行われていて、日本勢のトップは船木選手の7位でした。船木選手がこの手の大会で一桁順位に入ったのって、ものすごーく久しぶりのような気がします。125m、126.5mと、2本とも揃えてきてるし、今季はもしかしたら、復活した姿が見られるでしょうか?
そのほか、葛西選手は11位、東選手21位、伊東選手22位、宮平選手29位で、山田大起選手は2回目に進めませんでした。優勝は、ポーランドのアダム・マリシュ選手だったのですが、彼はこれで開幕3連勝なんですよねー。いいかげん、強すぎます〜。

 トップページ日々の雑記−今日のトピックス・過去ログ冬の競技2004年9月