2002年のトピックス         10 11 12

3月30日
水泳のジュニアオリンピック男子200mバタフライで、松田丈志選手が1分54秒13の短水路日本新記録をマークしています。

3月29日
陸上長距離の高岡寿成選手が、10月のシカゴマラソンに出場予定とのこと。高岡選手は5000mと10000mの日本記録保持者で、年末のマラソン初挑戦では2時間9分41秒で走っています。アテネ五輪はマラソンで、という高岡選手。ここはスピードを生かした好記録を期待したいところです。

3月28日
10月に韓国の釜山で行われるアジア大会の、マラソン代表が決定しました。男子は武井隆次選手と清水康次選手、女子は弘山晴美選手と大南博美選手となっています。アジア大会で優勝すれば、翌年の世界陸上代表→メダル獲得→五輪代表、というのも夢ではないので、ここはみんな本気で勝ちにいくでしょう。弘山選手はシドニーの選考漏れで有名になりましたが、彼女のスピードは本当にすばらしいんですね。ここはぜひとも五輪につながるような走りをしてほしいものです。
水泳のジュニアオリンピック、競泳男子200m個人メドレーで、三木二郎選手が1分57秒20の短水路日本新記録をマーク。従来の記録を2秒も縮める好記録でした。
同じく水泳の話題。山野井智広選手がプロ化を申請しました。承認されれば、現役では最初のプロ選手となります。ちなみに山野井選手は、昨年の世界選手権男子50m自由形で銅メダルを獲得していて、資格は満たしています。本決まりになれば…もしかして「筋肉番付」とかに登場したりするのでしょうか…。(まあ、あれにはプロ化してない選手も出演してますけど)

3月27日
2005年の世界陸上に、モスクワが立候補を表明しました。この大会は当初ロンドンに決まっていたのですが、それが返上となり、開催地を選びなおすことになっています。現在ほかに、ベルリンやブリュッセル、ブダペスト、ヘルシンキ、ローマが名乗りを上げていますが…。また日本はその次、2007年に立候補するらしいです。日本でやってくれたらうれしいけど、また負けるのはいやだなあ…。(←北京に負けた屈辱が忘れられない関西人)

3月26日
市橋有里選手(シドニー五輪マラソン代表)ら3人が所属する東京ランナーズ倶楽部が、テレビ朝日とスポンサー契約を結びました。市橋選手らには以前は別々のスポンサーがついていたのですが、それを住友VISAに一本化したとたんにVISA側が降りてしまい、今までスポンサーなしでの活動が続いていました。契約期間は1年間ですが、とりあえずは資金面の不安が解消されたということで、思い切って競技に取り組んでほしいもの。でもこれからは、胸に「テレビ朝日」なんてロゴが入ったユニフォームで走るんでしょうかね。
8月に横浜で水泳のパンパシフィック選手権が開かれるのですが、そこで世界新を出した選手と日本人の金メダリスト、各日の最優秀選手に100万円の賞金が出ることが発表されました。ちなみにこの大会、あのイアン・ソープ選手の出場が、すでに決定しています。専門の自由形だけでなく背泳にも出る意向で、なんだか根こそぎ賞金持ってかれそうな予感が…。ちなみに日本代表は6月の日本選手権で決まります。
あのシドニーの判定に泣いた柔道の篠原信一選手が、4月1日付で母校の天理大柔道部監督に就任することが発表されました。篠原選手は今のところ試合には出場していないのですが、引退ということではないようです。監督を続けながらの現役続行は大変だと思いますが、いつかあの悔しさを晴らしてほしいですね。

3月23日
陸上の世界クロスカントリー選手権で、山中美和子選手が4位と健闘を見せました。同じ女子の長距離でも、マラソンとちがってこちらはアフリカ勢の天下。4位なんてこれまで夢の数字だったのに…。ほんと、がんばりました!

3月21日
水泳の全米選手権で、男子200m背泳ぎに世界新が誕生しました。記録を出したのは18歳のアーロン・ピアソル選手で、1分55秒15でした。なんだか日本との距離が、ますます離れていきそうですね。

3月20日
ここのところ故障続きだった陸上長距離の千葉真子選手が、4月21日のロッテルダムマラソンに出場の意向のようです。旭化成時代から何度もケガに悩まされているだけに、ここはぜひとも万全の体調でいってくれますように…。せっかく小出監督についてるんだから、高橋さんのいいところをいっぱい盗んでほしいですね。

3月17日
東亜ソウル国際マラソンで、藤田敦史選手が優勝! 昨夏の世界陸上はケガで実力が発揮できないまま終わってしまった藤田選手が、復活を印象づけてくれました。35km過ぎで最初のスパート、付かれた選手も二度目のスパートで突き放して勝利を確実にしました。タイムは2時間11分台でしたが、堂々の勝ち方だったのではないでしょうか。今後はケガにだけは気をつけてほしいです。くわしくは「陸上競技観戦記」のページでどうぞ。

3月14日
秋に行われる釜山アジア大会は、少数精鋭で臨むと決まりました。エントリーの基準は、最低でも入賞ラインだそうです。前回は選手629人、役員327人を派遣しましたが、今回はそれよりかなり少なくするとか。やはり、ソルトレークの結果も影響してるんでしょうねー。海外五輪では過去最大の選手団でメダル2個、というのは痛かったのかな。いろいろ批判も浴びたようだし。まあ、いても意味のない役員のおじさんはいらないと思いますけどね。

3月13日
田村亮子選手が、ついに練習を再開しました。心配された右ひざの痛みもなかったということで、まずは一安心といったところ。1か月後の全日本選抜体重別選手権までに、どれだけ元に戻せるでしょうか。
こちらもケガで苦しんでいた、マラソン日本最高記録保持者の藤田敦史選手が、17日に行われる東亜ソウル国際マラソンに出場します。出るとは聞いていましたが、正式に発表されたことでますます期待もふくらみそうです。

3月11日
柔道の田村亮子選手が、4月の全日本選抜体重別選手権に向けて練習を再開するそうです。右ひざ靱帯断裂のケガからは、徐々に回復しているようですが…。1か月後の試合で、彼女のスピーディーな柔道が見られることを期待しましょう。

3月10日
名古屋国際女子マラソンで、初マラソンの野口みずき選手が2時間25分35秒の好記録で優勝しました。野口選手は早い時点でトップに立ってレースを作るなど、初めてとは思えない堂々としたレースっぷり! 以前からハーフマラソンでは抜群に強かったのですが、満を持してのマラソン参戦で長い距離にも充分対応できることをアピールできたのではないでしょうか。

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