2002年のトピックス         10 11 12

10月31日
ベルリンから1か月半。当初予想されたように、高橋尚子選手の東京国際女子マラソン(11月17日)出場が決まりました。この大会で2時間26分を切って日本人1位になれば、来夏の世界陸上パリ大会への出場が決まり、そこでメダルを獲得すると五輪代表が内定することになります。はたして目論見通り行きますか…? まあ、タイムに関しては、彼女が普通に走れば簡単にクリアできそうな感じです。

10月30日
野球、ソフトボール、近代五種の、五輪での存続なるか…。投票は来月下旬のIOC総会で行われます。IOCのロゲ会長の見通しは、「小差になるだろう」とのこと。この言葉を信じるなら、存続の可能性もまだまだある…ってことですよね? 私はとにかく、ソフトボールだけでも五輪でやってほしいです。理由は、私の注目競技(笑)だから。野球に関しては、今のままなら実施しても意味ない…と思うので、なくなってもかまわないです。だって、金をとっても世界一じゃないですもんね。サッカーみたいに、23歳以下という枠の中で争うのならまだしも。ただ、日本男子がメダル圏内にいる、ほとんど唯一の球技がなくなるのは、単純に残念ではあります。

10月29日
よさこい高知国体で、開催県の高知が天皇杯(男女総合優勝)をとれないことが確実になりました。なんとこれは、39年ぶりのことだそうです。国体で必ず開催県が優勝するのは、私にとってかなり不思議なことでありました。地元だとなにか有利なんだろうか…とか、いろいろ考えたり…。国体開催にあわせて選手が動く(他県の出身者を数年前から地元企業、学校などに就職させる)と知ったときは、なんだかなーって感じでしたね。ここまでやってでも優勝しないといけないんだろうか…と。今回、開催県が天皇杯を獲得できなかったことは、かえってよかったんじゃないでしょうか。アカンかったらアカンでええやん!

10月27日
「よさこい高知国体」の秋季大会、いよいよ競技が始まりました。でも、陸上が前倒しにならなければ、テレビ中継があったのに…と思うと、ちょっと悔しい私であります(←あきらめの悪いヤツ)。が、まあ、それはそれとして…。この日、重量挙げの成年男子53kg級で、上原不二男選手がスナッチ105.5kgの日本新をマークししました。、もちろん、トータルでも優勝。「力持ち」の人たち、限界はないんでしょうか?

10月25日
シンクロの立花美哉選手と武田美保選手が、アテネ五輪までの現役続行を表明しました。昨年の世界選手権でデュエットでシンクロ初の金を獲得した2人ですが、今年のW杯ではロシアの前に涙をのみ、今後については言明を避けていました。シンクロって、体力的にものすごくキツイらしいし、2004年まで続けるかどうかはかなり悩んだでしょうねー。でも、決めたからには、前進あるのみ。今度こそ五輪での金を!(というか、2人はそれしか考えてないと思う)

10月24日
高知国体の陸上も、はや最終日。この日なんと、世界最高記録が誕生しました。といっても、「世界最高」の前に「年齢別の」って言葉がつくんですけど、それでも大記録にはちがいない。種目は少年男子B(高1と中3)3000mで、優勝したジョン・カリウキ選手(滋賀学園高)が7分51秒21、2位のメクボ・ジョブ・モグス選手(山梨学院大付高)が8分7秒89と、ともに15歳の世界最高記録をマークしました。1位のカリウキ選手は、中学時代からものすごい記録をたたき出してたんですよね。さすがに中学生の試合は見ない私でも、名前は知ってますから。で、高校に入ったらどうなるか…が興味の的だったんですが、期待に違わぬ活躍ぶりです。暮れの高校駅伝の滋賀県代表校はまだ決まってないですが、彼が1区を走ったとしたら、ギタヒ選手の持つ驚異的な区間記録も破れるのでは?と思ってしまいました。

10月23日
秋季国体の陸上が行われてます。男子ハンマー投げで室伏広治選手が勝った…には勝ったんですが、記録は77m台の割合平凡な記録でした。もちろん、室伏選手にとっては平凡でも、ほかの選手は遠く及ばないのですが…。
同じく国体。少年男子A(高校2、3年)の5000mで、3位(日本人1位)の大牟田高・土橋啓太選手が13分44秒91、4位の西脇工高・北村聡選手が13分45秒86の高校新記録をマークしました。はっきりいって、かなりハイレベルな記録です。日本人の高校生で初めて13分台を記録したのが、アジア大会のマラソン代表・武井隆次選手。それ以来、高校生の記録は伸び続けましたが、長距離自体の実力は低下ぎみなんですよね。ケニア人留学生とかを余裕で負かせるすごい選手って、現れてくれないかしら(笑)。それから、記録を出した2人が大牟田と西脇工ということで、暮れの高校駅伝も楽しみになってきました。やっぱり、この二校は強いですねー。

10月22日
アテネ五輪での、各競技の実施日時がほぼ決まりました。前回のシドニーは時差がほとんどなかったため、昼間の生中継はかえって見られなかったりしたのですが、その点ギリシャはかなりイイ感じ(笑)。柔道の決勝は日本時間の午後10時半、室内競技の決勝が行われる夜7時〜9時は午前1時から2時間。夜更かし型の人にとっては、絶好の時間帯ではあります(寝不足になりそうだけど)。

10月21日
全日本男子バレーボールチームに、外国人コーチを起用することになりそうです。候補者としては、元キューバ女子監督エウヘニオ・ヘオルヘ氏、元イタリア男子監督ジュリオ・ベラスコ氏などがあがっているそうです。…といっても、私なんぞ名前言われても???って感じですけど(笑)。ところで、全日本の外国人コーチは初めて。一瞬、サッカーのトルシエさんとか(なぜかジーコ氏ではなく)を思い浮かべてしまったんですが、よくよく聞いてみれば、監督は田中幹保氏のままなんですよね。あくまでもコーチということで、私のただの早とちりでした〜。でも、バレーのタイムのときに、外国人監督が身振り手振りで檄を飛ばしてたら、それはそれで楽しいんじゃないかなーと、お気楽に見てるだけの私は思ったりするのでした。

10月20日
26日から「よさこい高知国体」が開かれますが、陸上競技のみ、21日から行われます。注目は室伏広治選手…なんですけど、実は今回、どうやらテレビ中継がないみたいなのです。いつもはNHK教育で地味〜にやってて、ふだん見る機会の少ない高校生のレースで、「コイツは凄い!」なんて選手にお目にかかったりすることもあるんですよね(その昔、為末選手の400Hに大興奮しました)。今回も楽しみにしてたのに…残念! その他の高校生の試合で見るのって、高校駅伝ぐらいですからねー。

10月19日
今やお正月の風物詩となった感のある箱根駅伝の、予選会が行われました。ご存じだと思いますが、前年の箱根で9位までに入った学校は「シード校」として翌年の出場権を得ることができます。そして、残りの6つの枠をかけて予選会が実施されるわけですが、今回は少々様相が違うみたいです。これまでは、上位6校に入るのに熾烈な争いがあったのが、出場枠が20校になって、予選会通過校も10校と増加。そうなると箱根に力を入れる学校は、たいてい出場できますもんね。ただ、当日、トップとの差がどのくらいになるのかは、ちょっと心配です。15校でさえ最下位あたりの学校は、途中から繰り上げスタートばっかになるんだから、それより下のレベルの学校が増えたら、どうなってしまうなんだろう…。ただ、出場できなかった学校からの選抜選手で1チーム編成、というのは、ちょっとおもしろそうだなーと思うのですが。
アテネ五輪の男女マラソンは、現地時間で夕方5時半スタートということになりそうです。テレビ放映や観客の立場を考慮したなら、「午後5時半が最適」なんだとか。ちなみに日本時間だと、夜の11時半からなので、わりあい見やすくなるのではないでしょうか? ちなみにマラソンコースは、1896年の第1回大会と同じと、ちょっと楽しみではありますね。

10月16日
アジア大会陸上女子1500mで金、5000mで銅を獲得したインドのスニタ・ラニ選手が、ドーピング違反で失格となりました。Aサンプルの検査で禁止薬物ナンドロロンに陽性反応が出ていたため、予備のBサンプルを検査していたのですが、それも同様の結果に。ついに、メダルはく奪、記録抹消が決まってしまいました。市川良子選手の順位が1500m2位、5000m3位に繰り上がって、まあ、そのことだけとれば、「良かった」って言えるのでしょうか? ちょっと複雑ですけどねー。ただ、今回のアジア大会のドーピング検査は、そんなに厳しくない…と、どこかで読んだのですが、それでもはっきり陽性反応を示すって「なんで?」って感じです。ごまかせるとでも思ってたんでしょうか??

10月15日
15日夕方、アジア大会の日本選手団本隊が帰国しました。空港内で記者会見した小掛団長は、「深く反省している」と厳しい表情で語ったとか。特に陸上の不振におかんむりだった様子で、「4年後なんとかしないと世界陸上もない」とまで言われてしまいました(日本は2007年の世界陸上に立候補しています)。たしかに陸上のわずか金2個が、全体の足を引っぱったことは事実です。でも、たとえ目標の金10個を獲得したとしても、全競技での目標65個には遠く及ばない(今回獲得したのは44個)んだから、そこまで責任をなすりつけなくてもと思います。結局はすべてにおいて読みが甘かったのでしょう。考えてみればソルトレークのときも、「絶対にとれるわけがない」金メダルの数を挙げてましたよね。日本が惨敗して、彼らも少しは勉強したと思ったんですけどねー。「なにもかもがうまくいって、初めて可能な数字」を目標に掲げるのは、いいかげんやめてほしいです。

10月14日
釜山アジア大会最終日、男子マラソンでやはり日本は勝てませんでした。韓国のイ・ボンジュ選手との力の差は歴然ですね。予想はしていたけど、うーん、もうちょっと粘ってほしかったなぁ…。
ただ、競泳の北島康介選手が、大会のMVPに輝いたのはうれしいです。1082票のうち513票を獲得しての受賞ということで、もうダントツといっていいでしょう。しかも、日本の記者は北島選手には投票できないんですから(でしたよね?)。最後の最後でようやくいいニュースが聞けて、ほっとしました。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。

10月13日
釜山アジア大会第15日、私は男子リレーと女子マラソンの結果に、ものすご〜〜くショックを受けています。特に4×100mリレーは、とっておかなきゃならない種目だったし、もう、勝てると信じてましたから…。しかも悪夢はまだ続く…といった感じで、4×400mリレーはメダルさえ逃してしまいました。なんというか…今、言葉が見つかりません。そんな脱力感から脱するべく、サッカーの金を期待したのですが…。こちらもイランに敗れて銀。こちらはそれでも、「よくやった」とは思うのですが。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  自転車
   マウンテンバイク男子クロスカントリー 竹谷賢二
陸上女子1500m金・インドのスニタ・ラニ選手に、ドーピングの疑いが浮上しました。Aサンプルから筋肉増強剤のナンドロロンが検出され、現在はBサンプルを検査しているそうです。ナンドロロンといえばよく聞く薬品名で、正直なところ、なんでそんなわかりやすい薬使ったんだろう…なんて思ってしまうのですが…。もし違反=失格が確定すれば、日本の市川良子選手の順位は1500mでは2位に、5000mが3位に繰り上がることになります。
次回2006年のアジア大会はカタールのドーハで開催されますが、その日程が12月1日〜15日までと決まりました。現在、準備の遅れが指摘されているドーハですが、組織委員会会長は「2005年までにはすべての施設を完成できるだろう」と楽観しています。なんだかとっても「中東的」なお言葉ですよね(笑)。ちゃんと、4年後の12月に開幕できることを願いますわ。
シカゴマラソンで高岡寿成選手が、2時間6分17秒の日本最高で3位に入る大健闘を見せてくれました。日本最高というだけでなく、世界歴代でも4位に入るという好タイム。マラソン挑戦二度目にしての快挙です。しかも、25km付近で先頭に立ち、40km手前までトップで行ってしまうという積極的なレースを展開。さすが、長年にわたって日本長距離界をひっぱってきただけある…と思いましたねー。シドニー後、高岡選手がマラソンに挑戦する…と聞いたときは、トラックの力がそのままマラソンで通用するんだろうか…と危ぶんだし、年齢的にも当時すでに30歳?だったので過大な期待は抱いてなかったのですが、そんな考えはすべてふっとんでしまいました。高岡選手の実力は、ハンパじゃなかったです。次は、どの大会に出てくるんでしょうか?
同じくシカゴの女子で、渋井陽子選手が3位に入りました。日本最高をねらったタイムのほうは、歴代2位の2時間21分23秒。序盤の超ハイペースはさすがに維持できず、目標には1分半ほど足りませんでした。優勝したのは、最初からそのハイペースで引っ張った、イギリスのラドクリフ選手。なんと、2時間17分18秒というものすごい世界最高を樹立してしまいました。4月のロンドンマラソンで彼女の力に驚嘆しましたが、今回はそのときのタイムをさらに縮める力走。もう、脱帽です。それにしても、高橋尚子選手が女子で初めて2時間20分を切ってから、わずか1年と少し。世界はあっというまに2時間17分台まできてしまいました。2年後のアテネまでに、記録はどこまでいくのでしょうか?

10月12日
釜山アジア大会第14日、日程も残すところあとわずか。金メダルの数は思うように伸びてくれませんが、ここまでくるとなかばあきらめ気味になってます。まあ、日本が弱くなった…というよりは、アジア全体のレベルが上がったとも考えられますが。アジア地域の中でも高レベルの争いができてこそ、世界的にも活躍できるようになるんでしょうねー。ただ、やっぱ金メダルの数で、韓国にダブルスコアだけは勘弁してほしいなーと思うんですけど…。ちなみに現在韓国81個、日本43個。めちゃヤバイです。ちなみに中国は130個を越えていて、もう別世界(笑)です。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  馬術
   障害飛越団体…日本(岡崎、林、森本、小宮山)
  空手
   男子組手60kg級 今井謙一
釜山アジア大会のMVP候補が発表されました。日本勢で入ったのは、平泳ぎで世界新を記録した北島康介選手ただ1人。前回のバンコクでは、100mで10秒00のアジア記録を樹立し、短距離3冠に輝いた伊東浩司選手が選出されましたが、今回はどうなるでしょうか? ちなみに選出方法は記者の投票なのですが、自国の選手には入れてはいけないことになっているそうです(前回と同じなら)。つまりは他国の記者に強い印象を与えなければいけないわけですね。世界新はけっこうなインパクトだと思うのですが…。
アジア大会の期間中は、ほかのことはほとんど考えてらんない!って感じなんですけど、そういえば13日にはシカゴマラソンも行われるんですよね。こちらには、今年10000mで日本新を出した渋井陽子選手や日本のトラックの第一人者高岡寿成選手などが出場。好記録を期待したいです。現在売り出し中?の渋井選手はもちろんですが、マラソンを本格的に始めて間がない高岡選手の走りには注目したいですね。

10月11日
釜山アジア大会第13日、金メダルを獲得できたのは空手・形の男女のみでした。なんだか、だんだん金の数がじり貧になっていくような気がする…。が、この日は団体競技でいくつかメダルがとれました。普段はお目にかかれない競技に接することができて、なかなか興味深かったですねー。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  空手
   男子形 長谷川行光
   女子形 若井敦子
マラソンの日本代表が釜山入りしました。13日に行われる女子は弘山晴美選手と大南博美選手が、14日の男子は武井隆次選手と清水康次選手が出場しますが、各選手がそれぞれ力強く抱負を語ってくれました。シドニーのマラソン代表を惜しくも逃した弘山選手は調子の良さを強調し、大南選手ともども金メダル獲得宣言。男子のほうは少し控えめでしたが、感触としては悪くなさそうです。どういう結果になるか、楽しみですね。

10月10日
釜山アジア大会第12日、陸上の男子200mで、末續慎吾選手が堂々の金メダルを獲得〜! そして、サッカーでは日本チーム初のアジア大会決勝進出を果たしました。ただ、金メダル総数では中国どころか韓国にも差をつけられるいっぽう…。アジアNo.1をとるのは難しいですねー。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  陸上競技
   男子200m 末續慎吾
  自転車
   マウンテンバイク女子ダウンヒル 末政実緒

10月9日
釜山アジア大会11日は、陸上で金ゼロに終わりました。この日は、あまり期待できそうな決勝種目がなかったので、仕方ないかなー。でも、男子200m準決勝では末續慎吾選手が好調ぶりを見せつけてくれました。100を落としてしまった以上、これだけはなんとしても金をとっておきたいところです。12日目の要注目種目ですね(世間的にはサッカーでしょうけど←あいかわらず世の中に背を向ける女)。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  アーチェリー
   男子個人 山本博
  セーリング(ヨット)
   男子オプティミスト級 飯束潮吹

10月8日
釜山アジア大会第10日、陸上の日本勢が波に乗り切れていません。確実だと思われたいくつかの競技でとりこぼしが続き、この日はハンマー投げの室伏選手の1個だけ。全体に、日本、中国以外の中東勢力の台頭を感じた1日となりました。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  陸上競技
   男子ハンマー投げ 室伏広治
  自転車
   男子ケイリン 太田真一
   男子スプリント 金子貴志
  レスリング
   女子フリースタイル72kg級 浜口京子

10月7日
釜山アジア大会第9日、大会は後半戦に入り、陸上競技が始まりました!(しつこいって?) ただ、初日は期待された金はなし。少々寂しいスタートとなりました。そしてこの日、私が一番目を見張らされたのは、レスリング女子フリースタイルの吉田沙保里選手。桁違いの強さに、脱帽でしたねー。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  ボウリング
   5人チーム戦 日本
  テニス
   男子団体 日本
  レスリング
   女子55kg級 吉田沙保里
昨日、めでたく金を獲得した日本女子ソフトボールチーム。主砲の宇津木麗華選手は、この大会限りで引退を表明していましたが、なんとそれを撤回するかもしれないそうです。「アテネを最後にソフトボールがなくなってしまうとしたら、なんとしてでも金をとりたい…自分の手で」というのが、彼女の思いのよう。現在も39歳にして、いまだ日本チームのポイントゲッターなわけですから、彼女の存在があるだけで心強いのはたしか。体力が続くなら、現役続行は望むところです。しかし、ソフトボールは本当になくなってしまうのでしょうか…?
世界新をマークした北島康介選手ら競泳陣と、念願の金を獲得したソフトボールチームの面々が帰国しました。早いなーと思ったけど、釜山って、考えてみたら家からは北海道より近いんだわ(笑)。花束で出迎えられて、ほっとしたような北島選手の笑顔が印象的でした。

10月6日
釜山アジア大会第8日、ソフトボールで念願の金メダルの獲得です。…が、雨で決勝戦は中止、予選リーグの成績で順位が決定するという、なんとなくすっきりしない終わりかたになってしまったのが残念!
さて、競泳が終わり、陸上競技は明日から…と、メイン競技は中休みの日曜でしたが、金メダルの数もちょっと中休み?といった感じになってしまいました。中国に大差をつけられ、韓国にも上回られてしまった日本。後半戦の巻き返しを期待したいところです。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  ゴルフ
   女子個人 宮里藍
  ソフトボール
   日本

10月5日
釜山アジア大会第7日、競泳はこの日が最終日でしたが、日本は結局金をひとつもとることができませんでした。金メダル数で中国に大差で負けてしまったことが、ものすごく悔しいです。しかも、全競技の金メダル数でも韓国に抜かれて3位に転落。最初から中国を上回ることはあきらめていますが、せめて2位はキープしてほしいです〜!
…とはいえ、いろいろ明るい話題もありました。体操では、今大会初めての金を獲得。ソフトボールも金に向けて一歩前進しました。サッカーでも苦しみながら決勝トーナメント進出を決めたし…。
日曜は、大会のちょうど真ん中の日。月曜からは私の大好きな陸上競技が始まります。はっきり言ってアジア大会のなかで、私の関心の70%は陸上が占めているので…。私にとっては「ここからが本番」って感じがあったりします。注目は、まずは男子短距離陣。そしてマラソンをはじめとする長距離陣。そして忘れちゃいけないハンマー投げと、みどころは満載です! くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  自転車
   男子オリンピックスプリント 日本
  体操
   男子種目別鉄棒 冨田洋之

10月4日
釜山アジア大会第6日、ビーチバレーの試合を見てたら、かな〜り熱が入ってしまいました。シドニーのときも思ったのですが、正直、6人制よりおもしろい!です。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  水泳
   女子200m背泳ぎ 中村礼子
   男子400mメドレーリレー 日本(3分37秒45=日本新)
  バレーボール
   ビーチバレー男子 渡辺聡/白鳥勝浩
  馬術
   総合馬術団体 日本

10月3日
釜山アジア大会第5日、ようやく、水泳と柔道以外の金メダル獲得!です。ボートの男子軽量級ダブルスカルで、武田/浦組が勝利を収めました。それから、レスリングでも金! 最近は日本の得意種目とはいえなくなってるレスリングだけに、ちょっとほっとした感も…。
そして、水泳と柔道では、あいかわらずのメダルラッシュを見せてくれました。特に柔道の井上選手は、もう貫禄!ですよねー。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  水泳
   男子100mバタフライ 山本貴司
   女子400m自由形 山田沙知子(4分7秒23=日本新)
   男子100m背泳ぎ 錦織篤
  柔道
   男子無差別級 井上康生
   女子48kg級 北田佳世
  ボート
   男子軽量級ダブルスカル 武田大作/浦和重
  レスリング
   グレコローマン男子84kg級 松本慎吾

10月2日
釜山アジア大会第4日、競泳の北島康介選手、ついに世界新です! やった!と言うっきゃないですねー。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  水泳
   男子200m平泳ぎ 北島康介(2分9秒97=世界新)
   男子400m自由形 藤田駿一
   シンクロデュエット 立花美哉/武田美保

10月1日
釜山アジア大会第3日、柔道陣は金3個、銀1個と活躍を見せてくれましたが、競泳男子が思わぬ敗戦…。ちょっと残念ではありましたが、シンクロの立花選手はさすが! もう貫禄でした。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  水泳
   シンクロソロ 立花美哉
  柔道
   男子90kg級 矢崎雄大
   男子81kg級 秋山成勲
   女子63kg級 谷本歩実

 トップページ日々の雑記−今日のトピックス・過去ログ夏の競技2002年10月