2002年のトピックス         10 11 12

8月31日
30日から行われている、女子ソフトボールの「ファイテン 2002 JAPAN CUP」。ソフトの強豪4か国(日本、アメリカ、中国、オーストラリア)が参加しています。予選リーグ初日は中国、オーストラリアに連勝した日本でしたが、最後のアメリカ戦でまたもや完封負けを喫してしまいました。先頃の世界選手権同様、どうしてもアメリカを崩せないでいます。1日の決勝で、再度アメリカと対戦するわけですが、今度こそ、なんとか勝利をもぎとってほしいです!(そしたら、アテネの金も見えてくるかも…?)

8月30日
2008年の北京五輪では、野球、ソフトボール、近代5種の3競技を除外…という案が出ているそうです。野球やソフトの場合、人気のある地域(国)が限られてるのが、主な理由みたいですが…。たしかに、ヨーロッパやアフリカ、極東以外のアジアの国で、野球の強い国なんて聞いたことがないですもんねー。それをいわれると仕方ないかなーとは思いますが、個人的にはソフトボールだけは残してほしいです。だって、日本強いし、おもしろいじゃないですか!(←めっちゃ個人的な理由だ) まあ、これは正式決定ではなく、あくまでも「案」。正式には11月のIOC理事会で決まるんだそうです。投票の行方はいかに? ちなみに、かわり?の新種目として、ゴルフと7人制ラグビーが挙がっているそうですが…。

8月29日
ソープ選手の6冠は、最後の最後でアメリカに阻止されましたねー。しかも、世界新をたたき出して一矢報いた…アメリカにも意地があったということでしょうか?
日本勢では、萩原選手の欠場はやはり残念でした。もちろん、また倒れたのなら、仕方がないことなのですが…。でも、もう一回り大きくなって、再度自己の限界に挑戦してほしいですね。まずは、ゆっくり休養してくれるよう願います。
それから、銀を獲得してくれた二選手は、それぞれよくやってくれたと思います。森選手は、日本記録も更新しての2位。また、寺川選手は大本命・萩原選手不在のなかで、充分その穴をうめる活躍を見せてくれました! バタフライの山本選手がメダルを逃したのが、残念だったかなー。
でも、なにはともあれ前回よりはメダル獲得数は増えました。あとは、「金」の数を増やしてってほしいですね。
今日の日本選手のメダル 
 銀…女子200m背泳ぎ・寺川綾、男子200m個人メドレー・森隆弘
今日の日本新記録
 男子200m個人メドレー・森隆弘(2分00秒61)
今日の世界新記録
 男子4×100mメドレーリレー・アメリカ(3分33秒48)

8月28日
担架で運ばれていく萩原選手の姿に、衝撃を受けてしまいました。今回はあえてハードスケジュールに挑戦したそうですけど、やはり少し無理があったのでしょうか…。たいしたことがなければいいのですが。最終日、元気な姿が見られたらいいけれど、無理はしてほしくないし…複雑です。
でも、明るい話題もありました! 800m自由形で銀を獲得した山田選手の追い上げは見事。しかも、前半は日本記録なんて…というタイムで通過しておきながら、後半でペースを上げての日本新ですから、価値は大きいですねー。
明日はもう最終日ですけど、やっぱり最後にもう一度、日本選手がトップでゴールするところを見たいもんです。ソープ氏は…どーせ金を持ってくんだから、どっちゃでもいいです。(笑)
今日の日本選手のメダル 
 銀…女子800m自由形・山田沙知子
 銅…女子800mリレー・日本(永井、山田沙、浦部、三田)
今日の日本新記録
 女子800m自由形・山田沙知子(8分31秒89)

8月27日
この日いちばん印象的だったレースは、男子200mバタフライ。山本選手、あわや金?ってところまで追い上げて、めっちゃ興奮させてくれました! 結局抜けはしなかったけれど、すごくいい感じのレースでした!
しかし、ソープ選手は余裕ですねー。あのアメリカを、寄せつけないですもんね〜。
今日の日本選手のメダル 
 銅…男子200mバタフライ・山本貴司、男子200m平泳ぎ・木村太輔
今日の日本新記録
 男子200mバタフライ・山本貴司(1分55秒57)

8月26日
今日は、なんといっても萩原智子選手でしょう! 期待に違わぬ見事な泳ぎで堂々の金。自由形での今シーズンの成長ぶりを、うかがわせるようなレース展開だったのではないでしょうか。今まさに絶好調!って感じですねー。
今日の日本選手のメダル 
 金…女子200m個人メドレー・萩原智子
 銅…男子100m背泳ぎ・森田智己
今日の日本新記録
 なし(←ちょっと寂しい…)
今や完全に正月の風物詩になった箱根駅伝が、来年から少々にぎやかになりそうです。これまで15だった出場校が、20校に増えることが決まりました。これでまた、おもしろさが増すでしょうか? ただ、ラストの学校の遅れがどれくらいになるか、心配ではありますけど。あと、どうせなら関東以外の学校の参加なんかもアリにしてくれたら、もっと力が入るんですけどねー(もちろん、私の母校が出場することは、永遠にないとは思いますけど…)。
高橋尚子選手が、9月29日のベルリンマラソンに続いて11月17日の東京国際女子マラソンにも出場するそうです。少しでも早く世界選手権代表に…というのが狙いみたいですけど、私はてっきり、翌年の東京か名古屋に出るものと思いこんでました。まあ、彼女ならなんだってやれそうな気もしますが、ケガにだけは気をつけてほしいですねー。

8月25日
やっぱり「金」はいいもんですねー。男子100m平泳ぎで、北島康介選手がやってくれました。前日出した日本新には惜しくも100分の2秒及びませんでしたが、なんといっても優勝です! でも、できればちゃんと、テレビ中継が見たかったなぁ〜。スポーツニュースじゃ、やっぱ物足りません!
今日の日本選手のメダル 
 金…男子100m平泳ぎ・北島康介
 銅…女子400m自由形・山田沙知子、男子400m個人メドレー・森隆弘
今日の日本新記録
 男子400m個人メドレー・森隆弘(4分15秒41)
北海道マラソンの女子で、積水化学の堀江知佳選手が優勝しました。高校時代から独特の「省エネ走法」が有名で、いかにもマラソン向きといった選手でしたが、いよいよ頭角を現してきたなーという感じがしています。タイムも2時間26分11秒と、まずまずの好記録でしたし。ほかの選手では、やはり山口衛里さんでしょうか。今回は完走できたことを讃えたいです。そして、次は完調でレースに臨んでほしいですねー。

8月24日
で、「興味ない」とか言ってても、やっぱりソープ選手から(笑)。英連邦大会から間がなくて体調は万全でない…といわれてたけど、どうなんでしょうか? なんとなく、初日からパワー全開でいくよりも、適当にセーブして勝ちにいってるなーって気がしたのですが…。あと、リレーなんですけど、あれ、どう見ても途中、力抜いてるとしか思えなかったです。で、最後の10mだけ本気出して逆転…。でも、それがやれてしまうあたり、やっぱりすごい選手なんですよね。
日本勢では、女子のリレーが印象に残ってます。第一泳者の萩原選手がいったんトップに立って、次の永井選手もそのまま行っちゃいそうになったときは、かなりヒートアップしました! でも、悲しいかな日本はやはり、アメリカやオーストラリアと比べて駒が足りないんですよねー。あと1枚…そんな感じがしました。
とりあえず明日は、平泳ぎの北島康介選手を楽しみに見ます〜。めざせ、世界新!
今日の日本選手のメダル 
 銀…女子1500m自由形・山田沙知子、
 銅…400m個人メドレー・藤野舞子、女子400mリレー・日本
今日の日本新記録
 女子100m自由形(リレー第一泳者で記録)・萩原智子(54秒97)
 女子1500m自由形・山田沙知子(16分16秒28)
 男子100m平泳ぎ・北島康介(1分0秒34)
 女子400mリレー・日本(3分42秒23)

8月22日
パンパシ水泳に出場する有力選手が記者会見を行いました。ついこの前行われた英連邦大会で6冠を獲得したイアン・ソープ選手は、万全の体調でないことを匂わせながらも、「ベストを尽くしたい」という力強いお言葉。さて、現実にとれるのは何冠でしょうか。もちろん、日本勢にもがんばってほしいもんですねー。

8月21日
パンパシ水泳も24日の開幕を目前に控え、いろいろと動きが出てきました。昨夜はあのイアン・ソープ選手を擁するオーストラリア選手団が来日。きっと帰りには、金メダルをごっそりともってっちゃうんでしょうねー。なんでも「6冠」に挑戦するらしいですけど、最後まで身体が持つのかしら???

8月20日
過去に、アフリカ大陸でオリンピックが開催されたことはありません。北京に決まった(大阪が負けた)2008年の五輪にはエジプトが立候補していたそうですが、あっけなく敗れてしまいました。が、その次、つまり2012年の大会に、今度はナイジェリアが立候補するらしいのです。あの国の緑のユニホームは五輪でかなり見慣れてるし、アフリカ諸国のなかではケニアやエチオピアと並んでなじみの深い国なんですよね。準備期間はまだあるし、もしかしたら10年後には初のアフリカ開催!なんてことになってるかも?

8月19日
釜山アジア大会への参加を決めた北朝鮮ですが、サッカー、陸上、体操など16競技に選手、役員315人を派遣することになったとか。あの国はときたま、「とんでもなく強い」選手を送り込んでくれるので、要注意かもしれないですねー。それから聖火も、北朝鮮の白頭山と韓国の済州島でそれぞれ採火して、9月7日に板門店でひとつに合わせる…なんてことになりそう。少々険悪になりかけていた南北関係にも、好転のきざしが見えてきたでしょうか。

8月16日
田村亮子選手が、単身で海外合宿に。行き先は、まだはっきりとは決まってないみたいですけど、イギリスのブリッグス選手のところが有力だそうです。ブリッグス選手といえば、田村選手がでてきたころの世界チャンピオン。バルセロナ五輪では、準決勝でこの最大のライバルを破っておきながら、決勝でほかの選手に足元をすくわれてしまった…なんてこともありました。今季はケガに苦しんでる田村選手ですけど、イギリスで浮上のきっかけをつかんできてほしいですねー。

8月15日
アフガニスタンが、釜山アジア大会に25選手を派遣する予定だとか。出場する競技はテコンドーやレスリングなど6種目だそうですが、最大のニュースはなんといっても「初の女子選手派遣!」でしょう。成績のほうは多くを望めないでしょうが、その意義はものすごく大きいですよね。ちなみに競技は射撃だそうで、ぜひぜひがんばってほしいものです。

8月13日
釜山アジア大会開会式の選手宣誓は“男女アベック方式”と決まりました。男子がテコンドーの文デソン選手、女子が卓球の柳智恵選手だそうです。私はよく知らないのですが、もちろんどちらも金メダルの有望選手。柳智恵選手などは、韓国女子卓球界のスターだとか。いろいろ決まって、ますます近づいてきたなーという感じがしてます。

8月12日
こじれにこじれた日本テコンドー連盟の分裂問題。日本オリンピック委員会からの再三の呼びかけにもかかわらず、どちらからも歩み寄りの姿勢はみられずじまいで、ついに釜山アジア大会への選手派遣見送りが決まってしまいました。本来、競技者のための連盟でなくては意味がないと思うんですけど、どう考えても一番迷惑しているのは選手ですよね。なんで、そんな大人げない人たちのせいで、大会参加をあきらめなきゃならないのか、理解に苦しみます。
自転車トラック種目のW杯昆明大会・男子千メートルタイムトライアルで、伏見俊昭選手が1分2秒158の日本新記録をマーク。2位に入りました。なんと、この種目8年ぶりの日本新。アトランタ五輪で、十文字選手が銅を獲得した種目でもあります。2年後に向けての明るい話題かも…?

8月9日
2008年の北京五輪、予定では7月末か8月頭に開会式…となっていたのですが、北京側が酷暑を理由に日程の変更を要請したそうです。IOC側も了承する方向みたいなので、ということはもうちょっと開幕が遅くなるのかなあ…。まあ、6年も先のことなんで、今から「お盆休みに見られない」なんて言ってても、意味ないんですけど(笑)。

8月8日
高橋尚子選手が、9月29日のベルリン・マラソンに出場することになりました。これはご存じ、昨年出場して当時の世界最高をマークしたレース。前回は予想外の風に苦しめられて記録が思ったほど伸びず、世界最高も翌週には書き換えられてしまいましたけど、今回はぜひ、めったなことでは破られないようなタイムを出してほしいものです。アテネ五輪に向けては、来年の世界陸上出場→3位以内&日本人1位、という路線でいくみたい。その世界陸上の代表権を獲得するためには、来年1月の大阪か3月の名古屋に出場する必要がありますが、これまでの経緯からいくとやはり名古屋のほうでしょうか? 予想外のケガなどで、予定が狂わなければいいですけど…。

8月5日
ソフトボール世界選手権、今度こそアメリカに勝ってくれ〜という願いもむなしく、結局日本は準優勝となりました。3位決定戦で台湾を下し、再度アメリカへ戦いを挑んだのですが、やはり壁は厚かった…というべきなのでしょうか。先日に引き続いて0−1での惜敗。本当にあともう一歩なのですが、その一歩が遠いですねー。

8月4日
昨日は見事アテネの出場権を獲得したソフトボールですが、決勝トーナメント2回戦で宿敵アメリカに惜敗! それも、0−1のサヨナラ負け…ということで、なんだかアテネを思い出しちゃいました(あのときは1−2でしたっけ?)。ただ、ソフトボールのルールで、次の台湾との3位決定戦に勝てば、もう一度アメリカと戦えるんですよね。そこで勝てれば、優勝となるわけで…。まあ、台湾に負けたら3位になっちゃうんですけど。なんとか再度アメリカに挑戦して、今度こそ勝利を収めてほしいです!
男子バレーボールのワールドリーグ、これまで予選リーグ11連敗中だった日本は、最終戦でようやくギリシャから初勝利をもぎ取りました。もう、全敗で終わるかと思ってました…。まずは良かった…といっていいのでしょうか? それにしても、日本チームの立て直しには、とてつもなく長い道のりを必要としそうですね。

8月3日
さすがに今日は、スポーツニュースでもやってましたね。ソフトボールで見事、アテネ五輪の出場権を獲得しました! 決勝トーナメントで1回勝てばOK、とはいえ、なにが起こるかわからないのが勝負の世界。少しはハラハラしていたのですが、でもそんな心配はまったく無用でした。中国に5−0で大勝したうえ、先発した上野投手は完全試合を達成するというおまけつき。シドニー五輪のときは、打てないのを投手力でカバーして勝ち上がった…という感じがしましたが、今や、投打に圧倒的な力を持つチームに成長したのではないでしょうか。2年後がますます楽しみになってきました。

8月1日
昨日もお伝えしたソフトボール世界選手権、日本はオーストラリアとの全勝対決にも勝って、B組1位での決勝トーナメント進出となりました。2日に行われるトーナメント1回戦でA組2位のチームと対戦するのですが、それに勝てば早々に五輪出場権獲得となります。無事に勝利してくれることを、祈りましょう〜。

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