2002年のトピックス         10 11 12

9月30日
釜山アジア大会第2日、この日の日本勢の活躍はなかなかのものでしたね。特に競泳は…立派! このまいけば、目標の金65個獲得も達成できるかも? くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。
 今日の金メダル
  水泳
   男子200m個人メドレー … 森隆弘(2分0秒53=日本新)
   男子100m平泳ぎ … 北島康介
   女子200mバタフライ … 中西悠子
   男子800mリレー … 日本(7分20秒59=日本新)
  柔道
   男子100kg超級 … 棟田康幸
   男子100kg級 … 鈴木桂治

9月29日
ベルリンマラソンで、高橋尚子選手が見事二連覇を果たしました。ケガの具合が、伝えられてたよりかなり思わしくなかったみたいですねー。レース後のインタビューでの「悪ければ24分台も…」というコメントと、この状況でも21分台で走り切れたという安堵の表情が、調子の悪さを物語っていました。レース内容に関しては、ライバルと目されていたフェルナンデス選手があっさり離れていってくれたせいで、わりあい楽に勝てたという印象です。でも、彼女がいてくれたおかげで、高橋選手にとってもそう無理のないペースで途中まで走れて、よかったんじゃないでしょうか。今後は1か月半後の東京国際に向けて、体調を整えていってほしいですねー。
釜山アジア大会が開幕しました。くわしくは「アジア大会」のページでどうぞ。

9月28日
アジア大会サッカーの予選リーグに、日本が登場しました。パレスチナと対戦し、2−0で勝ちはしたものの、かなり苦しんだ様子…。前半は無得点。後半の得点でなんとか初戦を飾ることができました。この代表メンバー、国内での練習試合もあまりいい感じじゃなかったんですよね。大丈夫かなーと思いつつ、始まってしまったって感じです。実戦を重ねていくうちに、調子が出てくればいいのですが…。観客席のジーコ氏も、渋い顔してましたよねー。
ソフトボールの宇津木妙子監督が、「普通にやれば勝てる」と金メダル獲得を宣言しました。日本はアジア大会では、ここのところ3大会連続で決勝で中国に負けているんですよね。実力的には、今は完全に日本が上なんだから、今回こそは優勝してほしいです。今回で主将の宇津木麗華選手が引退するそうなので、彼女の最後を金メダルで飾ってほしいですね(彼女のシドニーでの活躍を思い出すなあ…)。
釜山の次、つまり2006年のアジア大会は、カタールのドーハでの開催が決まっているのですが、どうやらかなり準備に遅れが出ているようです。財政面の見通しの甘さやドーピング検査施設の不備など、足りないところだらけみたい。直前になって「やっぱりできない…」なんてことのないように願います。

9月27日
27日には聖火が無事釜山入りし、釜山アジアード競技場では開会式の最終リハーサルが行われました。選手村では日本選手団の入村式もあったりして、本当に開幕は目前。よくよく見てみれば、↑のカウントダウンも28日でついに「あと1」になってるんですよねー。
開会式に先がけて、サッカー競技が始まりました。まずは予選リーグの6試合が行われ、地元韓国はモルディブに4−0で快勝。日本は28日午後4時半すぎから、パレスチナと対戦します。ジーコ日本代表監督も釜山入りしたみたいで、「役者は揃った」てなところですかねー。

9月26日
日本選手団321人が釜山に入りました。金海国際空港では釜山市民約100人が、「ようこそ釜山に」という横断幕を掲げて出迎えてくれたとか。選手団の入村式は27日。目標の金メダル65個獲得なるように、がんばってほしいものですねー。
アジア大会に向けて、野球の日本代表がイースタン選抜と壮行試合を行いました。結果は2対1でアジア大会代表の勝ち。でも、いちおう半分はプロ選手なんだし、ここで負けちゃ話にならない…ですよね。今度こそ、韓国に勝ってほしいです。
ベルリンマラソンへ向けて、高橋尚子選手が現地で記者会見を行いました。「今年はペースメーカーを付けず、自分自身に挑むような気持ちで走りたい」と抱負を語ったそうです。はっきりいって、彼女にはペースメーカーなんて必要ないと思うので(4年前のアジア大会で証明ずみ)、自分のペースで突っ走ってほしいです。ただ、今回はケガで練習が思うように積めなかったらしくて、そのへんが心配のタネではあるのですが…。

9月25日
アジア大会のメーン会場・釜山アジアード競技場では開会式のリハーサルが、都内のホテルでは日本選手団の結団式が行われ、開幕まであとわずか…というのを実感させられる今日このごろです。ただ、残念なことに、チケットの売り上げが思わしくないんだそうで…。そりゃ、W杯とかとはくらべものにならないでしょうけど、それにしても売れたのがたった15%とは悲しすぎます。なんとか地元の人が、たくさん見に行ってくれたらいいんですけどねー。

9月24日
アジア大会の競技日程って、とっくに確定してると信じていたのですが、開会式より前に始まるはずのサッカーやバスケットが実はまだ未確定なんだとか。各国選手団がいつ現地入りするのか、その把握が遅れているのが原因らしいんですけど、今ごろそんなこと言ってていいのかなーって感じです。「関係者をやきもきさせている」って書かれてあったけど、そりゃあそうだろうなぁ…。
国際ソフトボール連盟が、五輪での存続をめざして、野球との施設共用案を打ち出してきました。球場を一から作らないといけない国(当然、たくさんある、と思う)だと、負担が半分になるので、とりあえずは二つ作るよりはいいか…ってなもんですけど…。はたしてこの程度の対策で、存続に効果があるのでしょうか?

9月23日
アジア大会の選手村開村式が行われました。委員長のあいさつなどに続いて、44の参加国家・地域の旗が一斉に掲揚されたとか。日本選手団の第一陣約60人(ホッケー、重量挙げ、フェンシング…etc.)も入村。本隊は26日に釜山入りするそうです。

9月22日
土曜から始まっている「よさこい高知国体」の夏季大会。ぼーっと競泳の中継を見ていたら、なつかしい名前が聞こえてきました。なんと、バルセロナやアトランタの日本代表・糸井統選手が、30歳以上の種目に出ておられるではないですか。結果は、五輪で4位入賞を果たした背泳ぎはもちろんのこと、バタフライでもぶっちぎりの優勝。第一線は退いていても、以前と変わらない泳ぎを見せてくれました。ほかの選手も、元日本代表などそうそうたる顔ぶれだったんですけどねー。速さが全然ちがってました。
かねてから噂されていたとおり、アテネ五輪・野球の全日本代表監督に長嶋茂雄氏が就任する見通しとなりました。まだ本決まりではないみたいですけど、ご自身も「やりたい」みたいな発言をされてたし、ほとんど決定みたいな感じです。年内には監督就任だそうですが…正直、「本当に大丈夫なのだろうか…」という気持ちは非常に強いですねー。なんせ、「ビュッときた球をバッと打つ」(でしたっけ?)のお方ですから。(これでも、私は巨人ファンです。最近ほとんど見てないけど)

9月21日
ボートの世界選手権・男子軽量級シングルスカルで、長谷等選手は6位となりました。日本選手として初めてこの種目の決勝に進んだ長谷選手でしたが、やはり決勝となると簡単にはメダルはとらせてくれないなーと…。ただ、ボート競技では今、軽量級をオリンピック種目からなくそうとする動きがあるんですね。当然ながら、日本人が世界を相手に戦えそうなのは軽量級ぐらい。もし本当になくなったら、日本は永久にボートでメダルなんて望めなくなってしまう…んじゃないでしょうか。なんとか存続を〜!
陸上のW杯がスペインの首都マドリードで行われています。日本勢では、ご存じ室伏広治選手が80m08で2位に入りました。室伏選手は、この10日ほどのあいだに、グランプリファイナルで優勝→帰国してスーパー陸上に出場→W杯出場、というかなりきついスケジュールをこなしてるんですよね。しかも、スーパー陸上のときは、前日39℃もの熱を出してたし…。大丈夫なんかしら?と、つい心配になってしまいます。しかし、五輪も、2年に一度の世界選手権も、グランプリシリーズもある陸上競技に、なぜW杯が必要なんだろう…?

9月20日
釜山には、聖火のほかに「各国オリンピック委員会の火」というのも運ばれてきます。「友好の象徴」ということで、大会に参加する国々からひとつずつ…なんですね。その第1号が20日ついに到着。オマーン選手団から組織委に渡されました。また、この日は大会で授与されるメダルが公開されました。表はアジアオリンピック評議会の象徴として太陽のマークが、裏には釜山の名所や聖火が描かれているそうです。
サッカーの日本代表監督ジーコ氏が、アジア大会にも帯同するそうです。最初は試合を観戦するだけ…のはずだったのが、出場するU−21日本代表の成績があまりに芳しくないため、危機感を抱いたみたいですね。彼らは、2年後のアテネの主力メンバーになるんだし、ここはしっかり強化してほしいです。
今をさること38年前、東京五輪の陸上男子100mで金メダルを獲得したボブ・ヘイズ氏が亡くなりました。彼は大会前、「10秒の壁を破れるか」という期待を一身に背負っていたそうです。でも、結局は予選(or準決勝?)で追風参考記録の9秒9、決勝は10秒0にとどまり、人類初の9秒台突入はかないませんでした。で、なんで私が、話に聞くだけの彼のことを、ここで取り上げる気になったかというと…今まさに、日本選手が同じことに挑戦しているからなんですよね。38年たって、ようやく自国の選手がそのレベルまで上ってきた…ということに、なんとなく感慨を覚えてしまいました。4年前のアジア大会では、一瞬「実現したか!?」って思ったんですけどねー。今回こそは、夢を現実に変えてほしいです。

9月19日
19日で「開幕まであと10日」となり、メーンメディアセンターのカウントボードには「10」の文字が点灯。聖火のほうも、すでに釜山のお隣の蔚山(なんて読むんだろう…?)まで来ています。日本での注目度はさほど高くないけど、現地ではけっこういいムードになってきてるみたいですね。
アジア大会にかまけてすっかり忘れていました(失礼!)が、その開会式と全く同じ日の29日、高橋尚子選手がベルリンを走るんだった…。彼女が19日、現地に到着したらしいです。高橋選手は昨年もベルリンに出場しましたが、風のないはずのコースに強風が吹き荒れ、逆に翌週のシカゴは、ほとんど無風状態。おかげで、せっかく世界最高を樹立したにもかかわらず、たったの1週間でヌデレバ選手に破られてしまいました。あれはかなり悔しかっただけに、今度こそいいコンディションでのレースを望みたいですねー。

9月18日
アジア大会情報〜。18日は、現地でボランティアたちの決起集会が行われました。約7800人が参加したとか。雰囲気を事前に味わってもらって、彼らの意識を高めるのが目的だそうですが、ぜひともいい大会にしてほしいですねー。また、日本オリンピック委員会のほうからは、「優勝した選手は表彰式できちんと国家を歌う」ようお達し?が出されました。しかも、「姿勢をただし」という注意書きまでついている…ということは、今までは「だら〜っとした姿勢で、突っ立ってるだけ」の選手がいた、ということなのでしょうか? それはいくらなんでもなあ…という感じはしますねー。だいたい国家が流れるって、金メダリストだけの特権じゃないですか? せっかくなんだから、きちんと歌ってくれたほうが気持ちいいよなーと思いますけどね。
アメリカの新聞が伝えるところによると、陸上男子のティム・モンゴメリ選手(先日100mで世界新を出したばかり)と、女子のマリオン・ジョーンズ選手(ご存じ、現在の世界最速女王)が交際中、なんだそうです。モンゴメリ氏が「彼女との交際によって、ベストシーズンになっている」と語ってるとか。ちなみにM・ジョーンズ選手は、ハンマー投げのC・J・ハンター氏と一度結婚してますけど、ハンター氏のドーピング問題などのゴタゴタが影響したのか、昨年離婚してしまいました(めちゃ、おしどり夫婦だったんですけどねー)。モンゴメリ選手とは現在同棲中だそうですが、果たしてこの先は? 私としては、「最速カップルの結婚→最速遺伝子を持った子供の誕生」なんていう筋書きを楽しみにしたいところです。

9月17日
アジア大会選手村に、一番乗りでインドネシア選手団が入りました。インドネシアといえば…バドミントンが強いですよね。同国役員によると、「バドミントンなどで金メダル15個を狙う」とか。前日の16日には報道拠点となるメーンメディアセンターがオープンしているし、日ごとに準備が整っていってる感じですねー。

9月16日
スーパー陸上はおもしろかったですねー。男子100mと400mハードルは見応えありました。アジア大会が楽しみです。くわしくは「陸上競技観戦記」のページでどうぞ。

9月14日
陸上のグランプリファイナル・男子100mで、ティム・モンゴメリー選手が9秒78の世界新を樹立しました。これまでの世界記録はモーリス・グリーン選手の9秒79。3年あまりかかってやっと、100分の1秒更新したことになります。さすがに100mの記録も、そろそろ限界に近づいてきているのでしょうか。また、男子ハンマー投では室伏広治選手が優勝! 記録は81m14で、日本選手として記念すべきGPファイナル初のチャンピオンとなりました。

9月13日
昨年の国体に出場して以来試合から遠ざかっていた競泳の中村真衣選手が、21日からの「よさこい高知国体夏季大会」でレースに復帰することになりました。中村選手といえば、シドニーでの活躍が記憶に残ってます。100m背泳ぎで銀、メドレーリレーでは銅を獲得し、日本女子のいわばエース格でした。この1年で、彼女はどんなふうに変化しているでしょうか? 楽しみですねー。
柔道の世界ジュニア選手権、2日目も日本選手が活躍してくれました。男子100kg級で穴井隆将選手、90kg級で竹沢稔裕選手、女子63kg級で上野順恵選手が見事優勝! 女子57kg級の町田郁子選手も2位に入りました。でも、試合の内容とか、全然わからなくて物足りないです。やっぱり試合を見ないと、選手のことってわかんないですもんね。

9月12日
柔道の世界ジュニア選手権・女子52キロ級で佐藤愛子選手が見事優勝しました! ただ、それ以外詳しいことがわからないので、ほかに書きようがないんですけど…。でも、なにはともあれ目出度いです。少子化の影響?で柔道人口も減少してるらしいし、そんななかでのジュニアの優勝というのは、喜ばしいことですよねー。

9月11日
ヨットの男子470級で、早くもアテネの出場権を獲得しました。ソフトボールに次いで2つ目、個人競技では初となります。世界選手権で、石橋顕・後藤浩紀組が総合11位に入っての獲得ですが、実はこれ、本当にギリギリのラインだったんですね。2年後までに、少しでもステップアップしてくれることを願ってます。ただ、石橋・後藤組がそのまま出場できるわけじゃなくて、正式決定は2004年春になるのですが…。 
「フジヤマのトビウオ」ついに勇退…。日本水泳連盟の古橋広之進氏が、来年3月で会長を退くことを表明しました。古橋氏のことは、古いモノクロ映像でしか知らないけど、なんだか敗戦国日本が世界の国々に追いつこうともがく、その姿を具現しているように見えたのを覚えてます。最近は、ワンマン会長ぶりがとりざたされることもありましたけど…。いずれにせよ、「戦後は完全に終わったなー」という、ある種感慨がありますねー。注)若者(笑)のための解説…古橋氏とは、戦後まだ日本が五輪参加を許されないなか、その優勝タイムをはるかに上回る世界新記録で泳ぎ続けた人です。ようやく日本が出場できるようになったときは、すでにピークを過ぎていました。間違いなく世界一強かったのに、メダルには縁がない人でした。

9月10日
パンパシ水泳で倒れ、その後入院していた萩原智子選手が、アジア大会も欠場することになってしまいました。3回も倒れてそのうえ現在も入院中…となれば、仕方ないんでしょうか…。ものすごく残念だけど、願わくばこの経験を次に生かしてほしい…とでも言うしかないですねー。

9月9日
陸上長距離の渡辺康幸選手が、引退を発表しました。もしかしたら、「だれ、それ?」って人のほうが多いかもしれないけど、つい7年前は早稲田のエース、箱根の大スターとして、めちゃくちゃ将来を嘱望されてた選手だったんです。でも、卒業するあたりからケガに悩まされつづけ、結局目立った活躍のほとんどないまま現役を退くことになりました。なんか、渡辺選手というと、いつもがっかりした顔をしてるような印象しかないですねー。最初のマラソン挑戦を、故障で回避したときの会見で、泣きべそかいてたのとか…。正直、「んなことで泣くな!」と思っちゃいましたもん。あとは、せっかくアトランタの代表になった(1万m)のに、これもケガで棄権。ケガさえなければ…とはいっても、スポーツ選手にそれはつきもの。本当に強い選手は、どんなことをしてでも治して復活してきます。きついようだけど、それができなかったのは結局、彼が「本物」ではなかったからではないでしょうか。今後は大学の指導者としてやっていきたいようですが、ぜひとも「箱根だけで終わらない選手」を育ててほしいですねー。
北朝鮮のアジア大会選手団名簿に、あの力道山の孫娘の名前があるんだとか! といっても、さすがに私も力道山を見たことはない(あたりまえや〜)のですが、名前だけはよーく知っております。で、お孫さんの名前はパク・ヘジョンさんというそうですが、選手ではなく女子重量挙げ監督だとか。いったいどんな人なんでしょうか? テレビに映してくれるかしら?

9月8日
アジア大会の聖火が、ソウルに入りました。南北の聖火が二つに合わされ、7日からリレーが始まったのですが、早くもソウルまで来ちゃったんですねー。まあ、会場の釜山は韓国の一番南なので、かなり距離はあるんでしょうけど。しかし、テレビでニュースは見ないですねー。もうちょっと取り上げてくれって感じです。

9月5日
アジア競技大会の聖火採火式が、韓国の済州島と北朝鮮の白頭山で同時に行われました。その火は7日に板門店に運ばれ、ひとつに合わせられるとか。そして、あとはお決まりの聖火リレーです。世間的にはいまひとつ盛り上がりに欠けるけど、着々と準備は進んでいってます。

9月4日
釜山アジア大会へ派遣する選手団が出そろいました。選手659人(男子397、女子262)、役員328人の計987人、65個の金メダル獲得が目標だそうです。選手団の数は、当初「絞り込む」なんて言ってたわりには過去最多となりましたが…。とりあえずは、前回の金52個は上回ってほしいですねー。ちなみにキャッチフレーズは、「Team Japan〜釜山からアテネへ」だそうです。

9月3日
昨日お伝えしたアジア大会会場の屋根破損事件。その後のニュースによると、被害にあったのはホッケー会場らしく、現在急ピッチで修理しているそうです。が、今週末にはなんと、台風16号がやってくるらしいんですよね。次は大丈夫なんだろうか…。とにかく、もう飛んでかないことを祈りますわ。

9月2日
陸上女子長距離の川上優子選手が、引退を発表しました。長いこと故障で苦しんでたのは知っていたのですが、まさか引退するとは思ってもいなかっただけに…ショックです。だってまだ27歳なんですよ〜。10000mの元日本記録保持者で、前回のアジア大会チャンピオンで、とにかくすごい人なんです。私は彼女のフォームがとても好きで、なんというか、長距離なのに中距離みたいな感じで走り通すんです。見ていて爽快で、いつも応援したくなる選手の1人でした。「心身ともに限界」「悔いはない」と話しているそうですけど、少し休んでカムバック…というわけにはいかないものでしょうか…? このまま終わってしまうには、あまりにもったいなさすぎる選手ですから。
伊達公子さんが、16日からのトヨタ・プリンセスカップのダブルスに出場することになりました。「もしかして、現役復帰?」と喜んだのですが、残念ながらそれはないとのこと。でも、真夜中に必死で見たウインブルドンや、全仏、アトランタ五輪での彼女の姿が、一瞬、頭の中をかけめぐりました。試合をする伊達さんをまた見られるのは、やっぱりすごくうれしいですねー。
台風15号が韓国を直撃して、なんと釜山アジア大会の会場となるスタジアムの屋根が吹き飛ばされてしまったそうです。その他には被害はなくて、アジア大会の予定にも変更はないそうですけど、本当に大丈夫なんでしょうか? あと1か月足らずで修理できるのかしら。

9月1日
ソフトボールの「ファイテン 2002 JAPAN CUP」決勝、今回もやはりアメリカの厚い壁にはね返されてしまいました。しかも、2年前のシドニーを思い起こさせるような1−2のサヨナラ負け…。この日は日本が先制していただけに、本当に惜しかったです。No.1はアメリカ、続いて日本…という構図は、しばらく続きそうですねー。
あのイアン・ソープ選手が、練習拠点をモナコに移す意向だそうです。ヨーロッパの強豪選手と競う機会を増やしたい、というのが主な理由とか。たしかに南半球のオーストラリアじゃ、なかなかそういうチャンスはありませんからねー。

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