2002年のトピックス         10 11 12

12月27日
高橋尚子選手、やはり世界陸上は断念みたいですねー。骨折さえ治れば3月の名古屋国際に出場はできたんですが、完治までにはもう少しかかるそう。こうなったら世界陸上→五輪ではなく、国内選考会→五輪の道を選ばざるをえないでしょう。正直なところ、世界陸上でメダルをとるほうがラクかなーと思ったりもするんですけどねー(だから、当初はその方向で考えてたんでしょうけど)。それにしても、高橋さんのケガの多さはやっぱり不安です。なんでも食べる人って、基本的にはケガが少ないはずなんですけどねー。あと、小出監督の積水化学退社で、彼女がどうするのかも気になるところです。まあ、いずれにせよ監督から離れることはないでしょうけど。

12月24日
あのマラソンのリディア・シモン選手が、無事男の子を出産〜。名前はクリスチャンくんだそうです。さて、練習のほうは来年1月10日から再開予定とかで、五輪には充分間に合いそうですねー。

12月23日
卓球の全日本選手権女子ダブルスで、小西杏・福原愛組が初優勝しました。愛ちゃん、わずか14歳1カ月での優勝。もちろん史上最年少です。小さいころは、「本当にこのまま伸びていけるのかなー」と危惧したこともあったけど、ついに全日本チャンピオンまできちゃいました。願わくば、もっともっと先を目指してほしいですねー。

12月22日
高校駅伝の男子は、見事西脇工が優勝! ここ3年ほどは勝てそうで勝てない…って感じだったので、うれしかったですねー。くわしくは「陸上競技観戦記」のページでどうぞ。

12月21日
マラソンの渋井陽子選手が、中国・昆明での合宿へ出発しました。合宿はもちろん、3月の名古屋国際へ向けてのもの。「2時間26分を切って日本人1位」はぜひクリアーしてほしいですねー。

12月18日
卓球の全日本選手権で、伊藤和子選手がシングルス通算100勝を達成しました。伊藤さんはなんと67歳。でも、とてもその年齢には見えないラケットさばきに、感心してしまいました。しかも、勝った相手は高校二年生なんですよね。どんなスポーツであれ、67歳が17歳に勝てる…というのはそうそうない、というよりありえないと思うのですが…。いやはや、あっぱれ!って感じです。
来年1月に行われる大阪国際女子マラソンの招待選手が発表されました。海外の有力選手はおいといて、とりあえずは「だれが日本人トップをとって世界陸上の代表切符を掴むか…でしょう。注目を浴びるのは、まずは千葉真子選手。小出門下生となってから、着実に復活を遂げつつあります。ここでもう一段、階段を上がれれば…といったところでしょうか。それから、「ハーフマラソンの女王」野口みずき選手。今年の名古屋では、見事に優勝を飾りました。今回は順位も記録も狙ってくるでしょう。そのほかでは、駅伝やトラック(5000、10000m)で強い藤川亜希選手、田中めぐみ選手、小崎まり選手などなど。あと、一般参加でだれが出てくるかまだわからないんですけど、初マラソンでいきなり!なんて人が現れたらおもしろいんですけどねー。

12月17日
日本バドミントン協会は、アテネ五輪出場権のかかった国際大会に8選手を派遣すると発表しました。そのなかで私が名前を知ってるのは、米倉加奈子選手ぐらい。日本のバドミントンは、少し女子のほうが強いみたいです。ちなみに男子は、ダブルスのみのエントリー。もしかして男子シングルスって、絶対に出場権はとれないレベル…ってことなんですかねー。でもこの競技、アジア勢がめちゃ強いんだから、日本人にもできないことはないって思うのは、やっぱ甘いのかな?

12月13日
元旦に行われる「ニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)」のエントリーメンバーが発表されました。昨年まではコニカが二連覇してるんですが、このチーム、坪田智夫選手や松宮兄弟(双子なので、ちょっと宗兄弟を思い出します)、超強力外国人ガソ選手などがいて穴のないオーダーが組めるとこなんですよねー。最近、あまりにあっけなく勝ちすぎるので、優勝争い…という点から見ればちょっと物足りないです。一昔前、抜群に強かった旭化成は、主力は引退したのに若手はもうひとつ(いい選手は入社しているのに)だし、コニカの対抗馬になりそうなのは、富士通ぐらいかなあ…。あとは、トヨタ自動車とか。まあ、くわしいことは直前に書くと思います。でも、このニューイヤー駅伝と2、3日の箱根駅伝をずーっと見てると、周りからはものすごく冷たい言葉が飛んでくるんですよねー。「えんえん走るのだけ見てて、どこがおもしろい?」

12月12日
陸上長距離のエース福士加代子選手が、左ひざじん帯損傷のため1月中はレースを休むことになりました。これってやっぱり、実業団駅伝の転倒が原因ですよね。最後の1km弱、足ひきずりながら走ってたしなあー。たいしたことがなければいいのですが。でも、都道府県対抗女子駅伝で走るところが見られないのは、ちょっと残念ではあります。

12月10日
来夏の世界陸上は10000mで出場…の意向だった渋井陽子選手が、急遽方向転換。マラソンでの代表獲得をめざすことになりました。同じ三井住友海上に所属する土佐礼子選手が、故障で世界陸上選考レースを断念。高橋尚子選手も同様にケガで東京国際を回避していることだし、このままだと世界陸上に有力日本選手の姿が皆無、なんてことにもなりかねないんですよね。もし、ほかの選手がメダルをとって五輪代表を決めてしまったら、またまた「マラソン代表選考」にからむゴタゴタが起こる可能性も充分あるわけで…。そこで渋井選手が「名古屋国際→世界陸上」の路線に挑むことになったわけです。まあ、急遽といっても名古屋は来年3月。準備期間は充分でしょう。今年、10000mで日本新、マラソンで日本歴代2位の記録をたたき出した渋井選手には、やっぱり「それなりの走り」をしてもらいたいもんです。
アテネ五輪・サッカーアジア地区予選の組み合わせが発表されました。日本はシード国で、1次予選は免除。5月3日と6月7日に行われる2次予選で、1次のミャンマー対バングラデシュの勝者と対戦することになります。とりあえず、ここは無難に通過してもらって、最終予選に駒を進めてほしいですねー。
正月といえばこれ…。箱根駅伝のエントリーメンバーが発表されました。前回までの15校から、今回は19校+選抜チーム(落選校の選手で構成)で争われます。でも、15校でも、終盤になると下位チームはトップとの差が開きすぎて、繰り上げスタートばっかになっちゃってるのに、それより弱い学校が4つも増えるとなると…。少々心配ではあります。

12月9日
ようやく復活を果たした田村亮子選手に、なんと右手薬指はく離骨折の疑いが。なんでも、かなりはれた状態なんだそうですが…。たいしたことがなければいいんですけどね。

12月8日
全日本実業団女子駅伝は、予想もしていなかった第一生命が初優勝。トップに立ってもそのうち後続に抜かれるだろう…と思っていたのに、崩れませんでしたねー。驚きです。3区でトップにくらいついていけたのが大きかったですね。あと、ダイハツの3位が「古豪復活」って感じでうれしかったです。気になるのはワコールの福士さん。転んだときかなり痛そうだったし、おかしなケガをしてなければいいのですが…。
福岡国際女子柔道で、田村亮子選手が見事に復活! 全盛期にはあと一歩かなーとも思いますが、それでも優勝したのはさすがです。一瞬の隙をついて技をかけるあの素早い動き、見られて良かった!
競泳の全米オープン、田中雅美選手は200m平泳ぎも勝って二冠を達成。2分26秒52とかなりいい記録だし、今度彼女の泳ぎを見るときが楽しみです。

12月7日
日曜昼には、全日本実業団女子駅伝が行われます。高橋尚子選手、土佐礼子選手の欠場は残念ですけど、それ以外の、今「旬」の選手はこぞって出場してくれます。最大のみどころは今年5000m、10000mでそれぞれ日本新を樹立した、福士加代子選手と渋井陽子選手の争いでしょうか。2人が走る3区は、要チェックです。ほかにも、先日世界陸上マラソン代表を決めた松岡理恵選手、ベテラン健在を示す弘山晴美選手などなど、あげればきりがないぐらい。正直「どのチームが優勝するか」は、どっちゃでもよい(^^;)んですよね。有力選手の現在の力を見極めたいです。
福岡国際女子柔道が始まり、初日は4つの階級が行われました。63kg級は谷本歩実選手が4試合オール一本勝ちで優勝。78kg級でも阿武教子選手が優勝しています。日曜に登場する田村選手は、どうでしょうか…?

12月6日
競泳の全米オープン・女子百メートル平泳ぎで、田中雅美選手が優勝しました。実をいうと、ここのところ競技会に出てないし、ソルトレーク五輪ではレポーターなんてやってたしで、私はてっきり引退したものだとばかり思ってました(失礼!)。でも、本当はアメリカ留学中だったんですねー。そのうち、日本の競技会でも見られるでょうか?

12月5日
土曜からの福岡国際女子柔道に向けて、田村亮子選手らが抱負を語りました。ケガの回復具合が気になる田村選手ですが、「体調もよく不安はない」ということで、まずは一安心。これまで通りの柔道が見られることを祈りましょう。
ソフトボール日本代表・宇津木妙子監督の、アテネ五輪までの続投が決まりました。まあ、彼女以外の監督なんて考えられないですもんねー。今度こそ五輪の金をとってほしいです。

12月4日
結局先送りになった、2008年北京五輪からの野球、ソフトボール、近代五種除外問題。が、開催地の意向を考慮する…とかで、どうやら北京では野球とソフトは実施されそうな感じです。問題は、その先ということでしょうか。まあ、近代五種に関しては?ですけどねー。

12月2日
世界陸上マラソン銀メダリスト・土佐礼子選手が、右足首をはく離骨折していることが判明しました。8日の全日本実業団対抗女子駅伝は欠場、世界陸上の出場権がかかる1月の大阪国際も断念するそうです。先日の高橋尚子選手といい、有力候補の思いがけない骨折欠場で、代表切符のゆくえはまたまたわからなくなりそうです。

12月1日
福岡国際マラソン、日本人トップは尾方剛選手。世界陸上の代表も内定しました。くわしくは「陸上競技観戦記」のページでどうぞ。

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