2005年のトピックス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1月31日 1月30日 1月29日 1月27日 1月26日 1月25日 1月23日 1月22日 1月21日 1月17日 ※全国都道府県女子駅伝は、最初から最後まで京都がトップを独走。大会新記録に迫る勢いで、3年ぶり九度目の優勝を果たしました。2位は連覇を狙った兵庫、3位は山形、4位は長崎でした。 兵庫を応援する私にとっては、ちょっと悔しい展開になってしまいましたねー。京都は小崎まり選手、早狩実紀選手が1、2区ということで、強いだろうなーとは予想してたけど、やっぱ、最初でほかのチームを突き放してしまいましたね。2人とも、実力も安定感もあるから、仕方ないかなー。小崎選手はここ数年、惜しいところで世界陸上の代表を逃しているのですが、今年こそは代表の座を掴めるかも。 その後も、京都は安定した走り。途中、うしろに詰められる場面もありましたけど、次の区間ですぐに突き放す…という感じで、つけいる隙はありませんでしたね。兵庫も追い上げを見せてくれたんですけど、停滞する区間があったのが痛かったなー。まあ、最後の加納選手以外、全員が中高生では健闘でしょう。 あとは、坂本選手、土佐選手が元気な姿を見せてくれたのもうれしかったですね。特に坂本選手は、チームを5位に押し上げる、まずまずの走りを見せてくれました。シドニーの代表選手は、高橋選手以外は、その後ケガなどで走れなくなってしまったんで、アテネ組はそういうことにならないように…と思ってたんですよね。ほっとしました。 ※卓球の全日本選手権最終日、女子シングルス決勝は、平野早矢香選手が末益亜紗美選手を4−0と圧倒。昨年に続いて連覇を飾りました。平野選手が去年、18歳で初優勝したときはかなり驚きましたけど、この連覇で「本物だった」とアピールした感があります。世界ジュニアには出場していて、有望な若手の1人ではあったのですが、なんせ日本には福原愛選手がいますからねー。それに、運が悪くて五輪代表の座も逃してたんですよね。次の世界選手権には、ようやく日本代表として出場がかなうわけで、どこまで進んでくれるか楽しみです。 また、男子シングルスでは、中国出身の吉田海偉選手が優勝。吉田選手は23歳で、昨年3月に日本国籍を取得したばかり。高校生として52大会ぶり(!)にベスト4に進出した岸川聖也選手は、惜しくも決勝進出はなりませんでした。 なお、大会の結果、女子の平野選手と男子の吉田選手が、世界選手権のシングルス代表に内定しています。 ※4年後の北京五輪では、野球にメジャー選手が出場するかもしれません。15日、スイスで行われた国際野球連盟の常任理事会で、大リーグ機構の副会長が、準決勝と決勝に限って、メジャー選手が参加する可能性を示したとか。これまで、メジャーの参加をかたくなに拒んできたアメリカも、ついに方向転換してきたか…という感じです。 五輪と、メジャーリーグの試合日程がかぶること、そしてなにより、メジャー選手の相当数がドーピングを行っている…とされることもあって、参加は無理だと思われてたんですよね。ところが、アテネ五輪には予選で敗れて出場できず。国内からもかなり批判の声が上がったようだし、それに最近はドーピングを一掃する動きもあって、メジャー選手出場もやむなし、となったんではないでしょうか。 とりあえず、野球競技はまだ、「北京五輪以降の存続」が決まったわけじゃないですからねー。少しでも盛り上げないと、廃止の方向に動きそうなので、レベルを上げるためにもメジャー選手の参加は不可欠だと思いますね。 それから、大陸別の出場枠についても、おおよそのことが決まりました。2007年11月の各大陸予選では、アメリカ大陸2、アジア1、ヨーロッパ1が決まり、残りの3枠をアメリカ大陸予選の3、4位と、アジア、ヨーロッパの2、3位で争うそうです。今回、開催地の中国は自動的に出場できるので、アジア枠が厳しくなりそうです。 |
1月15日 1月14日 1月12日 1月10日 1月9日 1月7日 1月6日 1月5日 1月3日 1月2日 ※元日恒例の全日本実業団駅伝は、コニカミノルタの勝利で終わりました。エースの坪田選手を故障で欠き、外国人選手も以前いたガソ選手より力が落ちるとあって、今回は難しいのかな?と思っていたのですが、総合力でもぎとったという感じですね。2区の松宮隆行選手で2位に浮上、4区の磯松大輔選手でトップに立ち、5区では中国電力の佐藤敦之選手に追い上げられ、6区では並ばれたものの、アンカー勝負に勝って2年ぶり4回目の優勝を果たしました。 正直、コニカミノルタは全員が絶好調ってわけでもなかったですからねー。2区の松宮隆行選手は、カネボウの高岡寿成選手に途中で突き放されてしまうし、5区の松宮祐行選手は後半かなり失速して、中電・佐藤選手にあとわずかまで詰め寄られてしまうし…。ただ、4区の磯松選手、アンカーの前田和之選手が、ちょうどいいところに配置されてました。エース区間というわけではないのですが、勝負どころできっちり役目を果たしたという感じです。 中国電力は、1区で21位と出遅れたのが痛かったですね。2区の油谷繁選手でかなり挽回しましたが、出遅れがなければこのあたりでコニカの松宮選手と同じくらいの位置につけられたはずですから。それなら、5区の佐藤選手で大差をつけてトップに立てただろうし、最後もわからなかったんですけどねー。 アンカーへほとんど同時にタスキが渡ったとき、実は中電の坂口監督は、この時点で「負けた」と思ったそう。中電のアンカー森政辰巳選手は、そんなに力のない選手ではないはずですが、監督がそう思うということは、あまり調子が良くなかったんでしょうか。コニカミノルタの前田選手が、ちょっとペースを上げただけで、すっと離れていきましたから。あれで勝負がついてしまうとは…って感じで、拍子抜けしてしまいました。 優勝争いを演じた2チームについてはこのくらいですが、ほかに印象に残った選手といえば、まずは2区で区間賞を獲得した高岡選手でしょうか。確実と思われたアテネのマラソン代表切符を逃し、トラックシーズンに入っても満足いく結果を出せなくて、高岡選手の時代もそろそろ終わりか…とまで思われたのですが…。やはり、日本長距離界No.1のランナーは彼だと、思い知らされた感じです。各チームの日本人トップ選手が集まる2区でも、そのスピードは群を抜いてましたからね。衰えなんて全然感じられなかったし、今年の世界陸上はぜひ、代表入りを果たしてほしいですね。 あと、全然テレビには映らなかったのですが、同じ2区で区間3位に入った山陽特殊製鋼の家谷和男選手にも、今後は注目していきたいです。ここ何回かのマラソンではけっこう上位に入っていて、着実に力をつけてきているし、ちょっとおもしろい存在になりそうです。 それから、私的注目選手のホンダの藤原正和選手ですが、こちらは2区9位と、順位的には少々不本意だった様子。ただ、ご本人のHPを見てみると、タイム的には納得しているようです。かなり調子は取り戻してきている感じだし、こちらも次のマラソン(いつになるんでしょう?)には要注目ですね。 |
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