2005年のトピックス           10

3月28日
北京五輪の公式マスコット候補に、チベットレイヨウという動物が浮上しているそうです。中国にいる(…というか、「チベット」というからには、そのへんに住んでるんでしょう)絶滅寸前の動物らしいのですが、「より高く、より速く、より強く」という言葉にぴったりなのだとか。現在、ジャイアントパンダ、華南トラ、孫悟空が候補に上がっていますが、それらを押しのけてチベットレイヨウがマスコットの座につけるでしょうか?

3月27日
9月に行われる世界選手権で、試験的にビデオ判定が取り入れられることになりました。畳の外にいる審判員に、数秒遅れの映像を見せておき、主審が助言を求めた際に意見を述べる…とのこと。技が決まって、主審が「一本」とか「技あり」とか言った直後に、その映像が見られるわけですから、判定はしやすいのではないでしょうか。おそらく、シドニーの悲しい思い出みたいなのは、なくすることができますよね。実際にどんな形になるのか、9月が楽しみですね。

3月25日
レスリングのジャパンクイーンズカップが行われ、ここでも五輪代表組が活躍を見せました。五輪では48kg級に出場し、銀を獲得した伊調千春選手は、本来の51kgに戻して出場。ただでさえ、減量には苦しんでいるそうだし、五輪以外ではこの階級で通すんでしょうねー。12月の全日本選手権はケガで欠場しましたが、今回は、その勝者・坂本日登美選手を破って優勝し、世界選手権の出場に望みをつなぎました。
その伊調選手がいなくなった48kg級では、坂本真喜子選手が順当に勝って3連覇を果たし、55kg級の吉田沙保里選手は、向かうところ敵なしの状態で4連覇。さらに、63kg級は伊調馨選手が56kg級も含めると5連覇、72kg級は浜口京子選手が九度目の優勝と、実力者が順当に勝利を収めました。この4人は、全日本選手権でも優勝していて、規定により世界選手権の代表に決まりました。
なお、全日本選手権と今大会で、優勝者が異なる51kg級、59kg級、67kg級の代表は、6月にプレーオフを行って決めることになっています。
アーチェリーの世界室内選手権で、アテネ五輪銀の山本博選手は2回戦で敗退し、11位となりました。1回戦は、178点の日本タイ記録をマークしたそうですが…。やはり、コンスタントに上の成績をとり続けることって、難しいんだろうなぁ…。
また、女子個人の浅野真弓選手は16位、団体男子は7位、女子団体は8位となっています。

3月24日
日本オリンピック委員会(JOC)では竹田恒和会長の再選が決まったのですが、その竹田氏が次の重点政策を語った際に、なんと「2020年の夏季五輪の招致を目指したい」と言ったとか。これを知ったとき、もう「えええぇぇっ!」って感じでしたよ。私なんぞ、大阪で撃沈したショックが大きくて、「次の日本開催まで、私は生きているんだろうか…」なんて思ったりしましたけど、そんな年寄りくさいこと言っててはいけないんだわ(笑)。でも、一度負けたら、次の立候補までに12年も待つのかぁ…と思うと、やっぱりしんどくなっちゃいますけど。
大阪のときは、なんだか不可解な負け方をしたような気がします。北京のいい所だけが語られ、逆に、大阪は悪いイメージが流されて、選考委員が最初から色眼鏡で見てしまった感じ。かなりムカつくことも多かったので、次に立候補するなら、今度は絶対負けないようにイメージ戦略も重視してほしいですねー。
国際オリンピック委員会では、夏季五輪の実施競技について検討しているらしいです。現在実施されているのは28競技なのですが、それに空手やゴルフなど5競技を加え、その中で実施競技と廃止競技を決めていくようです。なんか、こうなると真っ先にやり玉にあげられそうなのは、やっぱ野球なんでしょうか? 久々に大幅な変更がありそうで、要注目ですね。

3月23日
旭化成陸上競技部の宗茂総監督が、3月末で総監督を退任するそうです。4月からは、九州保健福祉大の客員教授に就任するとか。陸上部のほうは、男子監督が宗猛氏、女子監督が児玉泰介氏、という体制になるようです。
これには、かなり驚きました。ただ、正直いって、ここのところずっと旭化成の指導力には疑問を抱いてました。名の知れた選手が多数入社しているのに、入ったとたん、それまでの活躍はどこへいったの…ってな感じで、伸び悩む選手ばかり。もちろん、全員が全員、一流選手に成長するのは無理ですが、それにしたってほぼ全員が低迷しているのは、いくらなんでもおかしいと思いますよね。
それでも、宗茂氏がやめるとは予想してなかったです。旭化成といえば宗兄弟…って感じでしたからねー。この辞任によって、旭化成がどう変わっていくか、かなり注目すべきところではありますね。

3月22日
4月になると、徐々に夏のスポーツの競技会が増えてきます。柔道では3日から全日本体重別選手権が開かれ、この結果で世界選手権の代表がほぼ決まることになっています。…が、アテネの男子100kg超級で金を獲得した鈴木桂治選手は、残念ながらこの大開を欠場するとのこと。五輪後に左ひじを手術したのですが、その状態が十分ではない…のが欠場の理由です。
いちおう、無差別で争う全日本選手権には出場する予定だそうですが、こちらは通常は最重量級の代表を決める大会なんですよね。今季は100kg級で戦う鈴木選手、もし全日本選手権で優勝したらいったいどっちの代表になるんでしょう。私としては、とりあえずどっちでもいいので代表になってもらって、またあのすばらしい足技を、世界の舞台で見せてほしいですね。

3月19日
陸上の世界クロスカントリー選手権第1日、ジュニア女子で脇田茜選手が11位に入りました。また、新谷仁美選手は13位、中村友梨香選手は15位、小島一恵選手は17位となっています。
どうも日本人は、クロスカントリーという競技には適性が欠けているようで、世界クロカンでもあまり好成績は収められないんですよね。そのなかで、唯一勝負できるのが、ジュニアの女子というわけで…。今回も全員がまずまずの成績だったようです。ただ、これがシニアに上がると、とたんに順位が下がってしまうんですけど…。女子ロング(8.108km)では、大越一恵選手の25位が日本人の最高位。もう少し勝負できるようになれば、トラックの10000mや5000mの成績も上がってくるんでしょうけど。
しかし、男子になるとさらに順位が下がってしまうんですね。男子ショート(4.196km)での日本人最高は、なんと上野裕一郎選手の66位。やっぱ、アップダウンのあるコースだと、どうしても日本人は不利なんでしょうか?
アメリカで合宿中の陸上短距離の末続慎吾選手が、18日に現地競技会の男子200mに出場し、20秒63を記録しました。この時期のタイムとしては、悪くないですよね。どういう顔ぶれの競技会だったかはわからないのですが、全体で1位の記録だったらしいし、しかも、終盤は流してこれですから…。五輪シーズンは全体に調子が上がらなくて、もう一つの結果に終わってしまいましたけど、今季は最初から調子が良さそうで、夏が楽しみになってきました。

3月15日
1999年セビリア世界陸上男子マラソンの銅メダリスト、シドニー五輪代表の佐藤信之選手が、今月末で旭化成を退社。4月からはトヨタ紡織陸上部のコーチに就任するそうです。とはいえ、現役を引退するわけではなく、コーチ兼任の現役選手…となるとか。2月の東京国際にも出場していましたが、そのときは「なんだか影が薄くなっちゃったなー」と思ったんですよね。だったら、このまま旭化成で陸上を続けるよりは、心機一転、違う環境で教えながら…というのも悪くないかもしれません。これで、華やかに復活してくれれば、ちょっとおもしろくなるかも…なんて思ったりしてます。

3月14日
8月にヘルシンキで行われる、世界陸上のマラソン代表が決まりました。男女各5人の顔ぶれは、すでに内定していた選手も含めて、次のとおりです。
男子…尾方剛、高岡寿成、細川道隆、奥谷亘、入船敏。女子…小崎まり、原裕美子、大島めぐみ、江田良子、弘山晴美。(補欠…男子・松宮祐行、女子・嶋原清子)
ほとんど予想どおりの選考結果になりましたね。女子は、名古屋でのタイムから大島選手と江田選手は確実だろうと思ったし、大阪の弘山選手と東京の嶋原選手とだったら、タイムなどからたぶん弘山選手のほうに軍配が上がるだろう…と。
男子は、選考レースで3人が内定していて、残る2枠を3人が争う形になりましたが、こちらも奥谷選手、入船選手というのは思ったとおり。松宮選手は、最後で奥谷選手にかわされて、本当に紙一重の差で5位に落ちたのですが、その「紙一重」はとんでもなく厚かったんだなぁ…なんて思ったりしてます。
それと、よくよく見てみれば、男女とも世界陸上や五輪代表経験のある選手は多いのですが、意外にも「マラソン代表経験者」は尾方選手だけなんですよね。トラックから距離を伸ばしてきたスピードランナーが多いので、どんな結果が出るか興味深いです。

3月13日
名古屋国際女子マラソンは、初マラソンの原裕美子選手が2時間24分19秒で優勝し、世界陸上のマラソン代表に内定しました。2位は大島めぐみ選手、3位は江田良子選手で、注目された渋井陽子選手は後半に遅れて7位に終わりました。
渋井選手は、最初は好調みたいだったんですけど…。途中から鼻を気にするような仕草が目立つようになり、そのうち元気がなくなってきて、うしろに下がったかと思うと、間もなく集団から離れてしまいました。原選手のスピードアップにまったく対応できなかったのは、体調不良のせいなのか、それとも遅いペースに「はまって」しまったのか…。彼女の場合、基本的な力はあるんでしょうけど、苦手なレースパターン(スローペース)になるとそれが発揮できなくなるのは、なんとかならないものかと思います。「速い」けど、「強い」といえないのは問題ですね。
逆に、優勝した原選手は、思い描いたとおりのレースができたんじゃないでしょうか。前半から、渋井選手をマークしてるのがよくわかる位置どりで、ずっと落ち着いた走りをしてましたよね。それを見て、けっこういい順位でゴールできるんじゃないか…とは思いましたけど、まさか優勝してしまうとは…。30km過ぎてからはレースをひっぱり、一度は大島選手にかわされるも、再度逆転してそのまま1位でゴール。冷静さとねばり強さが印象に残りました。
大島選手(というか、やっぱり「田中めぐみ選手」と思ってしまうのですが)は、またもや最後で抜かれてしまいましたねー。ただ、致命的とも思われた後半の落ち込みが、少しずつでも改善されてきているのには、驚かされました。まさか、原選手に置いていかれたあとで彼女が追い上げるとは、想像してませんでしたから。あの追い上げの勢いが42kmまで持てば…と思います。可能性は充分感じさせてくれましたね。
これで、世界陸上の選考レースはすべて終わりました。振り返ってみれば、「本命」が勝てないレースが多かった気がします。あと、あまり期待していなかった選手が、予想外に良い走りをしてくれたり、逆に「ああ、やっぱり」と思わせられたり…。でも、相変わらず予想してもほとんど当たらないのが、ちょっと悲しかったですね(笑)。
全日本実業団ハーフマラソンは、ダニエル・ジェンガ選手が1時間1分31秒で優勝。この2週間前に、30kmの世界記録を更新したばかりの松宮隆行選手は、わずか1秒差で敗れました。ただ、疲れの残るなかで自己ベストを更新したのはお見事。これで世界ハーフの代表に決まりましたが、フルマラソンより適性があるような気もするので、がんばってほしいですねー。
なお、女子は阿蘇品照美選手が途中から独走し、1時間9分54秒で優勝。こちらも世界ハーフの代表に内定しています。
卓球の女子アジアカップ最終日、福原愛選手は決勝進出を果たしたものの、世界ランク9位の帖雅娜選手(香港)に2−4で敗れて、優勝はなりませんでした。前日、世界ランク7位の中国選手を破っているだけに、惜しかったなーとは思いますが、それでもここまでやれたら充分でしょう。この日も準決勝では、世界ランク12位の柳絮飛選手(香港)にストレートで勝っているし、今大会で完全にワンステップ上った感じがします。4月30日からの世界選手権が楽しみですね。

3月12日
北九州市で行われている卓球の女子アジアカップで、福原愛選手がベスト4進出を果たしました。しかも、決勝トーナメント1回戦では、世界ランク7位の郭選手(中国)を破っているというからすごい…。これまで福原選手は、ヨーロッパの選手なら格上でも次々に破っていたのに、中国選手にだけは弱くて、ランクが下の相手にもなかなか勝てなかったんですよね。それが今回、勝てたというのは驚きました。
あれだけ注目されて、四六時中マスコミからマークされてて、精神的にもきついものはあると思うのですが、そんななかでしっかりステップアップしていくその精神力は、ただものじゃないですねー。

3月10日
競泳の北島康介選手が、日本コカ・コーラと所属契約を結ぶことになりました。期間は来月から4年間とのこと。とりあえずは北京まで…ってことでしょうか(微妙にその後も含まれてますけど)。これから、報道とかされるたびに「北島康介(日本コカ・コーラ)」ってなるのか〜。北島選手ならスポンサーもよりどりみどりだっただろうし、その中から一番希望にかなうところと契約したんだろうから、この4年間、しっかり後押ししてくれるものと確信してます。

3月8日
日本オリンピック委員会のマーケティング新事業、「シンボルアスリート」は、だいたいの候補選手が参加してくれて、ほとんど決まった…と思っていたら、まだ大物が1人残ってました。モーグルの上村愛子選手なのですが、結局は契約を辞退することにしたそうです。これで、水泳の北島康介選手、柔道の野村忠宏に続く3人目の辞退者となりました。
とはいえ、当初辞退する物と見られていた陸上の室伏広治選手、柔道の谷亮子選手、フィギュアの安藤美姫選手らは参加するわけで、計11選手でのスタートはまずまず…といったところじゃないでしょうか。とにかく、資金がしっかり集まって、効果的に使えるようになることを願っております。

3月6日
世界陸上マラソン代表の切符をかけた最後のレース、びわ湖毎日マラソンは、細川道隆選手が2時間9分10秒で日本人トップの3位となり、代表に内定しました。また、ゴール前に追い上げた奥谷亘選手が3秒差の4位、5位は松宮祐行選手で、ケニアのリリ選手が2時間9分0秒で優勝しました。
なんというか、意外な結果でした。日本人1位が細川選手とは…。もちろん、招待選手ではあるので、結果が出ても当然…のはずなんですけど、ほかの選手にばかり注目が集まってましたからねー。満を持してマラソンに挑む、トラックの有力選手・瀬戸智弘選手とか、前日本記録保持者で久々にフルマラソンを走る藤田敦史選手、びわ湖の優勝経験もある小島宗幸選手、駅伝での活躍が目立つ松宮祐行選手、浜野健選手などなど…。でも、結局そういった注目選手は、次々に脱落しちゃいました。
小島選手や浜野選手は早いうちに先頭集団から離れ、スピードランナー瀬戸選手は長い距離への対応ができてなかったのか、中盤で脱落。藤田選手も途中まではいい感じだったんですけど、やはりブランクの大きさゆえか25km過ぎのペースアップについていけず。有力選手の中では、唯一最後まで前のほうにいた松宮選手も、やはり後半にスピードダウン。結局、先頭集団に残った日本人は、細川選手のみ。そして、少し遅れて松宮選手と併走するのは、まったく無名の奥谷選手…。
細川選手は、最後は外国人選手に競り負けましたが、強風の中、日本人トップの3位でゴール。タイムも、代表内定基準の2時間9分29秒以内をクリアし、世界陸上の代表内定を勝ちとりました。タイムについては、相当風が強かったみたいだから、こんなものでしょうねー。だいたい、ペースメーカーが途中でペースを作れなくなってしまうくらいだし…(しかし、どの大会でもペースメーカーが、きちんと役割を果たせてない気がするんですけど…)。聞けば、今回はしっかりと高地トレーニングを行って、この大会に臨んだとか。冷静に走って日本人トップの座を掴んだ…という感じです。
そして、最後にかなりの追い上げを見せた奥谷選手なのですが、この選手、あの高校駅伝の名門・西脇工出身なんですね。年齢からいくと、小島宗幸選手の1学年上のはずなのですが、正直、全然記憶にない…。その当時の選手はけっこう覚えてるはずなんですけど、頭の中に残ってないんですよね。今回も一般参加だし、本人もここまで走れるとは思ってなかったみたいだし…。奥谷選手にとっては「次が勝負」だと思うので、今後を注目したいです。
私的には、今回ようやく藤田選手が走ってくれて、うれしかったのはうれしかったんですけど、やっぱり日本記録を出したときの面影はなかったですね。さすがにブランクが長すぎたからなー。できれば、すばらしかった福岡国際の走りを、もう一度見せてくれるまでになってほしいです。とりあえずはスタートラインに立てたということで、次はもう一段ランクアップした走りを見せてほしいですね。
そうそう、最後に、話題を呼んだアテネ五輪3位のデリマ選手について。結局33km付近で棄権してしまいましたが、どう見ても本調子ではなかった…というより、まともに練習していたのだろうか?という感じの走りでした。話題性で招待されたにしても、出ると決めたなら、もう少しちゃんと準備してきてほしかったですね。
中国で行われたフェンシングのW杯、女子フルーレ個人で菅原智恵子選手が優勝しました。日本フェンシング協会によると、W杯での優勝は日本女子初の快挙だそうです(男子は優勝アリ)。
菅原選手はアテネ五輪にも出場してたんですが、そのときは2回戦で敗れています。フェンシングという競技自体、なじみが少ないのでよくわからないのですが、こんなにいきなり優勝できてしまうものなんでしょうか? 思い出してみれば、たまーに日本勢が好成績を収めていることもあるので、そんなにめちゃくちゃ弱いわけじゃないんですよね。でも、こういう成績がコンスタントにとれなかったら、「強い」とはいえないんだろうなー。
陸上女子棒高跳びで、エレーナ・イシンバエワ選手(ロシア)が、またまた室内世界記録を更新しました。今度はついに4m90。5mの大台も、夢ではなくなってきた感じです。屋外の世界記録(いわゆる普通の世界記録ですね)は、すでに4m92まで行ってますが(当然、記録を持っているのはイシンバエワ選手)、今年中にどこまで延びるんでしょうか?

3月5日
卓球の福原愛選手が、4月からはフリーで大会に出場することになりました。ミキハウスとの契約は3月末で切れるのですが、福原選手サイドは早くから「契約は更新しない意向」を表明していて、どこと契約するのか注目されていました。
が、結局はどことも契約せず。フリーという制約のない立場で、いろいろとやってみたい…ということのようです。今の福原選手なら、資金の面でもなんとかなるでしょうからねー。ちなみに登録は、「青森山田高」となるそうです。

3月4日
自転車の女子ロードレースの2005年ツアー・オブ・ニュージーランドで、沖美穂選手が個人総合3位に入りました。自転車連盟のサイトを見ても、イマイチこの大会のランクがわからないのですが、「見事3位に…」みたいに書いているし、快挙だったんでしょう。沖選手は2月27日のW杯でも5位に入ったそうだし、期待が高まりますねー。
森本朱美選手は26位、唐見実世子選手は44位、団体総合の日本は5位でした。

3月2日
卓球の福原愛選手が、中国の超級(スーパーリーグ)でも最強とされる「北京」へ入団…という話が、かねてから進んでいたのですが、結局これは取りやめになったそうです。スポンサーとか、細かい点で調整がつかなかったようですね。それで、選手登録が間に合わなくなってしまったとか。
それでも、遼寧省のチームでスーパーリーグに参戦することが決まったそうで、チームは最強じゃなくても、最強のリーグで試合できることは確か。中国選手にはなかなか勝てない福原選手ですが、世界トップの選手たちと対戦することで、少しは苦手な面を克服できるでしょうか?

 トップページ日々の雑記−今日のトピックス・過去ログ夏の競技2005年3月