2002年のトピックス           10 11 12

1月31日
米スポーツ誌のメダル予想で、日本は銀1銅2とか。スピードスケートの清水宏保選手が銀、モーグルの上村愛子選手とショートトラックの西谷岳文選手が銅、ということですが、こんなものかなーというのが正直なところ。むしろ、三つもとれると書いてくれて、ちょっとホッとした感じもあります。まあ、予想は予想でしかないし、本番でどう転ぶかなんてだれにもわからないですからね。日本選手には、この記事を書いた人間をあっといわせてほしいです。(ちなみに、あの高橋尚子選手だって、事前予想では3位だったんですから)

1月30日
選手村がオープンし、現地の様子も「いよいよ」といった感じになってきました。日本選手では、スピードスケートの三宮選手らが到着。開会式まで、もう一週間と少しです。

1月29日
バミューダ島からひとりだけ、オリンピックに参加するそうです。種目はリュージュ。暖かい国と競技の類似という点から、どうしてもクールランニングを連想してしまうんですけど…。果たしてソルトレークのスターになれるでしょうか?

1月28日
ノルディック複合の代表が、現地へ向けて出発しました。新星高橋大斗選手はのびのびと、そして選手生活の集大成となるであろう荻原選手は、「無心で」というコメント通りに悔いのない戦いをしてほしいものです。
ジャンプ団体戦の、五輪本番でのスタート順が決まり、日本はうしろから4番目となりました。これは、W杯の国別得点が低い国から飛ぶことになっていて、ようは、最後に出てくる国が一番強いということです。うしろから4番目ということは、現状の日本の実力は世界で4位なわけですね。団体でのメダルも簡単でないことになりますが、なんとか調子を上げていってほしいものです。

1月27日
ジャンプW杯団体で、日本は2位。トップのオーストリアは決してベストメンバーではなかったにもかかわらず、日本など問題にしない圧勝ぶりでした。日本勢では、昨日の個人で3位に入った葛西選手と新鋭山田選手がまずまずのジャンプ。ただ、宮平、船木の2選手と、今回の団体戦ではメンバーを外れた原田選手は、どうしても浮上のきっかけがつかめないようです。日本チームは、技術だけでなく最新のスキー板やウエアの導入も遅れているようだし、あと半月でなんとかなるのでしょうか?
フィギュアの四大陸選手権、五輪代表の恩田美栄選手は3位。トリプルアクセルへの挑戦も失敗に終わりました。五輪ではそう上位は望めない恩田選手だけに、ダメモトで大技に挑戦するのもいいかもしれませんね。

1月26日
札幌で開かれていたスキージャンプのW杯で、葛西選手が約1年ぶりに表彰台へ上りました。ずっと不振が続いていた同選手の復調は心強いところですが、ほかの選手の成績は山田選手7位、船木選手9位と、ベストテンに入ったのはわずか3人。強豪選手はほとんど欠場しているのだから、日本勢にはもう少し上位に来てほしかったですね。
フィギュアスケート四大陸選手権で、本田選手の最終成績は2位。参加選手の顔ぶれからすると、本当なら優勝しておかなければならないところですが、ショートプログラムでの失敗が大きすぎました。ショートで2回もジャンプに失敗していては、五輪では勝負にならないでしょう。フリーは1位をとったものの、4回転ジャンプは失敗。果たして立て直すことはできるのでしょぅか。

1月25日
日本ジャンプチームのコーチが記者会見。「メダルはひとつとれれば…」とのコメントを発表しました。たしかに、現状ではそれが妥当な線かもしれません。せめて、ベストコンディションで本番を迎えてほしいです。
開会式でIOC旗を運ぶメンバーに、ジャンプの船木選手が選ばれました。今回この旗を持つのは、過去の金メダリストばかりとか。ただ、ほかのジャンプの選手は翌々日に試合が控えていることもあって、開会式には出席しないんですよね。船木選手は、開会式当日の予選は出なくていいのですが…。ちょっと、心配ではあります。

1月24日
フィギュアスケート四大陸選手権、本田選手は5位発進。精神力の弱さが指摘されている同選手、ここらできっちり実力を出し切ってほしいところです。
ジャンプW杯白馬大会で、日本人最高は山田大起選手の4位。強豪の多くが回避したこの大会、もう少し上位に進出してくれれば…と思ったのですが。26日からの札幌大会を待つことにしましょう。

1月22日
アルペンスキーW杯男子回転で、皆川賢太郎選手が14位に。順位だけ聞くとたいしたことはないように見えますが、2回の滑走の合計タイムで争われるこの種目、その2本目で彼はなんとトップのタイムをたたきだしたのです。1本目が27位だったため14位にとどまりましたが、五輪前の最後のレースとしては上々の結果を残せたのではないでしょうか。

1月21日
足首の骨折で入院していたショートトラックの西谷岳文選手が退院。強化合宿に合流して氷上練習を行いました。もしかしたら、本当にまにあいそう?

1月20日
アルペンスキー回転でのメダル候補、オーストリアのマリオ・マット選手が練習中に肩を負傷。五輪出場は絶望的に。
スピードスケートの世界スプリント最終日、男子500mで清水選手がついに1位をとりました! 長野でも抜群の調整力を見せた清水選手に、期待は高まりますね。なお、堀井学選手は11位、武田豊樹選手は13位。また、女子500mでは岡崎朋美選手の8位が最高と、調子が上がりきらないのが気がかり。大菅小百合選手9位、外ノ池亜希選手10位、三宮恵利子選手は14位でした。追記:総合順位では清水選手は9位。外ノ池選手7位でした。この2人はまずまずで、特に清水選手は500mが良ければいいので、◎でしょう。逆に三宮選手は総合14位。果たして本番までに調子を上げてこれるのでしょうか?
アルペンスキーW杯女子回転で、広井法代選手は26位。柏木久美子選手は2回目に進めず。
ノルディックスキーW杯複合個人は、五輪前の最終戦が行われました。高橋大斗選手は4位で好調を維持。富井彦選手は6位、森敏選手13位、荻原健司選手は16位でした。

1月19日
バイアスロンW杯女子7.5キロスプリントでは、進藤真美選手の50位が日本勢最高。やはり、この種目は厳しいのでしょうか。
スノーボードW杯女子パラレル大回転で、飯田蘭選手33位、竹内智香選手は途中棄権。
フリースタイルスキーW杯モーグルでは、里谷多英選手8位、ターンでミスの出た上村愛子選手は10位、畑中みゆき選手は16位に。
スピードスケート世界スプリント選手権が開幕。初日の女子500m、日本勢最高順位は大菅小百合選手の7位。また、男子500mでは清水宏保選手が4位に。ちなみに1位は、長野の銀メダリスト、カナダのウォザースプーン選手でした。

1月18日
W杯のノルディック複合個人スプリントで、高橋大斗選手が3位に入り、初の表彰台へ。今期好調の高橋選手の、今後がますます楽しみに…。
フィギュアスケート代表が公開練習を行いました。ソルトレークシティーはかなり高地にあって空気が薄いため、同じぐらいの標高の長野県南牧村で練習をしているとか。カナダが拠点の本田選手以外の3人が、元気な姿を見せてくれました。上位をねらえる力を持つ村主章枝選手は好調のよう。恩田美栄選手は伊藤さん以来のトリプルアクセルに挑戦していますが、完成度は今一歩というところで、きちんと3回半回るのは難しいと実感しました。

1月17日
今大会からの新種目「スケルトン」の、日本のエース越選手、ワールドカップ最終戦で決勝に進めず。昨シーズンW杯総合2位に入りメダルが期待されていたのですが、ここへきての不調…。どうにか立て直してほしいものです。

1月16日
アルペンスキーの代表6名が決定! 日本選手団218名が出そろいました。選手は109名で、内訳は男子61名、女子48名となっています。国内の大会を除けば過去最大とか。

1月14日
開会式の準備は着々と進みつつあるようです。開閉会式場になるユタ大学のアメフトのグラウンドにはスケートリンクが登場したとか。いったいどんな開会式に?
韓国側が、開会式での北朝鮮との南北合同入場に意欲。はたして実現するのでしょうか。
ジャンプワールドカップ団体で、日本は4位。

1月13日
ノルディック複合のワールドカップ12戦で、高橋大斗選手が4位に入賞。これは、今季の日本勢の最高順位です。高橋選手は11戦でも7位と、今好調なだけにこのままの状態を維持してほしいですね。
フィギュアスケート全米選手権の女子シングルで、長野の銀メダリストミッシェル・クワンが優勝。
日本ジャンプのエース船木選手、ワールドカップで久々に6位入賞。宮平選手も7位に。なんとかこのまま調子を上げてほしいところ。

1月12日
腰の故障で出遅れていたスピードスケートの清水宏保選手、ワールドカップ3位でようやく表彰台へ。
ワールドカップモーグルで里谷多英選手が4位、上村愛子選手は6位に。

2002年1月11日
日本選手団、主将はジャンプの原田雅彦選手、旗手はスピードスケートの三宮恵利子選手に正式決定。

2001年12月30日
長野五輪の金メダリスト、スピードスケートショートトラックの西谷岳文選手が、年末の全日本選手権でまさかの左足首骨折。代表には選ばれたのですが、本番にまにあうかどうかは微妙なところ。

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