2002年のトピックス           10 11 12

4月25日
ソルトレーク五輪の収支について発表がありました。なんと、73億円の黒字を計上したそうで、今後の施設維持などに使われるそうです。しかし、アメリカの調子が良すぎて観客動員増も要因のひとつというのは…。「ふ〜〜〜ん」という感じですね。

4月24日
東京運動記者クラブ・スケート分科会が選ぶ、2001〜02年シーズンの「スケーター・オブ・ザ・イヤー」に、清水宏保選手が決まりました。故障を抱えながら、あくまで金を目指した清水選手の受賞は、当然という感じですね。また、フィギュアの本田選手も、特別賞を受賞。彼の来季からの活躍も楽しみです。

4月23日
ジャンプの船木和喜選手もプロ化を申請。今でも半分プロみたいな感じですけど、認められたらより自由に、いろんな分野で活躍が見られそうです。船木選手がプロ化すると、全日本スキー連盟に配分される強化費は減額されてしまうのですが、その分は自分の出演料から補う、というのが義理堅い(笑)ですよね。

4月22日
荻原健司選手、現役続行? 日本スキー連盟が来季の強化選手を決定したのですが、一番上のA指定は、荻原健司選手、高橋大斗選手、森敏選手、富井彦選手の4人。結局五輪代表メンバーなのですが、このなかに入ってるってことは、いちおう「続行」の意志があるのかなー。いろんな競技でベテラン選手がつぎつぎ引退していくなか、1人ぐらいがんばってくれる人がいてもいいですよね。

4月21日
堀井学選手の引退会見が行われました。引退の経緯を話している途中、声をつまらせていましたね。涙もろい堀井選手(失礼!)らしいなーと思いつつ、こちらまでじーんときてしまいました。「スピードスケートが好きだった」という堀井選手には、今後もスケートのためにがんばってほしいです。長い間お疲れさまでした!

4月18日
堀井学選手の引退が決まりました。ソルトレークのレース直後には「まだやる」と言っていた堀井選手でしたが、やはり体力的な限界を感じていたのでしょうか。残念です。堀井選手といえば、やはり長野での涙を忘れることはできません。スラップスケートへの対応の遅れ…ちょっとした判断ミスが、彼のスケート人生を狂わせてしまいました。長野があと1年早ければ、おそらく金か、悪くても何色かのメダルはとれていたでしょう。今後は子供たちにスケートを教えていく、ということなので、いい選手を育てて、そして将来はその選手がオリンピックで活躍してくれたらなーと思います。

4月17日
日本オリンピック委員会が、競技のランク付けを発表しました。実をいうと、「そんなのあったのね」って感じなんですけど、これによって競技団体への強化費の配分が決められるというから、けっこう重要。この格付けで、スキーとスケートが、最高の「特A」から1ランク下の「A」に下げられてしまいました。ソルトレークの結果って、本当にいろんなところに響いてくるんですねー。厳しいです。ちなみに現在の「特A」は柔道と水泳、「A」は陸上とレスリングだそうです。

4月16日
ソルトレーク五輪の清水宏保選手らが、文部科学大臣顕彰・表彰を受けました。選手たちは、表彰式のあと皇居でのお茶会にも出席したりと、大忙しだった様子。上村愛子選手は雅子さまと「愛子」という名前でお話ししたそうで、彼女はとってもうれしそうでした(笑)。里谷選手が中耳炎とかで、欠席してしまったのが残念(なんせ、2人っきりのメダリストですから)。
荻原健司選手は、来季の去就についてまだ迷っている様子。ただ、海外の試合には出なくても日本国内の試合には参加したい、ということなので、あと少しは荻原選手の活躍を見ていられそうです。また、同じく複合の森選手は、少なくとも来季の世界選手権までは現役続行することを表明しています。

4月12日
不況の波は、とどまるところを知らないようです。王子製紙のスピードスケート部の廃部が決まってしまいました。王子製紙といえば、数多くの五輪選手を生んできた名門社会人チーム。以前には、堀井学選手も所属していました。紙の需要の減少で経営が苦しいとのことですが、廃部は残念としかいいようがないです。現在在籍しているのは、ソルトレーク五輪代表の妹尾栄里子選手ら4人ですが、移籍か引退か…どちらかを選択しなければなりません。少しでもいい方法があればいいのですが…。

4月11日
スピードスケートの三宮恵利子選手が引退を発表しました。長野からの4年間、ソルトレークの1000mを目指して練習してきただけに、そこで結果が出せなかったことはやはりショックだったみたいです。トリノまでは精神力がもたない…とのことですが、27歳は引退にはちょっと早いですよね。もうちょっとがんばってほしいのが本心ですが、彼女の心中を思えばそれも仕方がないことかもしれません。今はただ「お疲れさま」と言うしかないですね。

4月10日
札幌が、2007年のノルディックスキー世界選手権開催に立候補しているのですが、本場ヨーロッパから遠い日本はなにかと不利。これまで3回立候補して3回とも落っこちています。そこで奥の手、ヨーロッパから千歳空港までチャーター便を飛ばそうとしているらしい…。ほかに立候補しているのはチェコのリベレツで、今のところ五分五分だそうですが、これで札幌勝利となるでしょうか。ただ、2007年となると、今活躍しているジャンプや複合の選手も大半は引退しているでしょうねー。

4月8日
ショートトラックの世界選手権、最終日も日本選手の決勝進出はなりませんでした。最後の男子1000mでは、寺尾悟選手が準決勝で4位になったのが最高。残りの選手はいずれも予選で敗退してしまいました。ちなみに個人総合順位は、男子…寺尾選手13位、小寺選手16位、田村選手27位、女子…神野選手18位、高田選手19位でした。これで、来シーズンの世界選手権の出場枠が、男子2人、女子1人に減ってしまうことに…。現状の日本のレベルって、厳しいけどこういうものなのかもしれません。
文部科学省が、ソルトレークのメダリストや入賞者を表彰することになりました。清水宏保選手、里谷多英選手とその指導者2人、入賞者35人の計39人だそうです。今回確かにメダルは少なかったけど、好成績を上げた選手はいっぱいいるんですよね。選手にとっては努力の成果を讃えてもらうことが、今後の励みになるんじゃないでしょうか。

4月7日
ショートトラックの世界選手権、2日目も日本勢は決勝に行けませんでした。男女500mが行われたのですが、男子は小寺武大選手、田村直也選手がいずれも予選で敗退。唯一準々決勝に進出した寺尾悟選手も、3位に終わってしまいました。優勝したのはまたも金東聖選手。ちなみに、宿敵?オーノ選手はどうやらこの大会には出場していないようです。また女子では、高田貴子選手と神野由佳選手が出場しましたが、どちらも予選で敗れました。

4月6日
ショートトラックの世界選手権が始まりました。初日は男女1500m決勝などが行われましたが、残念ながら日本勢の決勝進出はなりませんでした。男子は、寺尾悟選手、田村直也選手が予選で失格。唯一次に進んだ小寺武大選手も、準決勝敗退となりました。女子の高田貴子選手、神野由佳選手も準決勝で敗れました。ちなみに男子で優勝したのは、あの韓国の金東聖選手。これで少しは、五輪の借りも返せたでしょうか? 日本の選手も次の種目では決勝進出して、ぜひメダルをとってほしいですね。

4月4日
韓国で大学生に「W杯に最も来てほしくない人」を聞いたところ、堂々?の1位を獲得したのは、あのショートトラックのオーノ選手でした。ちなみにオーノ選手の得票数は174票、2位がビンラディン氏の68票というのだから、「そこまで嫌われてるか、オーノ君」って感じ。もし韓国でショートトラックの国際大会とかあっても、オーノ選手はちょっと行けないんじゃないでしょうかねー。

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