2002年のトピックス           10 11 12

5月29日
来月3日から京都で国際スケート連盟の総会が開かれるのですが、そこでフィギュアの新たな採点基準を協議するもよう。オリンピックでさんざんゴタゴタしただけに、当然の流れといえるかもしれません。ちなみに、現行は6点満点からの減点方式なのですが、今後は加点方式になるそうです(体操競技なんかは、この方式です)。ただ、これまで6.0という数字に慣れ親しんできただけに、ちょっと寂しい気もしないでもないですね。

5月13日
荻原健司選手が、引退会見を行いました。事前の話では、国内の大会には出る…と聞いていたのですが、結局国内外問わずすべての競技会から身を引くことになりました。荻原選手といえば、ここ10年の冬季五輪の象徴的な選手だったし、その姿がなくなるということで、まさに「ひとつの時代が終わったなー」という感じがします。ただただ、寂しいですね。

5月8日
スピードスケートの大菅小百合選手など、三協精機所属の4選手が自転車競技に挑戦することになりました。もともと自転車は、スピードスケートのトレーニングによく利用されているし、過去にはご存じ橋本聖子さんも二度の夏季五輪出場を果たしています。メインはあくまでもスケートですが、今後の成績次第では夏五輪も視野に入ってきそうです。

5月7日
ショートトラックの西谷岳文選手の、新たな所属先が決定しました。これまで所属していたメッツの廃部が決まって、どうするのか気をもんでいたのですが、大阪のサンコー(健康食品の会社だそう)への入社が決まって一安心。これを機会にスケート部を創設するというだけに、支援態勢はかなり整っているようです。足首のケガのほうも早く治して、トリノを目指してってほしいです。
スピードスケートの武田豊樹選手が、日本競輪学校に入校。4年後には、プロ競輪選手で五輪スケート代表、となっているでしょうか?

5月2日
荻原健司選手の、国際舞台からの引退が決まりました。全盛期の圧倒的な強さを知る者としては残念ではありますが、ソルトレーク五輪を見るかぎり、やはり力の衰えは明らかでした。もうひとふんばりを…とも思いましたが、来シーズンに今以上の成績を求めることは、やはり酷でしょう。荻原選手には、これまで五輪や世界選手権で、本当に感動させてもらいました。日本の選手で、あれほど強い人は、これからもそうは出てこないでしょう。心から「お疲れさま」を言いたいです。ただ、国内の大会には出場するそうなので、老け込むことなく、そちらのほうで元気な姿を見せてほしいですね。

5月1日
ソルトレーク五輪で追加の金となったカナダペアが、プロ転向を発表。正直なところ、次のシーズンできっちり決着をつけてほしかったです。

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