2003年のトピックス           10 11 12

1月31日
私的にかなり「イイ感じ」のアルペンの佐々木明選手、本場ヨーロッパでもけっこう注目を集めているようです。2月2日からスイスのサンモリッツでアルペン世界選手権が開催されるのですが、ロイター通信によると彼は「日本人史上初の優勝を狙える男」なんだとか。今季、16のW杯レースに参戦したなかで、途中棄権(コースアウトなどで)もせず、ちゃんと2本とも滑ってゴールしたのはたったの2回。でも、その2回の成績が2位と8位ですからねー。「若いから何も失うものはないので、常に2本ともアタックしにいく」「予選落ちが続いても自信を失ったことはない。勝つためにスキーをしている」という超強気発言には驚きです。記事には「オール・オア・ナッシング・スタイル」と紹介されているそうで…(笑)。でも、確かに下位の成績で、守りのレースしても意味ないですもんねー。世界選手権、楽しみにしたいです。いちおう、BSで中継してくれるし、初めて「動く佐々木明」が見られそうかな。
フリースタイルスキーの世界選手権、初日のモーグル予選に続いてこの日は男女エアリアルの予選が行われました。しかし、日本勢は男女とも決勝に残れず…。こうなったら、モーグル決勝に期待するしかないのかしら?

1月30日
フリースタイルスキーの世界選手権が始まりました。29日は男女モーグルの予選が行われて、日本勢の女子は上村愛子選手が4位、里谷多英選手が10位、畑中みゆき選手が13位で決勝に進出。男子は附田雄剛選手のみが14位で予選を通過しました。決勝は31日に行われますが、日本勢のメダルをちょっとは期待してもいいかなあ? あと、ふと気づいたんですけど、里谷選手ってアジア大会にも出るんですよね。すごい強行日程になりそうですねー。

1月29日
アルペンW杯男子回転で、佐々木明選手がまたも好成績。1回目は15位につけ、2回目で7位のタイムを出して合計で8位に入りました。さすがにこの前みたいに「表彰台」とまではいかなかったですけど、それでも8位は上々ですよねー。これで、W杯種目別ポイントで15位に浮上(凄い!)。スターティングリストも23位まで上がったそうです。そのあたりで滑れればコースもさほど荒れてないだろうし、ますます上位が狙えるかも? それにしても、一度「動いている佐々木明」を見てみたいです。文字と静止画像でしかお目にかかったことがないんですよね。どっかの局で特集してくれないかなー。
青森アジア大会のコーナー?です。29日は日本選手団の結団式が行われました。スポーツニュースで旗手の岡崎朋美選手を見て、相変わらずかわいい人だなーと思いましたわ(笑)。そのあと、村主選手もアップで映ってました。最近、いろんな選手の活躍のおかげで、フィギュアの話題が多くなってうれしい〜。アジア大会で、さらにアピールしてほしいです。
さて、注目の北朝鮮選手団もついに青森入り。どーせワイドショーでもやるんだろうけど、このさい北朝鮮のついででもいいから、競技のニュースなんかも流してくれるとうれしい…と思ったりなんかして。
国体も最終日。スピードスケート成年男子1000mは今井裕介選手が1500mに続いての勝利をおさめ、成年女子1000mは外ノ池亜希選手が制しました。ショートトラックの成年男子500mは西谷岳文選手が優勝。ニュースによると、あの「弾丸スタート」も戻ってきてる様子です。ソルトレークでは骨折を押しての出場でしたけど、全然本来の力が出せずじまいでしたもんね。今はもう、ほとんど完治してるみたいだし、アジア大会では優勝を狙ってほしいです! なんせショートトラックは、アジア大会の競技のなかでもピカ一の高レベルの戦いになるでしょうからねー。

1月28日
冬季国体・フィギュア少年女子シングルは、安藤美姫選手がショート2位から逆転で優勝を飾りました。残念ながら4回転は失敗してしまいましたが、太田由希奈選手を逆転しての勝利だから、きっといい演技だったんでしょう。しかも、ふだんはフィギュアなんぞに見向きもしない日テレのスポーツニュースにまで、4回転の映像つきで登場。さすがに、「世界初」の効果は絶大ですねー。だけど、こういうときにはお決まりのように流される伊藤みどりさんのトリプルアクセル、あれを見ちゃうと4回転でもかすんでしまう…のは私だけ?
また、この日からショートトラックが始まりました。成年男子1000mは寺尾悟選手、成年女子1000mでは田中千景選手がが優勝しています。
先日もお伝えしたのですが、青森アジア大会のスノーボード女子の3種目は、やはり公開種目になってしまいました。結局、日本以外のエントリーはなし。まあ、仕方ないかなあ。スノボの選手って趣味でやってたのが高じて…なんて人が多いですけど、中国とかで、そういう広まり方をするとは思えないですもんねー。あそこは、お国が力を入れてる競技に、適性を持った選手を集めて養成するって感じですから。でも、韓国からは参加してくれるはずだったんですけどねー。残念。これで大会の実施種目は、5競技、54種目→51種目となりました。
2月18日〜3月2日までイタリアで行われる世界ノルディック選手権の、日本代表21人(ジャンプ5、複合5、クロスカントリー11)が発表されました。最近、ユニバで名前を覚えたばかりの選手がたくさん入ってて、親しみが持てちゃいます。クロスカントリーの恩田選手とか、複合の青木選手、テレビに出てきたら注目してみよっと。以下、代表選手です。ジャンプ…宮平秀治、葛西紀明、高野鉄平、船木和喜、東輝。複合…高橋大斗、森敏、青木純平、小林範仁、富井彦。クロスカントリー・男子…今井博幸、堀米光男、蛯沢克仁、神津正昭、金丸富男、恩田祐一、女子…夏見円、横山寿美子、福田修子、石田正子、越田夕香。

1月27日
北朝鮮選手団、28日ついに青森入り〜。なんか、かの国のことばっか書いてるなー、私。テレビの影響受けすぎかも? でもきっと、アジア大会期間中、ワイドショーのネタになることはまちがいなし、でしょう。

1月26日
地元での活躍を…と願ったジャンプW杯でしたが、この日の日本勢最高は宮平選手(やはり、この人しかいないのか…)の10位でした。以下、東輝選手19位、葛西選手22位、19歳の新鋭・高野鉄平選手が25位に入ってます。高野選手はがんばった!と思うんですけどねー。土曜も日曜も、2回目に進んでW杯のポイントGetしてるし…。心配なのは、どん底の不振にあえいでる船木選手です。土曜の試合では、2本目が完全な失敗ジャンプ。日曜は、その2本目にすら進めずじまいでした。八木コーチの「長野の技術は通用しない」という言葉が、ぐさっときますねー。お願いだから、なんとかしてやってください〜、八木さん!
アルペンW杯・男子回転第6戦、佐々木明選手と木村公宣選手はともに途中棄権、皆川賢太郎選手も1回目45位で、2回目に進むことはできませんでした。先日はびっくりの2位に入った佐々木選手も、まだコンスタントに成績は残せないみたいですねー。
リュージュのW杯は、牛島茂昭選手26位、林部吾郎選手41位でした。ただ、私は優勝者の名前のほうにびっくり。ゲオルク・ハックル選手といえば、アルベールビルから長野まで3大会連続の金メダル、昨年のソルトレークでは惜しくも銀に終わった人ではないですか! まだ続けてたんですねー。これだけ長い間、一線級の力を維持し続けるなんて凄すぎです。しかし、いったい年齢はいくつなんでしょうねー?
冬季ユニバ、スノーボードの男子ハーフパイプで村上大輔選手が優勝、土井隼人選手3位に入りました。クロスカントリー男子30kmフリーでも、溝渕勇司選手が銀メダルを獲得してるし…。日本勢、メダルの数では上位3番目くらいにつけてるんですよね。もちろん、大会のレベルからいって、メダルとっても即的世界で通用するわけじゃないけど、でも、いい自信にはなるんじゃないでしょうか? あと、ショートトラックの男子5000mリレーは、女子に続いて決勝進出。ただし、個人種目の男女1000mではだれも決勝には行けませんでした。
国体のフィギュア成年女子では、ユニバの疲れを見せながらも荒川選手が優勝。ショートもフリーも1位の完全優勝でした。まあ、当然の結果でしょう。ただ、心配なのが成年男子の田村岳斗選手。ショート2位、フリー3位で総合3位なんですよねー。本田くんも高橋くんも中庭くんもいない大会で、勝てないようじゃ世界選手権代表への道は険しいかも。ちなみに優勝は、岩本英嗣選手でした。全日本のとき、ショートではいい演技をしてましたね。そういえば。
フィギュア欧州選手権男子シングルは、順当にプルシェンコ選手が優勝(当たり前ですねー)。あと、2位にブライアン・ジュベール選手、3位にスタニック・ジャネット選手という2人のフランス勢が入ってて、もしかしたら国を挙げて強化してるのかなーなんて思ったりして。このあたりが世界選手権でも本田くんのライバルになりそう…?

1月25日
夜、BSでジャンプのW杯をやってましたねー。さすが、国内開催だとちゃんと中継してくれるんだなーと思いつつ見てました。以前日本が強かったころは、海外の試合でも中継があったんですけどね。私は2回目から見たので、その感想など書いてみます。
まずは1回目29位の船木選手、なんとかきっかけをつかんでほしい…と思ったのですが、明らかな失敗ジャンプでした。飛距離も89mだったか、とにかく信じられない数字…。これじゃ、ノーマルの距離ですよー(台は、もちろんラージです)。あまりにひどい失敗ジャンプだったからか、後半はもうあきらめてた感じでした。結局、30位まで落ちちゃいましたねー。
葛西選手は2回目はまずまずのジャンプで順位を上げ、10位に入りました。放送でも言ってたけど、2本揃えられるようになれば表彰台も見えてくると思うのですが…。
そして、日本人最高位は、またも宮平選手。1回目7位で、3位はちょっと厳しい位置だったんですよね。でも、2回目は133mの大ジャンプ! 次の選手には抜かれたものの、そのあとの2選手が続けて失敗ジャンプだったんで、これは行けるかも…と思ったんですけどねー。「次も失敗しろ〜。追い風よ吹け〜」とテレビの前から念波を送ってたんですが(^^;)、さすがにそれは通じずでした(あたりまえや〜)。でも5位は立派なもんです。
ちなみに優勝は、ノルウェーのヨケルソイ選手。ノルウェーといえば、リレハンメルがピークであとは年々弱くなる一方。昨年なんて、どん底のほうまで落ちてたんじゃないかな。それが今季は一転、鮮やかに復活。コーチが変わった…ということなんですけど、その秘訣はいかに? でも、それなら日本も、ちょっとしたきっかけで浮上できるんじゃないかしら?(←ちょっと、希望的観測すぎますかねー)
続いて、こちらも日本開催のノルディック複合W杯です。やはり地元となると、見えない力が働くんでしょうか。高橋大斗選手が、今季最高の8位に入りました。この試合は、通常のジャンプ→距離ではなく、距離→ジャンプの順番で行われたのですが、それもよい影響をもたらしたのかな…なんて、あくまで推測なんですけどね。でも、今の日本勢には「気分を変える」ことも必要なのかもしれないなーと思ったりなんかして。
スケルトンのW杯女子で、中山英子選手がなんと5位に入ったそうです。もちろんこれは、自己最高の成績。昨年の五輪は12位で、世界のレベルとはかけ離れた感じ(失礼!)だったのに…。まさか1年で5位まで上げてくるとは、本当に驚きです。競技歴も浅いだけに、今後が楽しみですねー。そして、中山選手が競技を始めるきっかけを作った越和宏選手は、今回は10位。やめるまでに、あと1回表彰台に乗ってほしいなーと思うんですけどねー。
W杯に続いて冬季ユニバ情報です。クロスカントリー男子30kmフリーで、溝渕勇司選手が銀メダルを獲得〜。今大会、日本勢7個目のメダルです。恩田祐一選手は8位、駒村俊介選手は9位でした。しかし、クロカンは思った以上にいい成績で驚いてます。スノーボードの男子ハーフパイプでは、土井隼人選手と村上大輔選手が決勝進出。ショートトラックの女子3000mリレーでも、予選1位で決勝進出。ただし、同競技の男女500mでは、だれも決勝には残れませんでした。個人種目でがんばってほしいんですけどねー。あと、アルペンの男子大回転は生田康宏選手22位、八木橋拓史選手47位でした。
お次は、青森冬季アジア大会です。25日は三内丸山遺跡で聖火を採火。なんでも復元された大型竪穴式住居の中で、地元の小学生2人が火きり杵という道具で火をおこし(どーやったのか想像がつかない…)、ランナー6人がその火をトーチに移したんだとか。なかなかおもしろい演出ですよねー。ニュースでやったのかな? 見たかったですね。ちなみに聖火リレーは、26日から始まるそうです。
ほかに、同大会の情報としては…。北朝鮮の選手団が、経由地の北京に到着。これで、来ることはまちがいないでしょう(まさか、北京からは引き返さないよなー)。「将軍さまに勝利の報告をしたい」とのことですが…。まあ、これについてはコメントを差し控えさせていただきますわ。
あと、フィギュア女子シングルの恩田選手が、脚の故障で出場を辞退することになりました。最近、ジャンプを跳ぶと足に痛みが走り、満足な演技ができない状態なんだそうです。これは驚いたし、心配でもあるのですが、もっと驚いたのは代わりに荒川選手が出場するということ。だって荒川さん、先日ユニバで優勝したばかりで、現在は帰国して即、国体に出場中(ショートを終えて首位←当然ですね)なんですよー。このうえアジア大会、四大陸と続いて、果たして体力のほうは大丈夫なんでしょうか?
フィギュアついで?に、欧州選手権も。男子シングルは、ショートを終えて当然のごとくプルシェンコ選手がトップに立ちました。ヤグディン選手欠場だし、そりゃそーだろうなー。

1月24日
青森アジア大会で、恐れていたことが起きてしまいました。今回スノーボードが新しく採用されたんですけど、女子種目にエントリーしたのは、わが日本のみ…。でもアジア大会の規定で、2か国(地域)以上の参加がないと、正式種目にならないんですよ〜。やな予感はしてたんですけど、ついに現実になってしまった…。最初は、韓国が選手を派遣してくれる予定だったんですよねー。でも、結局参加はナシ。このままだと…やっぱデモンストレーション競技になっちゃうのかなあ…。
フィギュアの欧州選手権・女子シングルで、ショートを終えて2位につけていたイリーナ・スルツカヤ選手が、逆転で優勝を果たしました。今季はめちゃくちゃ調子が悪そうだったんですけど、さすがベテラン&世界チャンピオン。少しずつ調整してきてるし、世界選手権にはきっちり合わせてくるんでしょうねー。

1月23日
ジャンプW杯、ついに…というかやっと…というか、日本選手が表彰台に乗りました〜。白馬で行われた個人第16戦で、宮平選手が3位に! もちろん、日本勢今季初です。1本目7位につけ、2本目で3位に浮上。宮平選手個人としては、なんと4年ぶりの表彰台なんだそうです。そんなに遠ざかっていようとは…って感じですねー。国内戦での好調さを、そのままW杯に持ってこられたのが良かった!です。彼の好調の原因は、ウエアの形状変更にあるらしいんですけど、いったいどんな改良をしたんでしょうねー。ちなみにほかの日本勢は、葛西選手9位、東選手12位、船木選手は30位でした。葛西選手は、1本目5位につけてたんですどねー。2本目は条件が良くなかったのかな? 惜しかったです。
冬季ユニバで、日本勢3つ目の金メダル獲得です。ノルディック複合の個人で小林範仁選手が金メダルに輝きました。しかも、青木純平選手も銀メダルと、日本勢がワンツーフィニッシュです。レースは後半5位スタートの小林選手が、得意のクロスカントリーで上位4人を抜いてトップでゴール。首位スタートの青木選手も2位にふみとどまりました。この勢いを、W杯のほうにもつなげてくれたらなーと思うのですが…(もっとも彼らはAチームじゃないけど)。
また、クロスカントリー女子15kmリレーで日本は8位。アイスホッケー1次リーグではフィンランドに完敗して通算1勝4敗、中国との9〜10位決定戦に。バイアスロン男子12.5km追い抜きの内田雅也選手は46位でした。

1月22日
冬季ユニバも6日目に入りました。この日は複合団体でうれしい金メダル〜です。もちろん外国の主力選手はW杯を転戦してて、ここにはエントリーしてないでしょうけど、それでもやっぱり金は良かったなーと思います。昨年五輪に出場した小林範仁選手もメンバーの1人なんですけど、これをはずみにあとの試合もがんばってほしいですねー。
それから、ショートで2位につけて「もしかしてアベック金メダル?」と期待させてくれたフィギュアの中庭健介選手は、惜しくも銅メダルにとどまりました。フリーは少しミスがあったみたいですねー。でも、メダルがとれて良かったです。次の四大陸選手権もがんばって、またあのクリーンな4回転を見せてほしいです〜。
そのほかの結果は…。アルペンスキー男子スーパー大回転、日本人最高は八木橋拓史選手の28位。クロスカントリー男子40kmリレーは6位入賞。ジャンプ個人ラージヒルでは、高柳太郎選手が16位。カーリングの男子1次リーグは、アメリカに4−3で勝利。予選通過ならず…と思ってたけど、まだ望みはあるようです。
ノルディック複合のW杯・個人スプリント、日本勢最高はやはり森敏選手で、順位は19位でした。彼以外の日本選手は、いったいどうしてしまったんだろう…。
青森アジア大会、韓国選手団の第一陣が青森入りしました。こうやって外国の選手がだんだん増えていくと、雰囲気も自然ともりあがってくるんでしょうねー。 
フィギュアの欧州選手権、女子シングルはショートが終わってトップはロシアのエレーナ・ソコロワ選手。スルツカヤ選手は、ショートでも2位でした。ソコロワ選手って、ロシアの国内選手権でも優勝してるんですよねー。そのときは、「たまたま出来が良かったんだろう」なんて思ってたんですけど、これは「本物」かも? ロシアもついに、世代交代の時期がやってきたんでしょうか。

1月21日
冬季ユニバ情報。男子クロスカントリーのスプリントで、恩田祐一選手が銅メダルを獲得しました〜! 荒川さんの金に続いて、今大会2個目のメダルです。そして、そのフィギュアでは、男子シングルも始まりました。ショートが終わって、中庭健介選手が2位。これは、予想以上の好成績です〜。フリーでがんばってくれたら、男女アベック金なんてこともありえるかも? ほかの競技は…アルペン女子スーパー大回転、日本勢の最高は滝下樹里選手の12位。カーリング1次リーグは男子が2勝4敗、女子が1勝5敗となって、男女とも決勝トーナメントには進めませんでした。アイスホッケー1次リーグでは、アメリカに勝ってようやく初勝利。しかし、日本が勝てるぐらいだから、アメリカってかなりランクを落とした選手でチーム組んでるのかしら?
フィギュア、全米選手権が終わったかと思ったら、今度は欧州選手権です。女子シングルの予選が行われたんですが、世界チャンピオンのスルツカヤ選手はまさかのA組2位発進となりました。予選なんだし、当然トップで通過しなきゃならないところなんですけどねー。今季はNHK杯でもあまりよくなかったし、そのうち調子を上げてくるかなーと思ってたんですが、いつまでたってもそうはならない感じ。世界選手権、大丈夫なのかしら?
先日、遅れに遅れて青森アジア大会にエントリーした北朝鮮、「本当に来るのだろーか」と心配もしたのですが、28日に来日することが決定〜。現在は、渡航証明許可証の手続きが進められているとか。

1月20日
冬季ユニバのフィギュア女子シングルで、荒川選手が見事に優勝を飾りました〜! ショート1位、フリーも1位。もちろん最初から金は堅いと思ってはいたけど、期待通りの完全優勝はお見事。しかも演技終了後はスタオベ…と観客にもかなりうけた様子だし、得点も5.9まで出たとか。これは、この後の彼女にとって、追い風になる結果だったんじゃないでしょうか。世界選手権もこの調子で! なお、椎名千里選手はショートからひとつ順位を上げて4位、佐藤佳奈子選手は13位でした。
スピードスケートの世界スプリント選手権最終日、新谷志保美選手は前日に続いてこの日も500m3位。1000mでは9位となって、二日間の総合で3位に入りました。過去に日本人で表彰台に上ったのは、なんと橋本聖子さんと三宮恵利子さんの2人だけ。新谷選手は3人目の快挙、ということになります。また、初日総合3位につけていた清水宏保選手は、この日500m3位、1000m10位で総合5位。表彰台には届きませんでした。清水選手、やっぱりちょっとお疲れ気味なんでしょうか…。出るらしい、と聞いてびっくりした国体も、結局欠場するそうだし。それでも今年は、腰の具合によってはどうなるかわからない…という状況のなかで、予想以上の好成績を上げてくれたと思います。ここらで少し、休んでほしいですねー。

1月19日
モーグルW杯で、ついに上村愛子選手が初優勝〜! これまで総合2位にはなりながらも、優勝はなかったんですよねー。本当に良かった! 予選をトップ通過、決勝でもエアで最高点をマークと、会心の滑りだったようです。どっかの局で映像つきのニュースを見せてくれないものでしょうか? エアが見てみたい!です。
続いて、それに勝るとも劣らないニュースです。アルペンスキーのW杯・男子回転で、佐々木明選手が堂々の2位に入りました。覚えてらっしゃるでしょうか? ちょうど10日前、「佐々木明という選手が欧州カップで3位に入った」と書いたのを。あのときは、「これは凄い。これからは要注目」って感じだったんですけど、そのわずか10日後、まさかW杯の表彰台に乗ろうとは思ってもみませんでした。佐々木選手の1本目のスタート順は65番目。ランク的にはそのくらい、ということで、しかも前に64人も滑ってるわけだから当然コースは荒れ荒れ状態(だと思う)。そのなかで、1本目7位のタイムを出すんですから…。そして、2本目は見事にトップタイムをたたき出す快走を見せ、トータルでは優勝者からわずか0秒04遅れの2位となったのでした。ちなみに日本選手のアルペンW杯での2位は、15年ぶりだそうです。15年かぁ〜と思うと、いかに日本が弱かったか、いかに今回の佐々木選手がすごいことをやってくれたか、わかりますよねー。
フリースタイルスキーのスキークロスってご存じでしょうか? 私は、見たこともなけりゃ聞いたこともない…。今季からW杯に採用されたんだそうですけど、その種目で滝沢宏臣選手が2位に入りました。当然、このスキークロスで、日本勢の表彰台は初めて。おめでたいことではありますが、なにぶんまったく知らないもので…。また、調べておくことにしますわ。
バイアスロンのW杯・女子10km追い抜き、田中珠美選手は24位でした。この順位は、いつもの日本勢の成績からいくとかなり良いほう。ちなみに男子10kmスプリントでの日本人トップは、笠原辰巳選手の47位ですからねー。バイアスロンに関しては、希望はあまり持たないようにしてたんですが、アルペンだって新星が登場したことだし、根気強く見守ることにしよう…。
スピードスケートの世界スプリント選手権が、カナダのカルガリーで開幕しました。注目の清水宏保選手は、男子500mで34秒52の今季自己最高を記録し2位発進。1000mは12位で、第1日は総合3位につけました。トップは当然、ウォザースプーン選手。500mは34秒41で、清水選手を0秒11上回りました。しかし、清水選手があんなにいい記録を出してるのに、それを平然と?上回ってしまうあたり、強いけどムカツク(笑)。でも、今季は仕方ない…ということにしておきます。最近W杯でもちょっと調子を落としてた清水選手が、ここまで記録を伸ばせたことを喜びたいですねー。清水選手いわく、この日はちょっと氷が柔らかめだったそうで、「硬くなれば、まだタイムはよくなると思う」とのこと。2日目はどういう滑りをしてくれるでしょうか。
女子は、新谷志保美選手が500mで3位、1000m5位、総合で2位につける大健闘。大菅小百合選手選手は500m4位、1000m13位で総合8位につけました。
冬季ユニバ情報です。大会第3日、この日から注目のフィギュアスケートが始まりました。女子シングルはショートが行われて、期待通り荒川静香選手がトップに立ちました。どんな演技をしたのか、もう全然わかんないんですけど、たぶんあの「白鳥」は、イタリアの観客にも受けたのではないでしょうか〜。フリーもきっちり滑って金をとってほしいです。3月の世界選手権のためにも。
なお、そのほかの結果は以下の通りです。アルペン女子滑降は、奥井迪選手が9位。アイスホッケー1次リーグ、日本はイタリアに2-3で敗れる。カーリング男子は、ノルウェーには勝ったもののチェコに敗れて、通算2勝2敗。女子はカナダに負けて1勝1敗。
フィギュアの全米選手権、女子シングルはやはりミシェル・クワン選手が優勝しました。なんと、6回連続七度目の勝利というんだから、やはりアメリカでは絶対的な強さなんですねー。スケートアメリカを見た限りでは、「もうダメなのでは…」とまで思ってしまうような感じだったんですけど、やはり女王はきっちり合わせてくるなーと…。この日のフリーは、ノーミスで滑りきったそうだし、やはりまだまだ恐い存在ですねー。五輪金のサラ・ヒューズ選手が2位、サーシャ・コーエン選手はどうやらミスを連発したらしく3位にとどまりました。男子シングルはマイケル・ワイス選手が優勝。ティモシー・ゲーブル選手はなんと4回転を全部失敗したそうで、2位に落ちました。あの、超正確に4回転をこなす彼が全部ミスとは、驚くべきこともあるもんです。

1月18日
冬季ユニバの第2日、開会式に続いて競技のほうも本格的に始まりました。カーリングの男女1次リーグでは、男子がロシアに勝って1勝1敗とし、女子は韓国に競り勝ち初戦を飾りました。
ノルディックスキー・クロスカントリーの男子10kmクラシカルは、恩田祐一選手が6位入賞。女子5kmクラシカルの石田正子選手選手は8位。ジャンプ団体は6位。メダルがとれそうな種目って、フィギュアスケート以外はないのかしら?
ここからは、いつものW杯情報です。スケルトンで、五輪で大いに話題を振りまいた越和宏選手が6位に入りました。表彰台まであと一歩。最後の花を咲かせてほしいです。
クロスカントリーの女子10kmフリーで、横山寿美子選手が11位に入りました。これはかなりの好成績です。彼女、今年はけっこういい成績をあげてるんですよねー。次はぜひ、一桁台の順位でゴールしてほしいです。
バイアスロンは、あいかわらずです。女子7.5kmで日本勢の最高は田中珠美選手の44位。奇跡でも起こらないかぎり、ベスト10入りは無理なのでしょうか。長野五輪での6位入賞って、今から考えたらあれが奇跡だったんですかねー。
フリースタイルスキー・エアリアル(素人目には全然わからない「○回転○回ひねり」をやる種目)。これもやはり日本は今一歩。日本人トップは、男子が桑原豪選手の17位、女子が千田直美選手の19位でした。
冬季のラストは、スノーボードの世界選手権です。男子ハーフパイプ決勝で成田童夢選手は11位に。今季、17歳にしてW杯で初勝利をあげ一躍注目が集まった彼ですが、世界選手権で同程度の成績を求めるのは酷でしょう。まだまだこれからです。

1月17日
25〜29日まで冬の国体が開催されるんですけど、スピードスケートにあの清水宏保選手がエントリーしているそうです。W杯を転戦するような選手が国体出場というのは、ただでさえ少ないと思うんですけど、清水選手となると…なんと、高校3年のとき以来11年ぶりだとか。今季は出だしこそまずまずだったけど、最近はもひとつの成績なので、気分転換に国内で…って感じなんでしょうかねー。
スノーボードの世界選手権・女子ハーフパイプで、山岡聡子選手が9位に入りました。今季はW杯で優勝もしている山岡選手ですが、さすがに世界選手権となると9位が精一杯なのかなあ…。上位入賞への道は険しい!って感じです。
アメリカでは、フィギュアの全米選手権が始まってます。男女ともショートが終了した段階で、男子は五輪銅のゲーブル選手、女子は女王・クワン選手が1位。なんか、あまりに順当すぎる途中経過ですね。ちなみに女子の2位はコーエン選手、3位が五輪金のヒューズ選手。やはりこの3人が、そのまま全米代表になるのかなー。スケートアメリカで見たクワン選手の演技がどうにも好きになれなくて、今季はもう出てこないほうがいいんじゃ…と思ってたんですけど、出るとやっぱり1位なんですねー。あと、サラ・ヒューズ選手は今季ずっとお休みしてたし、もう出場しないと思ってました…。フリーは、どうなるのかなぁ。このまま行っちゃうと、おもしろくない気がするんですけどねー。

1月16日
冬季ユニバーシアード・タルビジオ大会が開幕しました。16日、アルペン会場で開会式が行われ、これから26日まで熱戦を繰り広げることになります。実施されるのは、スキー、フィギュアスケート、ショートトラック、アイスホッケー、バイアスロン、カーリングの5競技。普通のスピードスケートとかは、やらないんですねー。日本からは136人の選手、役員が参加しますが、実力をきっちりと発揮してほしいものです。開会式に先立って行われたアイスホッケーの予選リーグで、日本は初戦からカナダに1−8で負けてしまいましたが…。でも、相手が相手だから、仕方ないか、ってとこでしょうか。

1月14日
ようやく北朝鮮から、青森冬季アジア大会の選手団名簿が届きました。本当に、さんざん待たせてくれましたねー。なんでも、冬季アジア大会への参加は90年の札幌大会以来ということで、よくまあ参加する気になったなぁ。で、そのエントリーの数ですが、選手はショートトラック7人、フィギュア4人、アイスホッケー女子18人の計29人と、役員22人、合計で51人だそう。北朝鮮のフィギュア選手って、いったいどんな演技をするんでしょうねー。ただ、ちょい不安なのが「実際に来るか今の段階では判断できない」とJOCの人が語ってることですね。とりあえずは気持ちよく参加してもらって、いろんな問題の解決の糸口だけでもつかめればいいのですが…。

1月13日
スピードスケートのW杯・女子500mで岡崎朋美選手が3位に入り、3シーズンぶりに表彰台に上りました。昨年の五輪は故障明けということもあって、まだ本調子ではありませんでしたが、ここへ来てようやく取り戻せてきたのかな? しかし、これだけ長く競技生活を続けてて、モチベーションが落ちない彼女はすごいですねー。また、4位には新谷志保美選手が入っています。それから男子の500mなんですけど、日本勢は加藤条治選手が5位、清水宏保選手は6位。優勝はまたもやカナダのウォザースプーン選手でした。ちなみに、開幕から負けなしの6連勝。強すぎです。彼にとって、敵は「五輪でのプレッシャー」だけみたいですね、どうやら。
HBC杯ジャンプは、今日も宮平選手が快勝しました。1回目でトップに立ち、2回目で最長不倒をマークしたというんだから、もう完勝ですね。ただ、こんなに強くてもW杯だとせいぜい10位前後…というのが、なんとも悔しいことではあります。

1月12日
モーグルのW杯、やっと上村愛子選手の調子が上向いてきました。カナダで行われた第5戦で今季最高の4位に。表彰台まであと一歩のところまできましたね。里谷選手は決勝に進めず…でしたが、彼女のことだから、そのうち調子を上げてくるでしょう。また、男子は附田雄剛選手が17位、下山研朗選手は18位でした。
お次はクロスカントリーのW杯。女子15kmで横山寿美子選手が19位、男子30kmでは今井博幸選手が22位と、男女ともまずまずの結果を出してくれました。ほかの選手は、30位以下なのが残念ですけど…。
続いて、日本に少しでも上に行ってほしいバイアスロン(というか、下にはあまりいない…)。W杯の男子30kmリレーで、日本は12位でした。まあ、前の17位よりはいいですよね。でも、せめてリレーくらいトップ10に…という願いは贅沢なのでしょうか…?
スピードスケート陣は、あいかわらず好調。どの大会でもだれかが表彰台に乗ってます。今回も男子500mで加藤条治選手が2位に、女子500mでは大菅小百合選手が3位に入りました。とまあ、いつもならこれで終わりなのですが、今回は「おまけ」があります。男子2位の加藤選手のタイムは34秒88。これがなんと、世界ジュニア新記録になるというのです! そう、加藤選手はまだ17歳で、ジュニアの年齢なんですよねー。それで、シニアの選手と互角以上に戦ってるんだから、すごいものです。この先がますます楽しみになってきますね。あと、この記録を出したのは、ソルトレーク五輪のときのリンクなんですよね。さすが、高地の高速リンクだ。
昨日に続いてのジャンプの国内戦・STV杯は、この日も宮平選手が優勝しました。1回目も2回目も他を圧倒。ほかの選手より10mも遠くへ飛んでるんだから、もう完勝といっていいでしょう。3位にはなかなかいいジャンプを見せてくれた葛西選手が入り、この2人はよかったのですが、船木選手と原田選手はまだまだ調子が取り戻せてないですねー。13位と16位は、さすがに苦しい順位です。表情も暗かったのが、さらに気にかかるところですが…。

1月11日
スピードスケートのW杯で、100mが初めて実施されました。スピードスケートの最短距離は、ふつう500m。100mといえば、500のとき最初に通過タイムが表示される距離なんですけど、あれだけで勝負がついてしまう…というのは、もひとつピンとこなかったりします。清水選手は「初めてなので滑り方がわからなかった」と話しているらしいし、トップスピードに入るまでに終わってしまうということで、迫力もイマイチだそう。いちおう、3月のドイツ・インツェル大会でも方式を変えて実施されるみたいですが、まずは様子をみながら…って感じなんでしょうかねー。肝心の結果のほうは、男子は川田知範選手が見事優勝。清水選手は3位。女子では渡辺ゆかり選手が3位に入りました。ロケットスタートの清水選手には、断然有利な距離かと思ったんですが…。
ジャンプのW杯メンバーもいったん帰国。国内戦に参加しました。HTB杯国際ジャンプ大会はラージヒルが行われ、宮平選手が5年ぶりの優勝。W杯ではここのところ、日本勢の中ではいちばん調子が良かったので、まずは妥当な結果でしょう。ほかの選手も国内で立て直して、後半戦に臨んでほしいものです。
青森アジア大会の組織委員会は北朝鮮の回答を15日まで待つことにし、その旨を同国にFAXしたところ、それを相手が受け取ったことだけは確認できました。ただし、何日までにエントリーをすませるのかとか、具体的なことには言及していないもよう。まあ、現在の情勢から考えて、「上」のほうからのお達しを待っているんだとは思いますが…。微妙な問題ではありますよね。
オーストリアのザルツブルクが、2010年の冬季五輪に立候補しました。実現すれば街の雰囲気からして、ちょっとイイ感じ、の五輪になりそうだけど…。でも、2006年がイタリアのトリノですからねー。ヨーロッパ→ヨーロッパはちょっと無理そう、かな。

1月10日
国際フェアプレー賞の表彰式がパリのユネスコ本部で行われ、荻原健司さんが功労部門で表彰されました。彼の活躍が国際的にも認められるのはうれしい限り。一番強いときって本当にすごかったし、力が落ちて勝てなくなってからも、真摯に競技に取り組む姿勢には頭の下がる思いでした。そんな荻原さんには、「フェアプレー賞」が最もふさわしい賞なのかもしれません。「今後、スポーツ界の発展のために活動をしていく上で励みになる」との言葉どおり、これからもさらなるご活躍を願ってます。
昨日書いた「アルペンの佐々木明選手、欧州カップ3位」について続報です。再度、スキー連盟のページをのぞいてみたところ、レポートがupされてました。それによると、佐々木選手はなんと、52番スタートからの3位だったとか! アルペンの場合、基本的に上位シードの選手から滑っていくので、佐々木選手はつまり、出場選手のなかではその程度のレベルだったというわけで…。それで3位ですから、これはかなり凄い…と思うんですけどねー。

1月9日
青森アジア大会、やっとインドからの氏名エントリーが届いたそうで、とにかく1か国でも多く参加してもらわにゃって感じですから、よかったよかった(笑)。が、香港、カタール、トルクメニスタンは役員だけの派遣だとか。これでも一応「参加」っていえるんですかねー? あと、北朝鮮なんですが、「回答を10日まで待ってほしい」ということなんで、つまりは明日の夜には結果は出てるわけですよね。本当にちゃんと送ってくるのかなあ…。
ふだん、ほとんど目立った活躍のないアルペン陣ですが、うれしいニュースが届きました。欧州カップの男子回転で、佐々木明選手が3位に入ったとか。まずは「すごい〜!」と驚いたのですが、次に思ったのが「佐々木明って、だれ?」「欧州カップって、どんなレベルの大会?」 つまりは、詳細がまったくわからないんですよね。いちおう昨年の五輪には出てて、大回転で34位に入ってる…とここまで書いて、うっすらと記憶が甦ってまいりました。そういえば、「ランクの割にはがんばったなー」って思った若手選手がいた! で、いろいろとネットで調べてみたのですが、佐々木選手は現在21歳の大学生でアルペンではかなり有望株らしい。が、アルペンってめちゃ情報が少なくて、スキー連盟のページを見ても、結果しか書いてないんですよ〜。よって、大会のレベルも不明。3位といってもW杯3位よりは落ちるんでしょうが、でも大会名からみてそんなにレベルが低いことはないだろう…と思います。とりあえずは、これから注目しておくことにしよう。
ノルディック複合のW杯も後半戦がスタート。日本勢の最高は森敏選手の13位で、以下、青木純平選手25位、高橋大斗選手38位、小林範仁選手40位でした。今季はベテラン・森選手の健闘が光ってますが、高橋、小林の若手2選手がもひとつ伸び悩んでいるのが残念。特に高橋選手なんて、昨シーズンは総合でもかなり上位に入ってただけに(たしか5位前後のはず)、今季の不振が目立ちます。試合が見られないから、なんで不振なのか全然わかんないんですけど…。練習ではいいジャンプもできているそうなので、それをそのまま試合でも発揮できるようになればいいんですけどねー。
続いてバイアスロンのW杯。女子7.5kmスプリントで日本勢は築館郁代選手の35位が最高でした。そのうちだれか、1桁に入ってくれないかなー。
アメリカのニューヨーク州とカナダのケベック州が、共同で冬季五輪を招致するらしいです。立候補するとすれば2014年の五輪になるんですけど、ソルトレークみたいに地元のみ大盛り上がりで他国はシラ〜っとしてるような大会は勘弁してほしい…。どこか北米連合(笑)をうち負かすような、強力な立候補都市に出てきてほしいです。

1月8日
青森アジア大会の日本選手団は、238人となりました。内訳は、選手154人、役員57人、支援役員27人。今回は地元開催だけあって一線級の選手を揃えてるみたいですけど、うーん、いったいどの程度のレベルの大会になるんでしょうねー。
そうそう、ユニバーシアード冬季大会の日本選手団も発表されました。選手86人、役員ら50人の計136人だそうです。主将はノルディック複合・小林範仁選手で、旗手はご存じフィギュアの荒川静香選手。荒川さんに関しては、ぜひユニバで金をとって世界選手権へ向けて箔をつけてほしいもの。見たいけど、テレビ中継なんてきっとないだろうなぁ。

1月7日
スキーのジャンプ週間最終戦、日本人選手のトップは宮平選手の19位でした。ここんとこ一番好調な彼が19位ですから…。せめてW杯ポイントの付く15位以内には入ってほしかったです。やはり、日本の夜明けは遠かった…。思えば5年前(もう5年かぁ〜)、このジャンプ週間で優勝した船木選手が、1か月後の長野五輪でも大活躍を見せたのでありました。なんというか「今は昔」って感じですねー。結局あれはもう過去のことで、現在「19位が最高」という事実を見つめていかないといけないんでしょうねー。今季が終わるまでに、上昇のきざしだけでも出てこないかしら。

1月6日
モンゴルとネパールから、やっと青森アジア大会の氏名エントリーが届いたらしいです。締め切りは12月31日だったんですが、まあ、固いことは言わずに…って感じでしょう。残るはインドと北朝鮮ですが、インドからは「早急にエントリーを送る」との連絡が入っているそうで、とりあえず「待ち」みたいですね。北朝鮮は、「責任者不在のため回答を10日まで待ってほしい」とのこと。はたして、どーなるんでしょうか?

1月5日
青森アジア大会の日本代表選手団主将が、アルペンスキーの木村公宣選手に決まりました。旗手はスピードスケート女子の岡崎朋美選手になるもよう。木村選手は地元青森の出身ということで、良かったなーと思います。
ジャンプ週間第3戦は宮平選手11位、葛西選手13位。やはり、この2人が今のところコンスタントに結果を出してるみたいですね。ただし、もうちょっと高いレベルで安定してほしいんですけど…。船木選手は1回目で敗退。どうも彼は、いいときと悪いときの差が激しすぎるような。

1月3日
青森アジア大会の組織委員会から、氏名エントリーのあった国と地域の主要選手が発表されました。予想通り、ショートトラックには各国が有力選手を送り込んでくるもよう。女子では中国の楊揚選手(五輪で500と1000の二冠)、韓国の高基玄選手(1500金、1000銀)、崔恩景選手(1500銀)などなど、「きら星のごとく…」といった感じです。もちろん、男子も同様。この分だと、日本はやっぱり銅メダル決定…かなあ。ただし、わが日本も「最強の布陣」で臨むことになってますからねー。スピードスケートの清水宏保選手、大菅小百合選手、フィギュアは、本田、村主の男女両エース、ジャンプの船木選手、モーグルの里谷選手…。ショートトラック以外では、ずば抜けてます。これで金メダル獲得数1位じゃなかったら、おかしいですよね。ただ、北朝鮮ほか5か国がまだエントリーを行っていないのが気にかかるところです。
ちなみに、エントリー済みの21の国と地域は次のとおりです(カッコ内は参加選手・役員数)。バングラデシュ(1)ブータン(1)中国(177)イラン(22)日本(242)カザフスタン(150)韓国(183)キルギスタン(10)レバノン(11)マカオ(4)マレーシア(2)パキスタン(9)パレスチナ(2)シンガポール(1)スリランカ(1)台湾(25)タジキスタン(17)タイ(42)ウズベキスタン(28)ベトナム(1)東ティモール(4)

1月2日
W杯、ジャンプ週間の第2戦で宮平選手が7位に。もちろん今季の自己最高位です〜。が、あとの日本勢は目立った成績はあげられず、葛西選手が22位、船木選手、山田選手は2回目にも進めませんでした。この長いトンネル、いつになったら抜けられるんでしょうか…?

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