2003年のトピックス           10 11 12

9月29日
ジャンプの新しいチーフコーチに、田尾克史コーチ(雪印監督)の昇格が決まりました。前任の八木弘和氏が自らのチームに専念するため辞任してから、チーフコーチは空席となっていたのですが、やっと決まったかな、という感じです。
全日本スキー連盟の、大会誘致についての構想が、いろいろと明らかになりました。まずは、2007年2月にスノーボード・ビッグエアのW杯を、福岡ドームで開催したいというもの。「ぜひともやりたい」とのことですが、球場の中に雪を運び込んで試合会場を作るって、なんだかすごい作業ですよね。ビッグエアという種目自体、全然知らなくて申し訳ないんですが、野球場にどんなふうに作られるのかめちゃ興味がありますねー。
また、2009年世界フリースタイル選手権の開催地に、福島県猪苗代町が立候補することも決まりました。それが実現するかどうかはさておき、今から6年後というと、上村愛子選手はギリギリ出場できそう? ほかにも有望選手が出てくれば、かなり盛り上がりそうですよね。

9月28日
フィギュアのジュニアグランプリメキシコ杯、女子シングルで安藤美姫選手が優勝しました。安藤選手はショートに続いてフリーでも1位を獲得。しかも、どちらの演技でも、すべてのジャッジから1位をもらうという、文句なしの完全優勝でした。演技の詳細はよくわからないのですが、5種類の3回転は入ったみたい(←あまり信用しないでください)。ただ、4回転を決めるまでには至らなかったようです。そのへんは、次に出場する日本での大会で披露してもらいたいですね。日本だったら、ニュースでジャンプの映像だけでも見られるし(笑)。
なお、もう1人出場している石上恵理選手は、12位でした。

9月27日
フィギュアスケートのジュニアグランプリ第3戦のメキシコ杯、男子シングルで小塚崇彦選手が2位に入りました。小塚選手はショートは4位だったんですけど、フリーで2位をとり、総合でも2位に順位を上げました。昨シーズンのジュニア世界選手権に出場した小林宏一選手(まだジャニーズJr.にいるのかな?)は5位でした。
そして、女子はショートを終えて、安藤美姫選手が順当にトップに立っています。ふつうに滑れば負けるはずがないし、当然というところでしょうね。フリーでは、今季は4回転に加えて3回転半もプログラムに入れてくるという噂だし、全部決まったらものすごい高得点が出そうです。
なお、女子でもう1人出場している石上恵理選手は、11位とやや出遅れ。ジャンプを全部失敗したそうで、だったら仕方ないかなぁ…。フリーでの巻き返しを願いたいです。

9月25日
アイスホッケーの五輪出場権獲得方法が、変更になります。過去4年間の五輪や世界選手権での成績に基づいて、世界ランキングを算出。トリノに出場できるのは男子が12か国、女子が8か国なのですが、ランキング(来春の世界選手権終了時点)による順位で男子は8位まで、女子は4位までが出場権を得るそうです。さらに開催国のイタリアに1枠が行くため、残るは3枠。2005年2月には、このゆくえを巡って五輪最終予選が行われる…というわけです。
ちなみに、日本男子は現在16位。これから8位以内に入ることは不可能なので、日本としては最終予選にかけるしかないわけで…。でも、16位ではかなり微妙なラインでしょうね。

9月21日
フィギュアスケートジュニアグランプリのブラチスラバ大会は、男子シングルのフリーが行われて、ショートで2位につけていた織田信成選手はフリー3位。総合では2位となりました。前川忠儀選手は5位でした。女子ばかりが注目されがちなフィギュアのジュニアですが、男子もちゃんとがんばってるぞーということかな。
なお、来週のメキシコでの大会には、安藤美姫選手が出場します。昨年4回転を跳んで世界中を「あっ」と言わせた彼女が、今季はどのくらい成長しているか…。これもまた楽しみですねー。

9月20日
フィギュアスケートジュニアグランプリ第2戦のブラチスラバ大会、男女シングルのSPが終了し、女子は浅田舞選手がトップに立ちました。村元小月選手が4位。男子は織田信成選手が2位、前川忠儀選手が4位につけています。
浅田選手は、注目が集まる浅田姉妹のお姉さん。昨シーズンは世界ジュニア初出場にして4位に入っています。実力だけでなくビジュアルにも恵まれた選手なだけに、今季どこまで伸びてくれるか…。とにかく楽しみな選手です。
…とここまで書いたと思ったら、もう女子フリーの結果が入ってきました。浅田選手がすべてのジャッジから1位をもらって、完全優勝を果たしました。どんな演技だったんでしょう? ちょっとでもいいからスポーツニュースでやって…なんてくれないだろうなぁ。なお、村元選手は4位でした。

9月14日
Hakubaカップ・サマージャンプ大会最終日、優勝したのは宮平秀治選手でした。最長不倒をマークした山田大起選手が2位。今季は、昨シーズンの不振から脱することができるでしょうか。3位は前日優勝の高橋大斗選手で、葛西紀明選手が6位、船木和喜選手は20位でした。船木選手があいかわらず調子が上がってこないのが気がかりです。
ちなみに、原田雅彦選手も16位とまだまだ元気。第一線では活躍できなくなっても、こうやって飛び続けていくって、本当にジャンプが好きじゃないとできませんよね。

9月13日
Hakubaカップ・サマージャンプ大会第1日、優勝したのはなんと複合の高橋大斗選手でした。純ジャンプの選手はというと、有名どころでは東輝選手が2位、葛西紀明選手11位、宮平秀治選手16位、船木和喜選手20位、となっています。
強風のため2回目が打ち切りになった、ということで、きっと高橋選手のときは風がかなり良かったんだとは思いますが…。やっぱり、純ジャンプが複合に負けたらアカンわ。なんだか今年もジャンプ陣には、かなりハラハラさせられることになりそうです。

9月7日
フリースタイルスキーのW杯、前日に続きエアリアルの第2戦が行われました。この日の日本勢は、女子の逸見佳代選手が15位となり、男子の瀬上悟選手は19位、水野剣選手は20位。
ただ、これだけじゃあまりに味気ないので、なにかネタはないかとスキー連盟のページを見てみたのですが…試合が行われているにもかかわらず、情報はゼロ(もちろん、前日の試合についてもナシ)。いちおう連盟なんだし、せめて結果ぐらいは早くupしてほしいなーと思ったのでした。

9月6日
フリースタイルスキーのW杯が開幕しました。こんなに暑いのに開幕?と、一瞬びっくりしたのですが、よくよくニュースを読んでみれば場所は南半球のオーストラリア。サマージャンプ大会はあっても、フリースタイルのサマー大会は知らないですからね、さすがに。
開幕戦の男女エアリアル(高くジャンプして「5回転○回ひねり」などという、全然見分けのつかない技を繰り広げる種目です)に出場した日本勢の成績は、男子…水野剣選手17位、瀬上悟選手20位、女子…逸見佳代選手16位となっています。
同じフリースタイルスキーでも、モーグルは男女ともがんばってるんですが、エアリアルはまだちょっと世界とは距離があるんですよね。

9月1日
31日、オーストリアのインスブルックで行われたジャンプの国際サマーグランプリ最終戦、日本勢の最高は葛西紀明選手の10位でした。とまあ、こう書いてしまえば「そんなにいい成績じゃない」んですけど、2本目には131.5mの大ジャンプを見せてくれたようで、やっぱ今の日本のエースは葛西選手なんだなーと思いましたね。1本目(124.5m)が、もうちょっと飛べてたらなぁ…。なお、そのほかの日本人選手は、宮平秀治選手が18位、金子祐介選手は2本目に進めませんでした。

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