2005年のトピックス           10 11 12

4月27日
有力選手を擁する富士急のスケート部が、練習を公開しました。練習内容はウエートトレーニング中心だったそうで、今は身体をしっかり作る時期だということでしょうか。スポーツニュースでは、岡崎朋美選手の相変わらずの笑顔を見ることができました。スピードスケートの女子については、まだトリノの内定は出てないんですけど、岡崎選手は昨シーズンの調子ならまず確実に代表入りしそうだし、中長距離にはホープ・石野枝里子選手がいるし…。きっと、それほど注目されない今の時期の練習が、五輪につながっていくんでしょうねー。

4月19日
今年の10月1日、フィギュアの各国有力選手を招いて「ジャパン・ワールドチャレンジ2005(仮称)」が開催されるそうです。目的は、日本選手の演技機会を増やし、同時に海外有力選手の状況をチェックすることだとか。当然、日本選手もチェックされることになるでしょうが、とりあえずはライバルの動向をつかんでおきたいのかな。問題点が見つかれば、10月下旬からのグランプリシリーズ開幕までに、修正することも可能ですからねー。
出場するのは男女6人ずつで、日本からは村主章枝選手、安藤美姫選手、荒川静香選手の世界選手権代表組の予定。海外からは、世界チャンピオンのイリーナ・スルツカヤ選手(ロシア)を招待するそうですが、あとの2人はだれになるんでしょう。きらびやかな顔ぶれを期待したいですけど。
それから、男子については「だれが出る」とも報道されていないのですが、こちらのほうも気になります。できればもうちょっと注目してほしいもんですね。
ところで、上記の大会にも出場する安藤美姫選手ですが、このオフシーズンはほとんどアメリカで過ごすことになりそうです。すでに、キャロル・ヘイス・ジェンキンスコーチに師事することが決まっていますが、5月上旬に渡米してからは、日本にはほとんど帰らず、練習に励むとか。高校のほうはとりあえずおいといて?、トリノに懸けるようですねー。
今季はなんとなく伸び悩みが感じられたので、環境を変えるのはいい選択かもしれません。あと、どうでもいいことばかり報道するマスコミを避けるためにも、日本にいないのが得策かも。

4月10日
フィギュア関連の話題を二つばかり。
まず、日本スケート連盟より、トリノ五輪の代表選考についての発表がありました。代表を選ぶ際の基準とするのは、今季(というか、五輪前年のシーズン)と来季(五輪シーズン)の成績をポイント化したもの…というのは、すでに伝えられていたのですが、今回は、今季分のポイント化された数値が明らかになりました。
最も上位につけているのは、世界選手権で日本人最高位の5位だった村主章枝選手。続いて安藤美姫選手で、以下、恩田美栄選手、荒川静香選手となっています。
正直いって、結構意外な順位です。1位の村主選手は当然なんですけど、世界選手権9位、グランプリファイナル2位の荒川選手より、四大陸2位の恩田選手のほうが上なんですねー。まあ、いずれにせよ、3枠を巡ってこの4人が争っている…ということなんですけどね。
五輪代表は、この持ち点に、来季のグランプリシリーズ、同ファイナル、全日本選手権などの得点を加算して決めるとのこと。ただし、ファイナルで3位以内に入った選手は優先的に内定、ポイント差が僅差なら、状況によっては逆転する場合もあるそうです。結局は、代表が発表されてみないことにはわからない、って感じになるんでしょうか。
それから、もうひとつの話題は、浅田真央選手がシニアのグランプリシリーズに参戦することです。今季は、ジュニアのタイトルを総なめにしてしまったし、それも、驚くほどの圧倒的な大差をつけてましたからねー。これ以上ジュニアにいても、得るべきものはあまりない…ということかも。
ただ、グランプリには出られても、五輪や世界選手家には出場資格がないのが残念です。それでも、ここでいい経験を積んで、2007年の世界選手面(日本開催)で、華麗なるデビューを果たしてほしいもんですわ。

4月4日
フィギュアの安藤美姫選手の、新コーチが決まりました。1960年スコーバレー五輪女子シングル金、56〜60年世界選手権5連覇の、キャロル・ヘイス・ジェンキンスさん…なのだそうです。さすがに「こういう選手だった」とは説明できないのですが、実績は充分ということでしょう。安藤選手の指導に集中できるという点も、大きかったようです。
今後、安藤選手は5月上旬に渡米し、ジェンキンスさんのもとでプログラム作りと練習を開始するそうですが…。シーズンが始まるまでわずか5か月。正直いって、きびしいなーとは思いますね。ずっとアメリカに行きっぱなし…というわけでもないようだし、時間は限られてるし…。それに、なんといっても相性は、やってみないことにはわからないですからねー。
ただ、ジュニアのころから注目されていたわりには、ここのところ、ちょっと伸び悩んでる感じなので、思い切って環境を変えるのもありかなーという気もしています。最大の欠点である(と私が思う)「動きの重さ・鈍さ」が、少しでも改善できれば、印象は全然変わってくるはずなので。

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