2003年のトピックス           10 11 12

1月30日
高橋尚子選手が、積水化学を退社することになりました。小出監督の辞任の時点で予想はついてましたけどねー。今までの経緯からして、彼女が監督から離れることはないだろうなーと。今後は、小出監督(…と、もう「監督」じゃないんだっけ)とコーチ契約を結んで指導を受けるそうです。まあ、これですっきりしただろうし、アテネに向けてがんばってほしいもの。ただ、積水化学のほうはどうなっちゃうのか心配です。ほかにも退部する選手がいるみたいだし…。拠点を佐倉市から柏市に移すらしいんですけど、なんでかしら?

1月28日
日本陸連によると、パリの世界陸上とアテネ五輪ではメダル2、入賞4が目標なんだそうです。メダルの内訳は、女子マラソンとハンマー投げ各1。ハンマーは当然室伏選手なわけですが、確かにメダルに手が届きそうなのはその二つ以外考えられないですもんね。入賞はというと、男女マラソン、男子400mリレー、男子400mハードル、男子競歩がその候補種目。うまくいけば実現は可能でしょうが、アジア大会ではことごとく目論見がはずれちゃいましたからねー。でも、あえて希望的観測を書くなら、私的には男子100mと200mでの決勝進出=入賞を期待したいです。アトランタあたりからずっと、希望は捨ててませんから(笑)。

1月26日
大阪国際女子マラソンは、超ハイレベルな戦い! 優勝した野口みずき選手以下、3人が2時間21分台というものすごさでした。底上げは、着実になされてるなーと実感しましたね。くわしくは「陸上競技観戦記」のページでどうぞ。

1月25日
競泳の短水路W杯も今季最終戦となりました。北島康介選手はここでも好調さを維持。男子200m平泳ぎでは、17日に出したばかりの日本記録を1秒以上縮める2分6秒32で優勝。50m平泳ぎでも27秒31の日本新をマークし、4位に入りました。この分だと、夏にはまた「世界新」の声が聞かれるかも? また、女子50m背泳ぎでも中村真衣選手が27秒45の日本新で優勝。稲田法子選手は3位でした。男子400m個人メドレーの三木二郎選手、女子100mバタフライの矢野友理江選手も3位に入ってます。

1月23日
水泳の短水路W杯ストックホルム大会・男子100m平泳ぎで、北島康介選手が18日に出したばかりの日本記録をまたも更新。58秒64の日本新で2位に入りました。ここのところ記録ラッシュだし、腕の調子はもうすっかりいいんでしょうか。それから、男子50m背泳ぎで錦織篤選手が3位、女子100m背泳ぎは稲田法子選手が2位、女子200mバタフライでも矢野友理江選手が2位に入ってます。

1月22日
競泳の短水路W杯・女子50m背泳ぎで、中村真衣選手が堂々の優勝! さすが、短い距離が得意な彼女だけありますねー。休養してても、力は落ちてないみたいで一安心です。また、同種目で稲田法子選手は3位に入りました。ほかの種目はというと…。女子200m背泳ぎの寺川綾選手、男子100m個人メドレーの北島康介選手、男子100m背泳ぎの錦織篤選手が、それぞれ2位に入ってます。なぜにすべて2位?って感じですけど…。

1月21日
日本陸連が、「情報戦略チーム」というものを作るらしいです。具体的になにをするかというと、その名のとおり、各国の情報収集がメインみたい。ヨーロッパ、アメリカ、中国、アジア諸国が今どんな感じか、っていうのを把握しておくためなんでしょう。なんせ、アジア大会は予想外の惨敗でしたからねー。その原因のひとつに、中東諸国の競技力向上を見落としてた…ってのがあるのは事実だし。やっぱ、相手の力はきっちり把握しとかなきゃ、対策だって立てられないですもんね。

1月19日
都道府県対抗男子駅伝、やはりというか、残念ながらというか、兵庫は勝てませんでした。みどころは多かったけれど、私としてはやはりちょっと残念…。もうちょっと優勝争いに絡んでほしかったなあ…。くわしくは「陸上競技観戦記」のページでどうぞ。
競泳の短水路W杯、昨日は「男子200m平泳ぎで北島康介選手が優勝&日本新」をお伝えしましたが、北島選手は18日に行われた100m平泳ぎでも58秒76の日本新を記録し、2位となりました。北島選手、世界記録を持ってる200は断然強いんですけど、100はあと一歩なんですよねー。こっちでも世界新出してほしい…というのは贅沢な願い、なのかなあ? また、男子50m背泳ぎの錦織篤選手と個人メドレーの三木二郎選手はともに3位。女子100m背泳ぎの稲田法子選手と200mバタフライの矢野友理江選手、400m個人メドレーの藤野舞子選手の3選手が2位に入りました。

1月18日
競泳の短水路W杯・男子200m平泳ぎ、北島康介選手が2分7秒48の短水路日本新で優勝しました。北島選手といえば、ご記憶の方も多いでしょう。秋の釜山アジア大会の200m平泳ぎで世界新を出した選手です。あのときは故障をかかえての出場でしたけど、今はもういいのでしょうか? ちなみに50mのほうは3位で、2種目制覇というわけにはいきませんでした。また、男子400m個人メドレーの三木二郎選手、同100m背泳ぎの錦織篤選手は2位。女子100mバタフライの矢野友理江選手と、同50m背泳ぎの中村真衣選手は3位でした。

1月12日
都道府県対抗女子駅伝は、兵庫が見事に優勝を果たしました〜。優勝は厳しいかなーと思ってただけに、うれしいです(笑)。くわしくは「陸上競技観戦記」のページでどうぞ。
男子柔道の嘉納杯、最終日は3階級が行われ、初日に続いて日本が全階級を制しました。100kg超級では棟田康幸選手が、4試合全てで一本勝ち。ただ、こう書くと圧勝!みたいなんですけど、実際はヒヤヒヤものの勝利でしたね。ニュースで見ただけですけど、準決勝、よくあの押さえ込みから逃げましたよ。次はもっと楽に勝ってほしいですねー。

1月11日
男子柔道の嘉納杯国際大会が始まりました。初日は日本勢が4階級すべてを制覇。81kg級は中村兼三選手と秋山成勲選手が決勝で対戦し、ベテラン中村選手が貫禄勝ちしました。秋山選手もアジア大会で優勝してるし、けっこう興味深い対戦だったんですが、秋山選手がなかなか技を出せないまま、指導→注意→警告と、どんどん不利になっていき、結局そのまま終わってしまいましたね。秋山選手にとっては、もどかしさの残る敗戦だったかも。あと、「延長戦」のある試合を初めて見たんですけど、5分戦って、またさらに5分…というのは、かなりキツそうでした。66kg級で勝った鳥居智男選手は、8分過ぎて押さえ込んで勝ったんですが、その直前は2人ともヘロヘロって感じ。負けた韓国の選手は、押さえ込まれてしまうともう逃げる体力が残ってなかった…。でも、私としては納得のいかない旗判定よりは、こっちのほうがいいかなーと思ったりします。

1月8日
日本オリンピック委員会への国庫補助金が、前年度より10億円増額されることになりました。合計金額は27億2000万円余り…ということは、今まではたったの17億円だったんですねー。トップレベルのプロ野球選手の年俸だと、数人分じゃないですか。そりゃ、出すもの出さないで「メダル○個」とか言ってても、無理ですって。以前は補助金の足りないぶん(というかほとんど全額)、企業が負担してくれてたわけで、それにおんぶにだっこのままの状態でやってきたら、バブル崩壊→実業団チーム廃部という事態が起こってしまったんですよねー。この現象、すでにかなり前から出ていたのに、今までなにも対策を講じてないというのも間の抜けた話です。それでもまあ、出す気になってくれただけまし、ということで、この「ニッポン復活プロジェクト」の成功を祈りたいですね。

1月7日
宮崎女子ロードレースのハーフマラソンで、千葉真子選手が7年ぶりに優勝を果たしました。記録は1時間10分06秒とそれほどずば抜けたタイムではありませんが、前半ペースが遅かったみたいなので、そのへんは仕方ないでしょう。終盤のスパートは千葉さんが意識して前に出たそうだし、自分でレースを作って走れたのならもう大丈夫。まあ、スタート直後から突っ走る昔の彼女のスタイルからすれば、「おとなしくなったのかなー」って感じもしないでもないけど、それで終盤つぶれることも多かったですからね。フルマラソンをどう走りきるのか、そのへんは今月末の大阪国際で見てみたいと思います。これで見事世界選手権への切符をとれるでしょうか?

1月4日
釜山アジア大会でドーピングにより失格となっていた、陸上女子のスニタ・ラニ選手(インド)に、疑惑から一転「シロ」という判定が下されました。あのときは、1500mで金、5000mで銅を獲得した直後のドーピング発覚で、かなりショッキングな出来事ではあったのですが…。それが実はやってなかった、となると、ちょっとあんまりかなぁって感じです。検査手順に誤りがあった、ということらしいですけど、選手生命にもかかわってくることだけに、もうちょっと慎重に対応してほしいもんだなーと思いました。

1月3日
復路は、駒沢が層の厚さを見せつけて圧勝しました。もう強すぎです。ほかの大学もがんばってくれ〜と言いたいです。くわしくは「陸上競技観戦記」のページでどうぞ。

1月2日
正月の風物詩になった感のある箱根駅伝。往路を制したのは山梨学院、優勝候補の筆頭・駒沢は2位でした。くわしくは「陸上競技観戦記」のページでどうぞ。

1月1日
元旦のニューイヤー駅伝は、「三連覇危うし」の声をのともせずコニカが優勝を果たしました。まさに圧勝でした。くわしくは「陸上競技観戦記」のページでどうぞ。
男子マラソンの日本最高記録保持者・高岡寿成選手が、年末の福岡国際でアテネ五輪に挑戦することになりました。五輪選考レースは12月の福岡、2月の東京、3月のびわ湖ですけど、なかでも一番格が高い大会が福岡国際。やはり高岡選手には、そういう大会で勝って、代表の座をつかんでほしいです。ちなみに福岡には、前日本最高記録保持者の藤田敦史選手も出場を予定しているそうで…。藤田選手もこんどこそ故障のないよう調整して、2人でいいレースを見せてほしいですねー。

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