2004年のトピックス 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
3月31日
※分裂したテコンドーの二つの団体は、結局、JOCが期限とした3月31日までに一本化することはできませんでした。岡本依子選手をアテネへ送り出すために、なんとかしてほしかったんですけど、結局は分裂状態のままでタイムリミットを迎えることになってしまいました。
JOCはすでに、統一されなければ派遣は見送る…と決めています。このままなら、岡本選手の派遣はなくなってしまいます。ただ、全日本テコンドー協会は、個人の資格でエントリーできるよう、今後も働きかけていくとのこと(日本テコンドー連合のほうは、どういう考えなのか知らないですけど…)。団体に資格がないのなら、個人として送り出せばいいやん!って思うのですが、JOC的にはそうはいかないのでしょうか。集まった約9万5000人分の署名や、河村文部科学相もの発言なんかが、追い風になってくれればいいんですけどねー。
一般社会では必ずしも、がんばった人、結果を出した人が評価される…とは限らないじゃないですか。いつも貧乏くじばかり引いてる人もいるし、理不尽なことって、本当に数え切れないくらいありますよね。だけど、スポーツの世界では、実力、努力、結果etc.が、かなりストレートに評価してもらえる…(完全に、ではないですけど)。それがいいところだと思うんです。
だからこそ、こんな理不尽な理由で、岡本選手の派遣をとりやめにしてほしくないんですよ。自分が実力でとってきた出場枠が無駄にされるなんて、あってはならないんじゃないか…と思うわけです。
あまりうまく言えないですけど、なんとか岡本選手がアテネの舞台に立てることを祈ってます。
※全日本アマチュア野球連盟が、アテネ五輪の野球日本代表1次登録メンバーをJOCに提出しました。現在のところ、監督、コーチを除いて36名がリストアップされているようです。ここから最終的に24名にまで絞るわけですね。現時点で、名前は発表されていませんが、私の希望としては「勝てるメンバーで臨んでほしい」これだけですね。
3月30日
※団体の分裂で、依然として五輪へ行けるかどうかわからない…という状況のなか、岡本依子選手が帰国しました。この日はこぞって各局が岡本選手や家族、支援者の映像を流してましたけど、事態はそれほど好転したわけではなさそうです。街頭署名は約9万人分が集まったし、河村文部科学相も「がんばった人が出られないのはおかしい」みたいな発言をしてくれてたし(うろ覚えなので、まちがってたらお許しを)、なんとかJOCには柔軟な対応を見せてほしいですね。
分裂した団体トップのコメントとかを聞いてると、選手のことなんて全然考えてなくて、とても希望は持てそうにないんですよねー。あんな団体が存在していること自体、おかしいと思うのは、私だけではない…はず。本当に、なんとかして!って感じです。
※ホッケー女子の五輪予選で優勝した、日本チームが帰国しました。注目度「ほとんどゼロ」から、一気に「メダル有望種目」へと飛躍した感がありますね。ホッケー協会は、少ない資金の中から報奨金を出すらしいですが、それくらいのことはしていいかも。どうせなら本番でもメダルをとって、JOCに「うれしい悲鳴」を上げさせてほしいもんです。
※アテネの「屋根」関係のニュースです。本当に完成するのかどうか、謎につつまれている?五輪スタジアムの大屋根ですが、いちおう6月末までに設置されて、そのあと電気関係などの工事に入り、最終的には7月27日にすべて完成するとのことです。この前までは7月20日といわれてたんですけど、数日間でまた1週間伸びてしまいましたねー。この分だと、8月にずれ込む危険性大ですね…。でも、さすがに7月中には終わらせてほしいですよねー。危なすぎ。
それでも、自転車競技会場の屋根のほうは、先週末、無事につけることができたそうで…。この調子で、ほかの施設についてもちゃっちゃと工事を進めてほしいもんです。
あとは、結局「屋根なし」となった競泳会場ですが、こちらには代わりに「日よけ」をつけるそうです。どういうものかはよくわかりませんが、今からとりかかって完成は…するんでしょうね?
3月29日
※フェンシング・男子フルーレの太田雄貴選手と、女子エペの原田めぐみ選手が、国際フェンシング連盟のランキングにより五輪出場権を獲得しました。3月末までのランキングで決まるのですが、現時点で対象となるW杯はすべて終了しているので、もう変わることはないそうです。
フェンシングでは団体の出場を逃していて、あとは個人しかなかったわけですが、とりあえずは順当に2人が切符を確保できて、良かった…というところでしょうか。まだ、4月のアジア・オセアニア地区最終予選が残っているので、さらに何人かをアテネに送り込めればいいですねー。
※五輪出場枠を獲得しながら、国内団体の分裂でアテネ行きが絶望的になっている、テコンドーの岡本依子選手ですが…。この日、父の浩氏をはじめ、関係者が日本オリンピック委員会事務局を訪れて、9万4762人分の署名を提出したとのことです。JOC側は幹部不在を理由に受理せず、一時預かりの形としたようですが、これは預かってもらえただけでも良かったかも。
最近は、岡本選手の派遣について前向きな発言も出てきているだけに、今後の対応に期待したいものです。自分の力でとってきた出場枠を、全然知らないところで起きている抗争のせいで無駄にされちゃったら、そんな悲しいことはないですよね。
※国内予選で失格し、競泳男子400m自由形の五輪出場を逃したイアン・ソープ選手ですが、ここへきて、同種目での五輪出場に可能性が出てきました。オーストラリア水泳連盟の会長によると「まだ何が起きるか分からない」のだとか。この種目には、ソープ選手とグラント・ハケット選手がいて、オーストラリアの1、2位がかなり有力なだけに、豪水連としてもあっさり切り捨てたくはないんでしょうねー。
ちなみにソープ選手は、200m自由形では順当に優勝して切符を手に入れたようですが…。最も得意とする400での出場は、果たして叶うのでしょうか?
※国際陸連のディアク会長がアテネで会見し、遅れが指摘されている五輪スタジアムの屋根について、予定通り設置されるだろう…との見方を示しました。これが、希望的観測でなければいいのですが…。
アテネで世界陸上が行われたときの暑さって、相当すごかったような記憶があるんですよね。蒸し暑い日本に慣れているはずの選手からも、そういう声があがってましたから…。できれは屋根は、ついてくれたほうがいいんですけどねー。
3月28日
※ホッケー女子のアテネ五輪予選、日本は決勝でスペインを1−0で下し、見事に優勝を飾りました。スペインは、日本が予選リーグで唯一の黒星を喫した国で、世界ランク6位の強豪なんですよね。決勝で、しっかり予選の借りを返して優勝してしまうあたり、すごい!の一言です。
五輪では、すでに各大陸枠を獲得している強豪国も加わるので、今回の予選と同じ…というわけにはいかないでしょうけど、それでも日本女子にメダルは充分期待できると思います。本番でも、今回みたいな試合をしてほしいですね。
※ソフトボールの日本代表が、27日にアテネのソフトボール競技場を視察しました。これは、イタリアでの強化合宿から帰国する際、ギリシャに立ち寄ったもの。遅れが指摘される会場は多いのですが、幸いこの競技場にはすでに芝も植えられて、準備はほぼ整っている様子です。宇津木監督や選手たちも、いよいよ実感がわいてきたんじゃないでしょうか。監督は「ここで胴上げされたい」と語ったそうですが、本当にぜひ、その光景を見せてほしいものですねー。
3月27日
※あのイアン・ソープ選手が、世界記録を持っている男子400m自由形での、アテネ五輪出場を逃してしまいました。なんと、予選でフライングを犯し、失格となってしまったそうで…。しかも、フライングというよりは「プールに落ちた」という感じだったようだし…。予選なんて、半分くらいの力で泳げば通ったでしょうにねー。本当に強い人が出てこないのは、どの競技でもやっぱつまんないですよね。
3月26日
※国内団体の分裂問題で、岡本依子選手の五輪派遣が難しくなっているテコンドーですが、ここへきて希望が生まれてきました。河村建夫文部科学相が、選手の派遣と分裂問題は切り離して考えるようJOCに申し入れ、JOCの竹田恒和会長も、再検討する姿勢を示しているそうです。一時は絶望的と思われていたのが、希望の光が差してきた…というところでしょうか。
分裂問題と岡本選手は一切関係ないので、そんなことで選手が犠牲になるのって、やりきれないですよね。なんとか出場が実現することを願っておきます。そのうえで、分裂問題にもきっちりと決着をつけてほしいです。
※ホッケー女子の五輪最終予選、日本は準決勝でドイツに3−0で勝って、決勝進出を果たしました。前半に先制点をあげ、後半に2点を加点。かなりいい勝ち方だったようです。これで残すは決勝のみ。28日、スペインと対戦しますが、ここで勝ったら凄いかも…。一躍、メダル有望種目になりそうな感じです。
3月25日
※25日、オリンピアの遺跡で聖火の採火式が行われました。ニュースでもこのもようが放送されていましたが、なんだか本当に「いよいよだなー」という気分にさせられますね。巫女?姿の女性(女優さんだそうですね)が、鏡で太陽の光を集めて生まれた聖火は、古代五輪の競技場に運ばれて、第1走者のコンスタンティノス・ガツィウディス選手(ギリシャのやり投げ選手)に渡され、聖火リレーがスタートしたそうです。第1日は、競泳のアレクサンダー・ポポフ選手(ロシア)などが走ったそうですが、できればその様子なんかも見てみたかったなー。これから回る五大陸の各都市では、きっと過去の有名選手などがこぞって参加するんでしょうね。
※フェンシングの団体種目(男子3、女子1)で、日本はひとつも五輪出場権をとることができませんでした。…といっても、シドニーでもそうだったので、今回特に「レベルが落ちた」ってことではないと思います。
個人では今のところ、3月末までの国際フェンシング連盟(FIE)のランキングで、女子エペの原田めぐみ選手は出場権獲得がほぼ確実とのこと。ほかにも、可能性のあるいくつかの種目でW杯に出場し、出場権獲得を目指すそうです。あと一歩の選手もいるみたいなんで、がんばって1人でも多くアテネに行ってほしいですね。
なお、FIEランクで出場権をとれなかった種目については、4月に行われるアジア・オセアニア地区最終予選に回るそうです。
3月24日
※ホッケー女子の、アテネ五輪出場が決まりました! 1次リーグ最後の試合、日本は韓国に4−0で勝ってB組1位となり、この大会の4位以内が確定。5位までに与えられる出場権を獲得しました。女子ホッケーで日本が五輪に出場するのは、これが初めて。試合終了の瞬間がニュースで流れていましたが、選手の喜びかたを見ていると、なんだかこちらまで感動してしまいました。
それにしても、格上と見られていた韓国に快勝したということで、日本チームの実力自体が上がってると思っていいんでしょうね。せっかく1次リーグ1位で通過したんだし、決勝トーナメントでもがんばってもらって、アテネへ向けて弾みをつけてほしいです。なお、26日の準決勝では、A組2位のドイツと対戦します。
※ボクシングでは、五輪アジア2次予選が行われましたが、残念ながら日本勢は1人も五輪出場を決めることはできませんでした。ライトフライ級の五十嵐俊幸選手は、あとひとつ…というところまで勝ち進んでいたのですが…。残念でした。
ボクシングの五輪予選はあと1回、3次を残すのみです。日本はまだ1枠も獲得できていないのですが、なんとか最後のチャンスに懸けてほしいです。
※テニスの杉山愛選手が、一時は「出ない」としていた五輪へ、出場する意向とのこと。どうやら日本テニス協会が、ずっと出場要請をしていたみたいですねー。杉山選手自身がかなり消極的だったので、無理矢理出てもなーと思っていたのですが…。出ると決めたからには、気持ちを切り替えて五輪に臨んでほしいです。
なお、テニスの場合、枠は6月14日時点の世界ランキングで、48位以内(1か国4人まで)に入っていればいいのですが、これについては現在10位とまったく問題なし。ダブルスにも出るらしいのですが、だれと組むのか気になるところです。
※サッカー女子の五輪アジア予選は、4月18日から日本で開催されますが、直前の強化合宿に参加する日本代表候補の20人が発表になりました。アジア予選の登録メンバーは20人なので、おそらくこのメンバーが、そのまま予選に出場するものと思われます。サッカー男子に続いて、ぜひ女子もアテネ行きを決めてほしいですね。候補選手は次のとおり。
山郷のぞみ、小野寺志保、大部由美、磯崎浩美、宮崎有香、山岸靖代、矢野喬子、下小鶴綾、酒井與惠、小林弥生、安藤梢、川上直子、山本絵美、柳田美幸、宮本ともみ、荒川恵理子、永里優、丸山桂里奈、大谷未央、澤穂希。
3月23日
※ホッケー女子の五輪最終予選、日本はスペインに0−1で敗れました。勝っていればアテネ行きが決まってたんですけどねー。前半は0−0だったのですが、後半は堅守もわずかに及ばず…。僅差だっただけに、よけい残念でした。
これで日本の通算成績は2勝1敗。24日の韓国戦で勝つか引き分けるかすれば、アテネに行けることになります。韓国は強敵ですが、今大会の調子の良さからすれば、可能性は充分あります。勝って、出場を決めてほしいですね。
※柔道女子の日本代表合宿が公開されました。最終選考会の全日本体重別選手権は、来月の11日に行われます。まだ先のことだと思っていたのに、もう半月とちょっとしかないんですよねー。当然、各選手とも、熱の入った練習を見せてくれたんじゃないでしょうか?
報道のほうは、相変わらずヤワラちゃんこと谷亮子選手(どうも「田村」じゃないと違和感が残るなー)一辺倒ですけど、代表争いが熾烈な階級はいくつかあるので、そのあたりの選手の好不調なんかも知りたかったですね。
※国際水泳連盟は、五輪競泳会場の屋根建設を断念したことについて、強い調子でギリシャ政府とアテネ五輪組織委員会を非難する声明を出したそうです。そういえば、少し前に「断念」と報じられたときにも、「絶対に必要」と言い張ってましたからねー。
でも、いろいろと事情を聞いてみれば、国際水連が怒るのも無理はないみたい。2001年の時点では、ギリシャ政府は「屋根の設置は保証」していたそうだし、今月の3日にも政府担当者は「7月15日までに準備を終える」と確約してたらしいですから。「信じちゃいけなかったのね」といったところかなー。
遅れを指摘する声は、ずいぶん前からあがっていたのに、結局最後まで取り戻すことができなかったのは、やっぱ見通しが甘かったんだろうし、管理能力も不足してたんでしょうね。
※懸念事項が続出しているアテネで、また新たな問題が発生しました。なんでも、競技施設にネズミが住みついて、その数が増えてきているのだとか…。ちなみに、駆除が必要なのはガラツィ・ホール(卓球と新体操の会場)、アノリオシア・ホール(柔道、レスリング会場)、イラクリオンとボロスにあるサッカー会場…だそうです。いちおう、各施設ごとに40万円の費用を投入して、駆除を図るとのことですが、本当にちゃんとやってくれるのかなぁ…。柔道の試合の最中に、畳の隙間からネズミが現れたりすることがありませんように…。
3月22日
※野球のアテネ五輪1次リーグの、対戦日程が決まりました。日本は8月15日の初戦でイタリアと対戦し、続いて16日にオランダ、17日キューバ、18日オーストラリア、20日カナダ、21日台湾、22日ギリシャ、となっています。やはり注目は、17日のキューバ戦でしょう。本当の勝負は決勝トーナメントだと思いますが、予選の試合も見逃せませんよね。
※野球についての話題をもうひとつ。プロ野球実行委員会で、アテネ代表候補の1次登録リストが、各球団に配布されたそうです。ここから絞り込みを行い、最終的には24人が派遣されることになります。最終決定は6月25日だそうですが、それまで候補選手の名前などは、一切外部には公表されないとか。とりあえず、勝てるメンバーを選んでくれてる…はずですよね?
3月21日
※クレー射撃女子ダブルトラップの五輪代表に、井上恵選手が内定しました。井上選手は2月に行われたアジア選手権の、この種目で優勝して枠を獲得し、代表入りは確実と見られていました。
同じ射撃でも、ライフル射撃のほうは多くの枠を獲得できたのですが、クレーでは1枠のみ。ただ、8年前のアトランタ五輪では6位入賞している(吉良佳子選手)種目だし、世界に通用しないことはないと思います。レベルの高いアジアのチャンピオンになって、枠を獲得したんだから、堂々と戦ってきてほしいです。
※福井で行われているフェンシングのW杯最終日、男子フルーレ個人戦で太田雄貴選手と山口徹選手が準決勝まで勝ち進み、ともに3位となりました。これは、日本勢のW杯過去最高タイの成績なんだそうです。2人のアテネ行きも、ぐっと近づいてきましたね。このあとも、好成績を挙げてくれることを期待しておきます。また、女子では菅原智恵子選手が準々決勝まで進出したのですが、残念ながらそこで敗れてしまいました。
フェンシングの五輪枠は、3月末までのW杯ランキングなどをもとに決められます。あと少し…そのときには何人かの名前が、「代表選手」のページに追加できればいいですねー。
※陸上の世界クロスカントリー選手権、ジュニア男子8kmで佐藤秀和選手が17位、北村聡選手は24位、松岡佑起選手28位、上野裕一郎選手36位…となって、日本は団体で5位に入りました。ちなみに、男子12kmのほうでは団体15位…。女子もそうなんですけど、なんでジュニアではそこそこの成績がとれるのに、シニアになるととたんに順位が下がってしまうのでしょう…。個人でも大津誠選手の40位が最高で、三津谷佑選手は73位、大島健太選手は78位…(以下略)。三津谷選手も大島選手も、今注目の若手だし、もう少し上の順位でゴールしてほしかったですねー。
女子4kmは、大越一恵選手の25位が最高。ただ、大越選手は前日の8kmでは64位に終わっているので、それよりは大幅に順位アップしてますね。彼女は、ロードに強い選手…という印象があるのですが、トラックの10000mでは距離が短すぎ、かといってマラソンでは長すぎるように思えてしまいます。どっちに適性があるんでしょう…?
※陸上の為末大選手(男子400mハードルの日本記録保持者)が、アジアパートナーシップファンドという会社と、所属契約を結んだそうです。為末選手は2001年の世界陸上で銅メダルを獲得したものの、以来伸び悩み、昨年は準決勝で敗退。その後、所属企業を退社し、母校の法大に練習拠点を移していました。とりあえずは、所属先が決まってほっとしたんじゃないかなー。これからはアテネに向けて、集中していってほしいですね。
3月20日
※ホッケー女子の五輪最終予選第2日、日本はアメリカに3−1で勝って、これで開幕2連勝。アテネが少し、近づいてきた感じです。
ちなみに日本の世界ランクは11位で、予選B組の中では5か国中4番目なんですね。トップが韓国の6位で、以下、7位スペイン、10位アメリカ、次が日本で、一番下が17位のロシアとなっています。今のところ、ロシアとアメリカという、ランクが下のほうの国には勝っているので、あとはスペインか韓国のどちらかに勝てば…というところですー。
日本の次の試合は23日。ここでいよいよスペインと対戦します。勝って、アテネへ行ってもらいたいですね。
※陸上の世界クロスカントリー選手権第1日、ジュニア女子6kmで宮井仁美選手が10位、野原優子選手が11位となりました。以下、新谷仁美選手19位、寺田恵選手は27位…などとなっています。上位4人のタイムで争う団体では3位に入っていて、私のイメージとしては、「指定席確保」というところでしょうか。ただ、一般の女子8kmでは、市川良子選手の37位が最高なんですよね。ジュニアではそこそこ良い成績がとれるのに、なんで年齢が上がるとこんなに差がついてしまうんでしょう…。このあたりの差が、トラック種目だともろに出てくるんですよねー。
また、男子4kmに出場した岩水嘉孝選手は、96位に終わってしまいました。もうちょっと、上が狙えると思ったんですけどねー。残念です。
※アテネ五輪組織委員会はついに、競泳会場の屋根については「設置を断念する」と発表しました。少し前にも「断念」と報道されていたのが、国際水泳連盟などの反対もあって、再度設置する方向に行っていたんですけどねー。このままだと、テスト大会さえ開催できなくなるかもしれないし、結局は「無理」となったようです。
これにより、日中のレースを避けるため、競技時間が変更されるかもしれないそうです。ひとつ予定が狂うと、いろいろ影響が出てきますよねー。
ちなみにここまで遅れた理由は、「請負業者が、技術的な問題を理由に撤退したから」だそうです。そんなんだったら、最初から請け負わなきゃいいのに…。てゆーか、そんな業者に発注した組織委員会?も、甘かったor見る目がなかった、ってことですかねー。
3月19日
※ホッケー女子の五輪予選が始まりました。先日行われた男子の予選では、日本は残念ながら出場権を逃してしまいましたが、女子は第1戦でロシアに6−1と圧勝し、うれしい白星スタートを切りました。予戦リーグB組の日本は、このあとアメリカ、スペイン、韓国と対戦。ここで2位以内になって決勝トーナメントに進出すれば、その時点で五輪出場が決まる…はずです(たぶん)。女子はなんとか頑張ってほしいですね。
※アテネでは、体操の組み合わせ抽選が行われました。最近はいろいろと細かいことが、決まるようになってきましたねー。で、注目の日本男子なのですが、幸運にも最終の3班で演技できることになりました〜。しかも同じ班には、実力No.1の中国が入っているとあって、高得点が出やすいのもなかなか良い感じです。ちなみに、メダルを争うと見られるアメリカ、ロシアはひとつ前の2班。なんとかこの2か国より高得点をとってもらって、いい位置で決勝に臨んでほしいですねー。
なお、日本の女子は団体出場がないため、個人総合へ2名のみの参加となります。日本は1班の混成チームで演技することが決まりました。苦しいとは思いますが、なんとか1人は個人総合の決勝に残ってほしいですね。
※国際オリンピック委員会が、アテネ五輪には史上最多の202か国・地域が参加する、と発表しました。イラクの参加が決まったことで、最後にひとつ増えたようですねー。準備の遅れやテロの不安など、いろいろと問題はありますけど、組織委員会はちゃんと成功に導いてほしいものです。ちなみに、同じアテネで開かれた、第1回大会(1896年)では、たったの14だったそうで…。いったいどんな感じだったんでしょう?
3月18日
※サッカーのアテネ五輪出場が決まりました。バーレーンに負けたときは、ちょっとひやっとしましたけど、この日のUAE戦はいい試合ができましたねー。前半にセットプレーから2点を奪い、後半にも1点を追加。3−0で快勝しました。
やっぱ、サッカーにはだれもが期待してたわけで、いろいろ大変だったとは思いますが、本番でも前回より上を目指してほしいなぁ…。予選リーグの組分けが、今から気になるところです。
※テコンドーでは、唯一、岡本依子選手だけが、五輪出場枠を獲得しているのですが、このままではアテネに行けない可能性が高くなってしまいました。ずっと分裂が続いたままの全日本テコンドー協会と日本テコンドー連合が、3月末までに一本化されなければ、派遣を見送る…というのを、JOCが正式に決定したとか。
でも、今までさんざん協議してきて、それでも一本化できなかったのに、あと10日でまとまるなんて思えないですよね。でも、それができなければ、岡本選手はせっかく枠を獲得したにもかかわらず、五輪には出られないんです。
こんな理不尽なことってあるのか…と思いますけどね。本来なら選手をサポートすべき団体が、ここまで足を引っぱっていいものなんでしょうか…?
※アテネ五輪のメーンスタジアムの大屋根といえば、競泳会場の屋根と並んで「本当に開幕までに完成するのかどうか」が注目されている施設なのですが…。工事が終わるのは、なんと開会式の約3週間前、7月20日になるんだそうです。計画では4月にできる「はず」だったらしいのに、なんでここまでずれ込んでしまったんでしょうねー。このぶんだと、7月20日という「現時点での予定」も、また狂う可能性だってあるわけで…。果たして開会式が行われるときに、屋根はついているのかなー。
ところで、この屋根がどういうものかというと、なんでも特殊ガラスでできていて、これによって熱を遮るのが目的なんだそうです。ものすごく暑いアテネの夏対策、といったところでしょうか。ただ、「絶対に必要」というわけでもないので、不可能だとはっきりわかったら、早めにあきらめてほしいものです。
ちなみに競泳会場の、屋根の完成予定は7月末とのこと。一時は「屋根なしに決定」と報道されましたが、結局はつけるようですね。でも、テスト大会もやらなきゃならないのに、日程も決まってないそうだし…。いちおう、「工期の合間をぬって」行われることにはなっているそうですが、本当にできるのかどうか、かなり不安になってきました。
3月17日
※女子レスリングの強化合宿が公開されました。実戦練習以外に、筋力トレーニングも披露したとか。代表に決まった3人の選手は、特に力が入っているでしょうねー。これからますます注目されていきそうだし、重圧なんかも感じてくるでしょうけど、「実力世界一」の日本代表としてがんばってほしいですよね(月並みですが)。
なお、まだ代表が決定していない48kg級については、4月13日に伊調千春選手と坂本真喜子選手の間でプレーオフを行うことになっています。こちらの結果も要注目ですね。
3月16日
※日本陸連会長の河野洋平氏が、今回の選考について「正しかった」と発言。しかも「この方法は変えない」とまで言ったとか。選ばれた選手についてはともかく、今回みたいな条件、出場選手、展開その他をすべて無視した、意味のない「タイム重視」を、4年後もやるおつもりなんでしょうか? そんなことをしたら、特に女子では最初に行われる東京なんて、だれも出なくなっちゃいますよ(コースは一番きついし)。ほかにもいろいろと書きたいことはありますけど、「なんだかなぁ〜」って感じですかね。
※サッカーの五輪アジア最終予選、日本は2−1でレバノンに勝って、なんとか首位を保ちました。日本は先制するも途中で追いつかれる…という、ちょっと嫌な展開となりましたが、後半24分に勝ち越し点をあげてそのまま逃げ切り。とりあえずは良かったです。
ただ、勝ち点は10で、バーレーンと並んでますからねー。得失点差ではかなり日本のほうが有利ですけど。18日に行われるUAEとの最終戦では、「点をたくさんとって、勝ってくれ〜」ってところでしょうか。
※聖火リレーの、東京でのルートが明らかになりました。6〜7時間かけて、レインボーブリッジ→東京タワー→銀座→浅草→東京ドーム→駒沢オリンピック公園→渋谷→新宿・東京都庁、と走るそうです。東京の地理にはあまり詳しくない私ですが、このくらいなら少しは把握できるかな。浅草を疾走(というほど速くないけど)する聖火ランナーなんて、ちょっとおもしろいかも…。走る姿を想像しただけで、なんだかワクワクしてきました(笑)。
※ギリシャのロドゥサキス駐日大使が記者会見し、「安全な五輪の開催を約束」したそうです。とにかく、その言葉通りになってもらわなきゃ、シャレにならないので…。実際の関係者は、めちゃくちゃ大変だと思いますけどねー。 |